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2011-3-23up

中止となっていた
第7回「マガ9学校」は、
4月16日(土)開講となりました。

参加お申し込みは、こちらのフォームから


中止の発表以前にお申し込みいただいた皆さまには、
あらためてこちらから出欠の確認メールを送らせていただきます。

4月16日(土)15:00~17:30

講師:森達也さん(映画監督・作家)×保坂展人さん(前衆議院議員)

テーマ:「今は戦後か戦前か? オウム以降の日本社会を再検証する」+「3.11以降の日本はどうなる?」

参加費:2,000円(学生1,000円)

会場:カタログハウス本社地下2階セミナーホール(東京・渋谷)


※参加費は、当日の受付にてお支払いください。
※参加費お支払の際に、学生の方は学生証のご提示をお願いします。
※定員(150名)になり次第締め切らせていただきますので、ご了承ください。

1995年、史上最悪の凶悪事件だとされたオウム事件が起こりました。それから15年。「事件の深層」は未だ闇の中にあるにもかかわらず、教祖をはじめ幹部信者たちの死刑は確定され、「早くこの世から抹殺して欲しい」という声には、誰にもあらがうことができない状況にあります。

昨年11月、麻原彰晃の足跡をもう一度丁寧に辿ったノンフィクション『A3』を出版した森達也さんは、この本の中で「事件の構造や真相を解明することよりも、一刻も早くオウムを消滅させることをこの社会は強く望んでいる。これを一言にすれば、『何でもいいから早く吊せ』ということになる。でも・・・・あなたには知ってほしい。立ち止まって振り返ってほしい・・・」と書いています。

オウム以降、何かがこの国を、社会をとてつもない凶暴な様相に変えてしまったように感じるのは、気のせいでしょうか。例えば、「市民の司法参加」というキャンペーンのもと、量刑までも裁判員が決める「裁判員制度」が導入され、市民が「死刑判決」を下すという、世界でも例のないことが行われている、それが2011年、今の日本です。

森さんの対談相手には、前職の時から裁判員制度や死刑制度の問題をずっと追ってきている保坂展人さんが登場します。保坂さんからはまた、今の日本の政治のデタラメさの象徴のような、「八ッ場ダム」の状況を報告いただきます。自らが制作した映像ドキュメント『八ッ場ダムはなぜ止まらないのか』のダイジェスト版を観賞後、現在進行形の問題についても迫ります。

参加お申し込みは、こちらのフォームから

保坂展人●ほさか・のぶと(前衆議院議員)1996年、衆議院議員に初当選し3期務める。国会質問が500回を超える“国会の質問王”として有名だが、盗聴法、共謀罪、裁判員制度、死刑制度についての質問も数多く行ってきた。国会議員在職中は死刑廃止を推進する議員連盟」(会長・亀井静香衆議院議員)の事務局長を務めていた。ブログ「保坂展人のどこどこ日記」連日更新中。

森達也●もり・たつや(映画監督・作家)1998年、オウム真理教の荒木浩を主人公とするドキュメンタリー映画「A」を公開、各国映画祭に出品し、海外でも高い評価を受ける。2001年、続編「A2」が、山形国際ドキュメンタリー映画祭で特別賞・市民賞を受賞。著書に『死刑』(朝日出版社)、『ぼくの歌・みんなの歌』(講談社)、『視点をずらす思考術』(講談社現代新書)、『神さまってなに?』 (河出書房新社)、『きみが選んだ死刑のスイッチ』(理論社)。近著に「A3」(集英社インターナショナル)がある。

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