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みんなのこえ

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1月9日から15日までに届いたご意見から

●マガ9対談:伊藤真さん×小林節さんについて

歌おう屋さん(59歳・男性・山梨県)

【人間「小林節」考】

若くして権力サイドから「先生」ともてはやされて調子に乗ってしまった反省と、自身の子どもの笑顔、そして妻の真情。
まことに人間味ある内容に感動さえ覚えました。

私は彼と中学時代の同級生ですが、彼の人なつっこい笑顔と、常にトップクラスだった彼の優秀さを思い出します。

●マガ9対談:伊藤真さん×小林節さんについて

十文字(衆愚代表)さん(32歳・男性・千葉県)

【小林節氏の主張には概ね賛成するが、伊藤真塾長とともに考案された厳格な軍隊管理法については異論を呈する。】

小林節氏の主張に納得する。
「侵略者兼負け犬という前科の特殊事情」という表現や、「"(改憲の論議に)関わったらいけない"なんて、逃げてる護憲派のことは、本当に気に入らない。進歩しないですよ。」
という主張には大いに賛同する。

しかし、"厳格な軍隊管理法"には異論を呈する。

詳細は「マガ9のブログ」のCommentsに記述するが、まず世界の潮流とかけ離れているし、軍隊の論理を軍人勅諭と混同し、現在の自衛隊を捉えた末の発言に思える。

以下の資料は自衛官の心がまえと宣誓文に関するものである。
http://www.clearing.mod.go.jp/hakusho_data/...
http://www.gyouseinews.com/domestic/...

特に後者では、自衛隊派遣に慎重な姿勢な幹部自衛官と、それを「この臆病者!」と罵る国会議員という、文民統制にあるまじき情景を記している。

クーデターを心配するより前に、我々文民の無知蒙昧を正すことが先決だと私は考える。

●雨宮処凛がゆく!(その38)について

佐野 鷹男さん(42歳・男性・愛媛県)

【妄想的希望対談】

「恋愛資本主義」と言えば、「喪」という概念で哲学を語る本田透さん(『喪男の哲学史』の著者)ですね。
雨宮さんと本田さんの対談ってのは、物凄く面白そうです。
お二人とも時代の最先端ですしね。

●雨宮処凛がゆく!(その38)について

へそ薬さん(33歳・男性・東京都)

【今年も応援してますよ】

昨年は『生きさせろ』を読んでから雨宮さんに惚れ込んでしまいました。今年もガンガン行きましょう。12月のサウンドデモに参加しましたが、あれは面白かったですね。また参加します。
今回の記事での、「恋愛資本主義」の打倒はキャッチーなテーマになると思います。
堀井憲一郎さん『若者殺しの時代』という著作はご存知でしょうか。女性誌がいろいろと金の掛かる仕掛けを作り出しているという内容が興味深い本です。いっそ、女性誌打倒とかファッション誌打倒とかまで行きませんか?

●雨宮処凛がゆく!(その38)について

音楽の友さん(26歳・男性)

【よくぞ言ってくれました! ありがとう!】

雨宮さんこんにちは。私は失業中の26歳の男です。
大学卒業後、非正規で働いてきました。
半年前に目の病気で失職。手術をして入院したら首になりました。

僕の友人たちも、非正規やメンヘラーやリストカッターの女の子など生きづらさを抱えた友達が多いです。
外国人のダブルの子達は、日本人に学校で「臭い、汚い」といじめられています。
僕たちの気持ちを代弁してくれる雨宮さんに感謝します。
ありがとう! ずっと応援してます!

●マガ9対談:雨宮さん×堤さんについて

マングースさん(45歳・男性・東京都)

【憲法25条を生かす運動を】

現在、憲法論議といえば、9条を対象に、改正反対、あるいは賛成という世論があり、私自身も憲法9条改正に反対の立場ではあります。
しかし一方、憲法の中にはすでに守られていない条項があるように思えます。25条の生存権です。
公園の路上生活者とかネットカフェ難民、彼らの状態は「健康で文化的な最低限の生活」未満ではないでしょうか。
先日、北九州市で生活保護申請を拒絶され餓死した男性のケースも然り。
よくいろんな自治体が、路上生活者のテントを美観を損ねるという理由で強制撤去したりしてるが、人権感覚を疑います。
また、そんなことに「市民の税金が使われるのは問題だ」という観点でのみ騒ぐ報道番組もです。

このように、すでに憲法25条違反のことがまかりとおっているのに誰も問題にしようとしない。
これからの政治家、労組、そして知識人は憲法25条違反を摘発し、貧困者の生存権の確保に向けて行動してほしいものです。

TY生さん(68歳・男性・三重県)

【政府自衛隊海外活動恒久法の制定を視野に】

「マガジン9条」2008.1.9の冒頭の記事に
《選挙では各党の候補者たちが憲法9条についてどう考えるかを私たち「マガジン9条」は、重要な投票の判断基準としてチェックしていくつもりです》と書かれていた。

私は、憲法9条への各党の候補者が密接不可分な形で態度を表明せざるを得ないのが、自衛隊海外活動恒久法だと思う。

福田首相は1月4日の年頭記者会見で
《国際平和協力ならば積極的迅速に活動できる態勢があってもいい。そのために恒久法を整備した方がいいという意見があった。私もそのような考え方を持っている》
と述べた。
朝日新聞の報道によれば、政府は秋の臨時国会での提出を視野に法案の本格検討に着手する方針を決めた。
この法律の骨子は、国連決議や国際機関の要請を前提に自衛隊を海外に派遣する。
治安維持任務や要人の警護活動を行なうために武器使用権限の拡大を図るとされている。
この任務は集団的自衛権行使の問題と絡んでくる。

ファシズム反対さん(33歳・男性・東京都)

【新テロ特措法成立】

新テロ特措法が成立しました。とても残念です。

僕が物心ついたときから、日本には9条も自衛隊も、両方ともありました。
その矛盾を、自衛隊を使って集団的自衛権を行使することはない、自衛隊を使って海外で武力行使することはない、という論理で説明されてきたし、それで自分を納得させてきたと思います。

インド洋への自衛隊の派遣で、9条と自衛隊の矛盾は説明できなくなったと思います。
僕はテロ特措法について、「あれは小泉政権の暴走だった、間違ってた」っていう結論を期待していました。

自民党と公明党の議員さんの中にも、インド洋への自衛隊の派遣が憲法違反だと感じている人が少しくらいいるんじゃないかと期待していたのですが。

中谷久子さん(76歳・女性・埼玉県)

【コスタリカの平和憲法】

コスタリカが何故軍隊を無くすことに成功出来たのかと疑問を書いたら、西羽潔さん(※編集部注:「戦争を語り継ごう リンク集」というサイトを制作されています)という方が、このページを教えてくださり、とてもよく解りました。素晴らしい記事だと思いました。

兄(87歳)は特務機関員として日中戦争の裏側を見てきました。
(HP『日中戦争の中の青春』)
私は銃後の子どもとして、辛い体験は戦後に尾を引きましたので『七十代万歳!』と言うブログを書いて、初めの頃は戦争の愚かさを語っていました。
最近の記事は日常のことが多くなっていますが。

そんな中で、九条を守りたいと強く思いながら、なかなか何も出来ずにいます。
若い人に戦争中の命令の馬鹿げていたことなどを語っているのみです。

何かすることはないかと探しています。
一介の貧しい年寄りではありますけれど。

今年はどんな年になるのでしょうか?
年頭から、理解しがたい国会模様となりましたが、
私たちはしっかりと見ていきたいと思います。
みなさんのご意見、お待ちしてます!

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