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2013-03-27up

これからどうなる? 日本の食と農〜TPPと地域の事例から 講師:金子勝さん(経済学者/慶応大学教授)ゲスト:枝元なほみさん(料理研究家)

4月14日(日)15:00~18:00(開場14:30)

@カタログハウス本社 会議室

参加費 2000円(学生1500円)/中学生以下無料
定員 40名

※参加費は、当日の受付にてお支払いください。
※学生の方は、当日受付で学生証をご提示ください。
※定員(40名)になり次第締め切らせていただきますので、ご了承ください。

 「原発を動かしたら経済成長はできない。日本は今、20世型の〈集中メインフレーム型〉から21世紀の〈地域分散ネットワーク型〉へと、転換していく過程にあります。原発産業に代表されるような、集中メインフレーム型の経済システムはもう断末魔の状況にあるのです」。
 そう「マガ9インタビュー」で語ってくれた金子勝さん。日本は脱原発に舵を切り、経済も社会も持続可能へと転換し、新しいビジネスチャンス、イノベーションも生まれると思っていたのに…。
 食と農業にも関心が深い金子さんは、既に2007年に出版された『金子勝の食から立て直す旅 -大地発の地域再生-』において、全国の農山村が抱える問題点を指摘するだけでなく、そこから立ち上がろうとする人々に「再生のヒント」を見いだしています。
 しかしそれから6年が経ち、東日本大震災という未曾有の大災害にみまわれた私たちは、今度は、政府によって、TPPという「えたいのしれないもの」に向かいあわなければならなくなっています。この状況をどのようにとらえていけばいいのか?
 暗くなってばかりもいられないので、「ほがらかに、しぶとくやっていきましょう」とおっしゃる料理研究家の枝元なほみさんをゲストにお迎えして、「チームむかご」の枝元さんの取り組みや、枝元さんと交流のある、地方生産者の活動などについても、お話しいただく予定です。
 「地域、エネルギー、食、農」をキーワードに、これからの「私たちができる社会転換」について、考えていきたいと思います。

参加お申し込みは、こちらのフォームから

※定員が40名ですので、参加希望の方は、お早めにお申し込みください。また、キャンセルの方は必ず前日までにお知らせください。当日キャンセルの場合は、参加費をいただく場合があります。

金子勝●かねこ・まさる 経済学者。慶應義塾大学経済学部教授。専門は、制度経済学、財政学、地方財政論。経済理論学会所属。著書に『新・反グローバリズム 金融資本主義を超えて』(岩波現代文庫)、『「脱原発」成長論 新しい産業革命へ』(筑摩書房)、『失われた30年 逆転への最後の提言』(NHK出版新書)など多数。オフィシャルブログ:金子勝ブログ

枝元なほみ●えだもと・なほみ 料理研究家。明治大学卒業後、劇場の研究生になり役者をしながらレストランで働く。劇団解散後、料理研究に。料理本の執筆の他、料理番組への出演多数。また農業支援団体チームむかごを立ち上げ、現在は社団法人「チームむかご」の代表理事。東日本大震災の後は被災地支援の活動(にこまるプロジェクト)も同法人で行っている。twitter:@eda_neko

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