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まる56
8月9日から22日までに届いたご意見から

今週はたくさんのご意見をいただきました。みなさんのいろいろなご意見、
とても読み応えあります。ここでは全てを紹介できませんでしたが、
編集部でもじっくり、しっかりと読ませていただきました!

非戦 さん(54歳・女性・岐阜県)
●夏のオススメ本 について
【読むのがすごく楽しみ】
今回の企画をずーと楽しみにしていました。
すでに読んだ本が数冊あり、これも嬉しかったけれど、他にたくさん読みたくなる本を紹介してくださって有り難う。さて、どれから読もうかな、と嬉しい悩みです。復活された辺見庸さんの2冊から始めようかな。レバノン情勢が心配なので、「世界化するパレスチナ/イスラエル」にしようかとか。でも、読んで満足するだけでは駄目ですよね。読んで、平和を作るために、自分はどう考えどう行動するか、が大切ですよね。
今度は、おすすめ映画の特集をやってください。
匿名希望 さん(21歳・男性)
●今週のキイ について
【拒否権という権利】
アメリカがイスラエル支援するのも、常任理事国にのみ認められた拒否権を行使し自分達にとって良くない決議案を廃案にするのも、国としての正当な行為でしょう、悔しいけどね。
それとアメリカについて行きたくなければ、やはり独自で中国に対応できる軍事力というものが必要になってきますよね。今、もの凄い勢いで軍拡を進め、日本への領海・領空侵犯が常態化し、チベットや東トルキスタン(新疆ウイグル)を侵略併合してきた中国ですからね。
日本が無事でいれる保障などありません。独自の軍事もダメ、でもアメリカからは離れろ……これの両立は不可能だと思いますよ。
あんがす さん(88歳・男性・富山県)
●今週のキイ について
【今こそレバノンに憲法9条を!】
レバノンに9条があれば戦争は起きなかったのにね。あなた方の論理では。
今からでも遅くないですよ? レバノンに行って、憲法9条制定をお勧めになったらいかがですか?イスラエル? アメリカ? 何を言ってるんですか。
不戦の誓いを立てた国をどこが攻めてくるって言うんですか。
Sayakaebiharapedersen さん(30歳・女性・海外)
●今週のキイ について
【レバノン】
何を読んでもしっくり理解できない「パレスチナ人・イスラエル人」の争い。でもきっとこのサイトならわかりやすく説明してくれるのではないか? と希望を持ってメールしました。
mucenghui さん(19歳・女性・奈良県)
●この人に聞きたい 佐高信さん について
【佐高さんのお話良かったです!!】
週刊金曜日は毎週チェックしています。
今回は、改憲と経済を結びつけるという今まで聞いたことのないお話で面白かったです。
紹介されていた本も今度読むつもりです。私は<一部>「護憲」という主張ではありません(天皇制はいらないので!!)。経済のことは難しいので、経済についての分かりやすい本をご教示していただきたいです。
木村大貴 さん(26歳・男性)
●この人に聞きたい 佐高信さん について
【佐高信さんの回について】
賛同できる考えも一部あるし、もっと下品になれという主張もあるが、「個人攻撃でも、女性問題でもいいから徹底してたたくべき。」などのなりふり構わない姿は下品にも程があり、読んでいて不愉快。「洋子観音像なんだかうさん臭いことたくさんありそうですよ」
