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まる40
5月31日から6月6日までに届いたご意見から

各コラムへのご意見をそれぞれいただきました。
憲法の問題っていろいろなことに
つながっていることが、わかります。

愛は真心、恋は下心。愛国心は?? さん(32歳・女性・東京都)
●今週のキイ について
【「改正」の理由】
そもそもの教育基本法の「改正」案が出てきた理由はなんですか?
教育「基本」法が悪いから社会があれるんだ、という理由だったような? ものすごく非現実的な理由だと思います。
愛国心論もいいですが、全然意味のない理由の方がもっと問題になってもいいのではないでしょうか。声量を計って愛国心を計れると本気で考えている教育委員会の選考を変えるとかした方が、教育改革にふさわしいと思います。
小幡 さん(54歳・男性・千葉県)
●今週のキイ について
【愛国心と教育基本法】
「涵養」って、この時代に言われていました。なるほどと思いました。
―「教育勅語」山住正巳著・朝日選書
小学校教則大綱(1891年11月17日)では、修身科について、
「第2条修身は教育に関する勅語の旨趣に基き児童の良心を啓発して其徳性を涵養し人道実践の方法を授くるを以て要旨とす」と書かれていた。修身科は全教科の中でもっとも重視され、多くの小学校の時間割で、月曜日の1時間目に組み込まれていた教科であり、ここでしっかり勅語の内容を教えることが指示されていたのである。
民主党も1891年に戻ったのかも知れません。
コバリトモコ さん(42歳・女性・京都府)
●この人に聞きたい
【巻上さんとは意外だった!】
いつもたのしく(っていうのもなんですが)拝見しています。
巻上さんの登場には正直びっくりしました。だってヒカシューの巻上公一ですよ。私が高校生のころ華々しく活躍していたあのバンドの巻上公一。
インタビューいいです。「戦争を知らない世代」でも戦争のようなあんなひどいことはするはずがないという共通認識があった。って誇っていいことですね。
私の世代は三無主義などといわれて最悪だと思っていましたが、捨てたもんでもないかもしれません。
「次の社会のありよう」私も自分で考えて人とも話をしてみます。誰かに与えてもらうようなものではないですからね。
次回も楽しみにしています。
カーク さん(47歳・男性・長崎県)
●この人に聞きたい
【小沢昭一さんにインタビューしてほしいです】
憲法記念日につけたカーラジオから、小沢昭一さんの「小沢昭一的こころ」が流れてきました。そして、憲法9条を守ろうというような話をされました。
その日に憲法を守ろうという意見を聞いたのは、小沢さんの番組だけでした。
もっともその日、私があんまりテレビ、ラジオを聴かなかったせいかもしれませんが。
でも、是非、この人に聞きたいで小沢さんの話を聞きたいです。
憲法9条を守ろうといった小沢さんが嬉しかったです。
十文字(愚民代表) さん(31歳・男性・千葉県)
●世界からみた今のニッポン 班忠義さんについて
【戦後の日本政府が、中国人民とアジアの平和に与えた最大の害悪とは…】
先日の、班忠義氏のコラムを見て、私は頭を抱えることとなった。暢気な私でも班氏の「中国の軍拡は国民の意思ではない」と言う意見には危惧を抱かざるおえない。これを抑止論者が耳にすれば、格好の口実となるだろう。要は中国は文民統制が存在しないことを班氏は暗示したからである。
班氏は、経済相互依存が民主化を促すかもしれないと主張するが、現在までの世界史において民主化が成立したプロセスは、国民の主体的意思を通じてしか無い。天安門事件までの中国人民が目指した民主化の流れは、それに通じるものであった。しかし共産党はその流れを軍事力で断ち切ったのである。
問題はその武断的対応をした共産党を、当時の日本政府は早々に許してしまったことである。これは権力者や財界人にとっては歓迎すべき事だが、共産党に大義名分を与え、中国人民にとっては民主化の流れをさらに困難にさせた愚挙であったと私は考える。
ただ実際には共産党本部にも人民解放軍の拡大を抑えようとする勢力も存在しますし、国際協調を重視する人々もいます。
理想的にはこれらの人々と、香港の民主主義に触発された庶民が協力して、一歩一歩民主化の道を歩むことがベストであることは、言うまでもありません。
外山真理 さん(52歳・女性・東京都)
●世界から見た今のニッポン レーナ・リンダルさんについて
【レーナさんに同感!】
レーナさんの主張から現実がとてもよく見えてきました。
憲法9条を放棄した場合、まず何が起きるか。アメリカが大喜びします。同時に、周辺の国々から警戒され、過去の悪夢の再来かと、日本への不信感がさらに強まるでしょう。
他国に依存していなければ食べることもできない私たちは、周辺国との共生が不可欠。ひたすらアメリカに向いている政府こそが非国民と言うべきでしょう。

何が日本を安全にしてくれるのか、それは日本の文化力です。
また、それを身につけた対話能力を備えた人々を増やすことが、日本の安全と周辺国との共生を保障する力になります。その前提には戦争放棄・軍備放棄の憲法がなくてはなりません。それに、これだけ環境汚染によって地球が狂い始め、自然災害も異常発生しているというのに、戦争準備をしている場合ではありません。今しなければならないことは、環境汚染防止など様々な分野・レベルでの共生ネットワークの構築です。
伊那のたっちゃん(52歳・男性・長野県)
●伊藤真のけんぽう手習い塾 について
【まったくそのとおり!】
伊藤先生が陳べられている国民投票法や憲法の扱いについて、まったくそのとおりだと思います。1年ほど前は、私は国民投票法の整備はすすんでもいいのかなと思っていましたが、やはり作らせてしまうと「お〜こわ」となってしまいそうで、やはり作らせてはいけない、と最近は感じていたところです。
伊藤先生の文を拝見して、「目からウロコ」って感じで、国会議員のセンセイ方もぜひ読んでほしいものです。
それに、憲法を守るために必要と思っている人もぜひ読んでいただき、作らせないよう家族やご近所・知人にこの話をしていただくなどで、世間をにぎわしてほしいものです。そうすることでマスコミをも動かせる勢力になれればいいなと思います。
非戦 さん(53歳・女性・岐阜県)
【司法のおかしさ】
元高校教師が、君が代不起立を呼びかけたことで、罰金刑の判決を受けました。 その他、「裁判所のほうが憲法違反ではないの?」というようなおかしな判決が多いです。
戦前の司法関係者も戦争責任を問われることなく、戦後もそのまま残り、後輩である今の裁判官や検事を育ててきたそうです。だから今のような判決が出るのだ、と聞きました。
戦争の反省から国民が歓迎して受け入れた憲法9条にのっとった判決をきちんと出すことが、裁判所の責任です。三権分立といいながら、権力側にそった判決を出し続ければ、司法は自ら死んでしまうことになる、と思います。
後藤 敬作さん
●アピール9
【シールの利用法】
一個一個は小さいので帽子やカバンなどに貼っても目立たない、それに布製のものに貼ってもすぐおちてしまいます。そこで9条のペンダントにしてみました。
5月16日から19日の共謀罪反対国会前抗議に集まった人にそれをつけてもらいました、その写真を送ります。 あとは手紙とはがきに一個貼って出しています。
終盤国会での動き、逮捕劇や事件など、
めまぐるしく様々なことが起こっています。
日々の生活の中で考えたこと、まわりの人と話した体験など、
『マガ9』までご意見お寄せください。
ご意見募集!
ぜひ、ご意見、ご感想をお寄せください。

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