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レポートno29

Youth talk about JAPAN が結成されてから1年を過ぎ2期目に突入。
2nd editionとして出発したのが07年9月。若者の若者による若者のためのサークルとして「ユース」なメンバーが集い様々な問題に向かう。

07年12月20日ユーストーク第一回「メディアと市民」がAsagaya LOFT Aにて開催。講師は川田龍平参議院議員、松浦大悟参議院議員、保坂展人衆議院議員の三名で、それぞれメディアとの関わり方として大まかに、取材される側、分析する側、取材する側の立場として討論して頂いた。

川田議員は、自身の薬害エイズ問題、取材される際の心境、そして現在に至るまで「支援をより引き出したのがメディアであり、メディアの影響力は大きい」と語る。

松浦議員は、報道とメディアリテラシーについて。「成田闘争」を例に農民側と機動隊側、取材する際のカメラマンの立ち位置(主観)により市民の報道の受け取り方が大きく変わると話した。また、テレビコマーシャルやテレビ番組に関しては善意によるためで視聴者を騙すつもりはないという自身の経験と、メディアリテラシー教育だけでは市民社会は生まれないとした。

保坂議員は、自身がジャーナリストの際に特に取り組んでいたイジメ問題の統計数の問題や報道が政治利用されるという話。松浦議員のメディアは善意による行動なのだという事に対して、情報面における市民運動が必要ではないかとした。

ユーストークとしては、メディアリテラシーを国民一人ひとりが持つ必要があるが、情報を発信する側も「視聴率」を上げるための心理的情報発信を行う。
しかも善意の積み重ねによるもの。よって、情報面における市民運動を活発化させ、発信される情報に様々な形(オルタナティブメディアなど)で介入する必要があるのではないかと思う。

それを2nd editionの大きなテーマ「教育」にどう反映させていくかが今後の課題だ。

thanks1

国会議員と直接討論ができ、また質問ができる絶好の機会となりました。
今後も定期的に討論会を行う予定の「Youth talk about JAPAN」。
詳細が届きましたら、「お知らせメモ」に掲載していきますので、是非、参加してみましょう。

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