とのことだが、証拠も示さず、ただうさん臭いことがありそうというのは、評論家の姿勢として恥ずべき物。彼がわざと下品な物の言い方をしているのだとしても、もう少し上品な人物を取り上げて欲しい。
黒木 さん(50歳・男性・福岡県)
●この人に聞きたい 佐高信さん について
【 佐高信よ、あなたはずるい、卑劣だ。】
佐高さん、私はあなたに期待していました。
しかし、いざと言うときあなたは逃げる人だったのですね。
昔から、あなたは憲法について正論を言ってこられました。嬉しかったです。愛読者の一人でした。ここ数年こそ正にあなたはTVを通して、憲法の危機を大声で訴えるべきでした。
その機会はいくらでもありました。しかし、あなたはTVを通して、一言も 言いませんでしたね。言論人として最低です。反論をしてください。
ごんた さん(27歳・女性・広島県)
●この人に聞きたい 佐高信さん について
【護憲派市民はもっと下品に…という佐高さんの指摘について】
佐高さんのご指摘、平和教育でも似たようなことが言えると思います。
広島県は、被爆都市広島があるということで、長崎県以外の他県に比べて平和教育に多くの時間を割いていると思うのですが、最近は形骸化が指摘されているとも、子どもの心に届いていないとも聞きます。もっと具体的に、身近な問題として子ども達が考えられるような工夫が必要ということだと思います。
ところが、以前私が公立校の職員をしていた時、気になる噂を耳にしました。 曰く、近年は夏休みの登校日を8月6日から5日や4日にわざとずらしているとか(私が小学生の頃は6日に登校して8時15分に皆で黙祷した後、平和集会をやっていました)、その登校日にも戦争や平和の話をしないようになってきているとか、卒業式でハトの飾りを壇上に飾ったら外せと言われたとか……。
噂なので何とも言えないのですが、形骸化しているのでとか、もしくはイデオロギー教育になることが懸念されたからとかいう理由で止めるのであれば、 そうでない生き生きした平和教育に変えていけば良い話であって、無くしてしまうのは、戦争の風化を更に進めるだけだと思うのですが……。
岡田功 さん(35歳・男性・東京都)
●この人に聞きたい 佐高信さん について
【イジメ格好悪い】
「安倍氏を憲法改悪の象徴にして、個人攻撃をしようと私は言っています。」(佐高氏のインタビュー)
個人攻撃を露骨に言いますか。最低ですね。政策論争に人格攻撃の要素を持ち込むなんて幼稚だと思います。というか、こういう集団だったのですか? 護憲派というのは。
かおぞう さん(43歳・女性・福岡県)
●この人に聞きたい 佐高信さん について
【優等生ではだめってこと】
佐高さんには福岡での『日本国憲法』の上映会でお会いしました、監督もごいっしょで。
よく、おっしゃるのが、「頑張って下さいといわれても困る、みなさんもがんばってくれれば、私の危険が減る」と。冗談と皮肉が混じるこの言葉、みんなで少しづつ悪知恵を使って孫悟空の分身の術みたいに、「どれが私かわかんなねーだろー」みたいなイメージを浮かべてみる私。
優等生すぎる、について。小泉首相の「適切に判断します、個人の自由ですから」っていうのにキレて「じゃー、もう二度と聞きません、あんたの自由なら!」なーんて記者はいないのかな、って私も思います。
ちょいワルってやっぱ魅力的なのは、したたかで、頼りがいあるからでしょ。 佐高さんのスタイルに学ぶところ大きいです。佐高さんもちょいワル(怒られるでしょうか)。 先日読んだ『おやじ国憲法』って本の中にも、悪を知って「必要善」を知ると いう話があります。私のおすすめ本です。お行儀悪いことも必要。

