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2013-04-24up

「オッサン政治にもの申す!~全日本おばちゃん党、参上!」講師:谷口真由美さん(法学者、大阪国際大学准教授、「全日本おばちゃん党」 代表代行)ゲスト:雨宮処凛さん(作家)、想田和弘さん(映画作家)

5月11日(土)13:00~16:00(開場12:30)

@カタログハウス本社 地下2階セミナーホール

参加費 2000円(学生1500円)/中学生以下無料
ペア割引(2人で3000円)

※参加費は、当日の受付にてお支払いください。
※学生の方は、当日受付で学生証をご提示ください。
※ペア割引をご利用の方は、お二人お揃いの上で受付にてお申し出ください。
※ペア割引は、他の割引との併用はできません。
※定員(150名)になり次第締め切らせていただきますので、ご了承ください。

 口ばかり勇ましく、「国防軍創設」や「改憲」を言い立てる政治家たち。ふるさとにさえ帰れない被災者が大勢いる状況で、なぜか原発は再稼働。TPP交渉参加で食や医療への不安は高まるばかり。庶民の懐ばかりを圧迫する増税に、社会保障の切り捨て…。「生活者」の目線ゼロの、そんな「オッサン政治」はもう飽きた! 
 昨年、関西で法学者の谷口真由美さんたちが立ち上げた「全日本おばちゃん党」は、いまやFacebook上で2000人近くの「党員」を抱えるグループ(政党ではありません!)。上から目線の「オッサン」ばかりが幅を利かせる旧来の政治に「ツッコミ入れて、もの申そう」との呼びかけに、共感が広がっています。
 「今の社会はどこかおかしい」。そんな思いを抱いている人は、男女問わずきっとたくさんいるはず。その理由の一つは、あまりにも「生活者」の視点とかけ離れた「オッサン政治」をのさばらせてきてしまったことにあるのかも? 政治の場の「多様化」が進めば、ちょっとはこの国も変わるのかもしれません。
 ゲストには、プレカリアート支援の活動などを通じて「多様性」の重要性を伝え続けてきた作家の雨宮処凛さん、そして新作『選挙2』が6月公開予定の映画作家・想田和弘さんを迎えます。夏には参院選。私たちのリアルな声を政治に届けるために、「オッサン目線」じゃない政治のあり方、国のかたちをみんなで考えてみませんか。

参加お申し込みは、こちらのフォームから

参考:
●全日本おばちゃん党ホームページ
●全日本おばちゃん党:始動 大阪の中年女性中心に、フェイスブックで「党員」1000人超 谷口真由美さんに聞く(毎日新聞より)
●映画『選挙2』劇場予告編

谷口真由美●たにぐち・まゆみ 法学者。大阪国際大学准教授。(公財)世界人権問題研究センター研究第4部(女性の人権)部長。「全日本おばちゃん党」代表代行。小1から高1までの多感な時期、花園ラグビー場の中で、マッチョな男の中で揉まれて育つ。専門分野は国際人権法、ジェンダー法など。大阪大学では講師として、憲法の授業も担当し「DJマユミの恋愛相談」で人気を博している。著書に『新・資料で考える憲法』(共編著、法律文化社)、『リプロダクティブ・ライツとリプロダクティブ・ヘルス』(信山社)、『レクチャー ジェンダー法』(共著、法律文化社)など。

雨宮処凛●あまみや・かりん 作家・活動家。2000年に自伝的エッセイ『生き地獄天国』(太田出版)でデビュー。現在は新自由主義のもと、不安定さを強いられる人々「プレカリアート」問題に取り組み、取材、執筆、運動中。『生きさせろ! 難民化する若者たち』(ちくま文庫)、『反撃カルチャー プレカリアートの豊かな世界』(角川学芸出版)、『14歳からの原発問題』(河出書房新社)など著書多数。「マガジン9」では『雨宮処凛がゆく!』を連載中。オフィシャルブログ「雨宮日記」

想田和弘●そうだ・かずひろ 映画作家。ニューヨーク在住。台本やナレーションを使わないドキュメンタリー「観察映画」作品に『選挙』(07年)、『精神』(08年)、『Peace』(11年)、『演劇1』『演劇2』(12年)がある。最新作『選挙2』を13年夏の参院選にぶつけて劇場公開予定。著書に『精神病とモザイク』(中央法規出版)、『なぜ僕はドキュメンタリーを撮るのか』(講談社現代新書)、『演劇 vs. 映画』(岩波書店)がある。「マガジン9」では『映画作家・想田和弘の「観察する日々」』を連載中。公式サイト:映画作家・想田和弘 OFFICIAL WEBSITE

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