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まる8
11月9日〜11月15日までに届いたご意見から

今、私たちは何をするべきか?
いろいろな具体的なアイディアをお寄せくださいました。
みなさんのご意見は、編集部でも大変刺激になります。

憲法9条にノーベル平和賞を さん(32歳・女性・東京都)
●この人に聞きたい 伊藤千尋さんについて
【活憲派としましょう!】
EUが戦争を防ぐ具体的な手段として誕生した話はよかったと思います。今は、エネルギー問題が戦争の大きな原因ですから。

さて、「護憲」という言葉には、私は違和感があります。憲法は護るだけでなく、活かすべきだという考えです。みなさんもそうだとは思いますが。
それでいくと、「護憲派」とは呼ばれたくない。「活憲派」とでも呼んでほしいと思うんです。
「護憲」というと、食わず嫌いで古いイメージに取る人が多いんですよね。マスコミの影響でしょうか。9条も他の条項も活かせばいいんです。ノーベル賞も手段としてありだと思います。
三浦景虎 さん(36歳・男性・東京都)
●この人に聞きたい 伊藤千尋さん について
うん、勇気が出ました。納得できるし、わかりやすい。すこしの一歩なのですね。 この9条、本当に誇れるものだと思います。
チョビ さん(33歳・女性・神奈川県)
●この人に聞きたい 木村政雄さんについて
木村政雄さんの「大阪力が日本を救う」、本当になるほど! と楽しませていただきました。 もし、日本の首都が大阪だったら、アジアの中で浮いた存在にならないのでは?
  想像するだけで楽しいです。(想像してみて! イマジンの替え歌でも口ずさんで!)
「日本はサムライの国」というイメージも、東京発の情報が作ってるイメージのような気がします。 「二本差しが怖くておでんが食えるか」という言葉も大阪にはあるそうですね。 うーんナイス! パンク!

私は関東者ですが、関西出身の夫と結婚して、ものすごく人生が楽しくラクになりました。 夫と出会う以前はむしろ大阪を毛嫌いしてたのに。国と国ともそーいうものかも。
(知りもしない相手を殺すなんてとんでもないっす! いや、知っててもだめだけど。)
TY生 さん(65歳・男性・三重県)
●今週のツッコミ について
【自民党新憲法草案を考える】
自民党新憲法草案の9条は、二つの異なる理念と論理が同居している。
戦争の放棄の理念は、対立する問題が起きても、対話を通じて理解しあい、合理的な妥協点を探り、徹底して武力が不要な関係を築くことを目指す理念で、武力の必要としない論理だと思う。
ところが、後段で自衛軍を保持すると規定する。
この論理は、世界に日本と敵対する国が生まれる認識で、それに備えて軍をもつ論理だ。
戦争放棄の理念と、武力を必要としない論理を否定している。日本の軍事組織は、米軍との一体化の方向が現実である。
小泉首相は、憲法は日本の現実に合わすと発言しているから、後段が正真正銘の条項の中身だと思う。
文車 さん(19歳・女性・埼玉県)
●伊藤真のけんぽう手習い塾 について
【コラム連載期待しております】
私はこの春から、伊藤塾の司法試験講座にお世話になっています。
勉強はなかなか思うように進まなかったり、学習したはずのことが定着していなかったりで、前途多難で何とも情けないです。
塾長の憲法の講座も受講したのですが、その熱い志に触れることができ、伊藤塾を選んで本当に良かったと感じました。そして、それと同時に「自分も憲法の精神を伝え、守る法律家になりたい」と強く感じました。
まだまだ入塾から半年、大学入学からも一年半しか経過しておらず、法律初学者の域を脱することのできない私ですが、解るところから、少しずつでも塾長に教えていただいたことを広めて行きたいな、と感じています。
お忙しいでしょうが、お体にお気をつけください。連載コラム、楽しみにしております。
林田 さん(女性・東京都)
●伊藤真のけんぽう手習い塾 について
【教えてください】
娘に聞かれて、ちゃんと答えられなかったことを、お尋ねしたいのです。
憲法を変えたがっている人やアメリカの言いなりになっている人は、何故 そうなのか? つまり彼らがそうするメリットは何なのか? ということです。
それが日本のためだと本気で信じている人も、少しはいるかも知れませんね。
政府やマスコミの言うことを鵜呑みにしている人もいるでしょう。
でも、先頭に立って憲法を変えようとしている人、アメリカに尻尾を振っている人が、そうすることで具体的に得をするのはどんなことなんでしょうか?
幼稚な質問ですみません。
沢井正代 さん(56歳・女性・東京都)
【こんなページがほしかった】
石坂啓さんを検索していて見つけました。みんなが意見を交流し、9条を守ろうと、いろんな工夫をしていることに感激しました。
私のホームページのトップにバナーを貼らせていただきました。
森正樹 さん(42歳・男性・東京都)
【護憲統一候補の擁立を!】
九条を護りたい国民は六割を占めているし、著名人・知識人で護憲派の人は非常に多いはずです。
例えば、普段軽い読み物を書いている赤川次郎氏が、「権力は我々にあきらめろと言っているわけですよね」と、真摯な護憲論を語っているのを最近見つけました。
これに比べて、国会での勢力が弱いのが護憲派の最大の課題なのは明らかで、我々はその結集・拡大に、改憲派との論争以上に力を注がねばならないと思います。

社共はまず共闘を実現したうえで、次期参院選・衆院選で「九条の会」など護憲派の著名人・知識人を、多数「護憲統一候補」として擁立するべきです。
著名人・知識人も、立候補はしないまでも、選挙で応援演説をするなどして、責任を果たすべきです。
こういう話は裏で進行中なのかもしれませんが、もし社共がどちらも実現せず、従来型の選挙を繰返すだけなら、護憲派の国民の失望は大きいでしょう。国民は両党を許さないだろうと思います。
かな さん(25歳・女性・岩手県)
【レッテルを貼らず、線を引かず、じっくりはなしあうこと】
ごぶさたです。最近ブログをはじめ、いろいろな人とネットで話をする、難しさと有意義さを感じています。それで、思ったことです。
「護憲」と言う人のなかにも、「改憲」という人のなかにも、真面目に考えている人は多くいます。ほとんどです。けれど、お互いに相手のことは「不真面目」と決めつけあっています。これでは話ができません。

憲法は政府のためでなく、国民のためのものです。
国民同士で、最初から線を引き合い・レッテルを貼りあっている場合ではありません。そんなことをしていたら権力者につけこまれるのでは……と。
まずは、国民同士が、じっくりとはなしあわなければ。
その中では議論が加熱してけんかのようになることもありましょうが……。なに、いきすぎれば周囲が制止すればよいのです。
「対等な、言論のたたかい」を経て、ほんとうの平和も、ほんとうの民主主義が実現されるのではないかと、最近考えます。
今週は、バックナンバーを読んで、
ご意見をくださった方もいました。
「この人に聞きたい」コーナーは、
充実したインタビュー集となりましたので、
是非、お読みください。
ご意見募集!
ぜひ、ご意見、ご感想をお寄せください。

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