それと、経済について。もっともっと知らなくちゃ、戦争は格差や軍需産業から起こってる(正義とか自由なんて大義名分で、金儲けのために人が殺されてるなんて!)のだからと考えさせられました。
たとえば不買行為や購買行為、フェアトレードも立派な手段だし、そのために事実を知ろう! しかも自分で考えながら。それと、「わたし」レベルでのはなしをしようということ、、、
ああ、字数が!
十文字(衆愚代表)さん(31歳・男性・千葉県)
●この人に聞きたい 佐高信さん について
【僭越ながら厳しいことを書かせていただきます。】
佐高信氏のスキャンダルを駆使して個人攻撃をしかける“ダベシン”という手法は遺憾に思います。
なぜなら、かつて保守派勢力が、社民党の辻元清美さんを秘書給与詐欺容疑を用いた個人攻撃で彼女を潰し、併せて社民党の議席を激減させた手法の有効性を、彼女を弁護しその手法を批判したはずの佐高氏が、今度はそれを肯定し積極活用しようとしているからです。
これでは将来的に日本の政治は政策論争ではなく、左右共々スキャンダルで双方を攻撃し合う『泥仕合』の様相を呈す危険性があります。正にデマゴーグ(demagogue)から衆愚政治への道を開きます。

また、「9条の話は、9条で語るな」と言う主張も遺憾に思います。 私達は9条を残すのなら、9条を活用してどの様に日本の安全と世界平和の構築をするのか知りたいのです。日々に追われる平凡な我々でも、論理の優劣を判断する力はあります。
知識人はその事を踏まえ真摯かつ率直に、我々に対し語って頂きたいです。
コバ さん(48歳・男性・神奈川県)
●みんなのこえ について
【絶対善ほど怖いものはない】
今回の「みんなのこえ」で安部氏の著作についての様々な意見、興味深く読みました。
「戦犯岸の孫」というような本音の差別発言に、時折感じる「護憲派」の傲慢さが顕著に現れていましたね。この世でもっとも恐ろしく残酷な攻撃は、自らの立場を「絶対的な善」だと任ずる者によって行われます。
その点では、レバノンを無差別に爆撃するイスラエルであろうと、あのポルポト派であろうと、そして9条至上主義者であろうと同じことです。
私もささやかな平和を祈る一市民です。けれどこの世界では、平和さえ普遍的絶対的な価値ではありません。この世には様々な価値観が存在します。
我々の平和のためには、うんざりするほど現実的になって様々な価値観と融通をつけていくしかないでしょう。「平和憲法」を錦の御旗にした瞬間に、考えの違う者を殲滅する戦争が始まっているのです。
TY生 さん(66歳・男性・三重県)
●みんなのこえ について
【安倍晋三氏の言葉を吟味して欲しい】
「マガジン9」の「みんなでディスカッション」には、改憲を支持する理由を、自衛隊の存在を憲法に明記したいという意見を見受ける。改憲を支持する方たちに次の言葉をよくよく吟味して欲しいと思います。
次期総理が有力視される安倍晋三氏は、集団的自衛権の現在を7月23日の朝日新聞「社説」を引用すると
「財産に権利はあるが、自分の自由にならない、というかつての“禁治産者”の規定に似ている」
2年前の対談集では、もっと勇ましかった。「われわれの新たな責任は、日米安保条約を堂々たる双務性にしていくことだ」、「軍事同盟とは“血の同盟”だ」(社説引用以上)

以前、米国のラムズフェルド国防長官は「日米同盟は血が流れてこそ尊い」と述べる。これと正に符合する。この符号が合うということは、イラク戦争を例にとれば、103人を上回る戦死者を出した英国と同じ役割を、積極的に改憲後は果たすと言うことです。
愛子 さん(26歳・女性・神奈川県)
●みんなのこえ について
【今、考える】
先ほどNHKの「今考える2006夏」を観て、明日終戦日を迎える中、久しぶりにサイトを開きました。やはり戦争は嫌ですね。番組で『憎しみを乗り越えるにはどうしたらよいか』と子どもに呼びかけていましたが、難しい課題ですよね。
社会性が育ちにくい今の日本に、周囲の人を思う気持ち、平和を真剣に考える思いがどれほどあるのか……。
友情を大切に思う信頼関係が、今の世の中にどれほどの築けているのか……。
これは個人の問題ではなく社会全体・日本の問題なのだと思います。

総裁選挙もどうなるのですかね? 森永さんの話や様々なメディアの情報を耳にしながら、世の中の矛盾に首を傾げます。人気とはなんなのでしょう!? ルックス??
アンケート調査等では靖国公式参拝反対、中国との関係改善が半数を占めるのに……なぜ、それと反した人が人気なのか??? 不思議でならない。感情ではなく情報を総合的に見る力を養いたい。
青砥力 さん(78歳・男性・三重県)
【無抵抗の抵抗】
日野原医師のガンジー論のように、私は与えられた余命を送り、政府は国民をだまそうとしますが、子や孫に「勝っても負けても戦争は愚かなこと」と死ぬまで話し続けます。
殺されても殺すなかれの心、先制攻撃は絶対してはいけません。
過去に先制攻撃で日本は敗戦の種を蒔きました。戦争を知らない人々のために、遺言として感謝合掌。
池邊幸惠 さん(55歳・女性・兵庫県)
【原爆核兵器は……】
わたしたちの今さらされている放射能の害は……
<<原発>>……がなかったよ。それと、<<MD(ミサイル防衛)>>って、これは、小型核なんだから、この開発の推進のために、まいど一兆円/年をアメリカに提供するとは、被爆国日本であってはならない態度ですね。
上原健太 さん(30歳・男性・大阪府)
【憲法改正と靖国神社】
憲法改正・教育基本法改正・国民投票法制定・共謀罪創設を国民に提起し、特攻隊の「愛国心」に涙を流す議員の所属する自民党とは、一体どういう政党なのか。
自民党と連立政権を組み、言うことはよいがやることは自民党と同じである公明党は国民をどこに誘導しているのか。

靖国神社が祭る特攻隊の「英霊」とは、主権在君(天皇独裁)の国家権力を実現し、そうした国体護持の日本精神を八紘一宇のものとし、アジア解放の自存自衛戦争に全身全霊を打ち込み、絶命していった「国民」の「御霊」を言う。主権在君と「自存自衛戦争」に反対した者は「非国民」であった。
靖国神社は「非国民」を祭ることはない。靖国神社は明確に皇国史観の宗教団体だ。
同神社の皇国史観を国家権力化するために、憲法改正を悲願とするのが自民党であり、連立するのが公明党である。
かおぞう さん(43歳・女性・福岡県)
【高遠菜穂子さんの言葉】
昨日、高遠菜穂子さんが福岡に来られたので、その話を。
いま、イラクは一番危険な国、それは第三者の目がないから。報道関係者の死亡者の数は相当なものだそうだ。米軍による拷問、虐待は今も続き、その映像はとても目を開けては見られなかった。なぜ、米軍はそこまでやるか、高遠さんも経済なのだといっていた。
軍需産業と石油会社とのブッシュはじめ政府関係者との親密な関係。
お金欲しさに人殺しなんて信じられないことを国がやってて、それを止められない世界の仕組み!ただ、シーハンさんたちによって、アメリカ国民も動き、イラクでも少しアメリカの見方が変わりつつあるそう。
「日本にいれば、遠い国の戦争なんか考えなくて済むといえば済む、高遠さんを 動かしてるのは何?」という質問に、「私は日本で起きてる殺人とか虐待と、イラクで起きてる虐待とかテロは同じ地球で起きてることだと思ってる」と。なんか、目からウロコ、勇気出るひとことでした。
宮武嶺こと徳岡宏一朗 さん(44歳・男性・兵庫県)
● 伊藤真のけんぽう手習い塾
【 原爆症認定訴訟と「明日の法律家講座」】
伊藤塾で教えている講師・弁護士・法科大学院教授のものです。私も原爆症訴訟弁護団の一員として、この明日の法律家講座の冒頭でご挨拶をさせていただきました。また、肥田舜太郎先生と藤原精吾近畿訴訟弁護団長のご講演も聴きました。塾長の分析、広い視点は本当に感心します。9条を守り実現する意欲が体から湧き出てくるのを感じます。被爆者援護と核兵器廃絶の闘いも続きます。人類史と地球全体の運命の視野にたって、マガジン9条読者にも考え、行動していただきたいな、と思います。
タケダ さん(30歳・女性・東京都)
【 ぜひアーカイブに。】
はじめまして。本日お願いがあってご連絡しました。「マガ9的ワールドカップ2006」を、どこかで読めるようにしていただけないでしょうか。
特にセルビア・モンテネグロの回を私はよく人に伝えておりました。
ワールドカップは終わりましたが、オシム氏はまだまだ渦中の人であり続けます。
ただのサッカー好きにも、戦争のバカバカしさを伝えられる、名コラムだと思っています。
歴史とはこうやって見なくてはいけないですね。ぜひ、アーカイブに置いてください!!
よろしくお願いします。
アングリーマン さん(69歳・男性・神奈川県)
「コイツは我々(再編米軍)のいい“先兵”に使えますよ。ボス!!」
バックナンバーについてのお問い合わせをいただきました。
『マガ9的ワールドカップ2006』は、
「マガ9アーカイブ」のコーナーにあります。
目次の一番下ですので、わかりづらくてすみません。
これまで紹介してきた全ての記事、コラムは、全てアーカイブ、
もしくは、各コーナーのバックナンバーから読むことができます。
ご意見募集!
ぜひ、ご意見、ご感想をお寄せください。

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