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まる73
12月6日から12月12日までに届いたご意見から

さまざまな意見が届いています。
今の状況にイラだっている人、
疑問に思っている人、
たくさんいます。
声をあげていきましょう!
堀和世 さん(42歳・男性・東京都)
●今週のキイ について
【外国人労働者?】
基本的に異論はなくて、実にもっともだと思うのですが、最後のほうの〈あなたが排斥している外国や、その国の人々に働いてもらわなければ立ち行かなくなる日本社会(中略)、外国人労働者の手を一切借りずに、日本という国が未来永劫まで存続できるとお考えか〉というところ。右翼的言説に乗っかっての論理構成はわかりますが、外国人労働者は別に日本人のために働きにくるわけじゃない。もし大勢の外国人が日本に入ってくるとして、その社会ではもっぱら外国人が日本人を介護するのではなく、日本人も外国人の年寄りのおしめを取り替えることになるでしょう。外国人に働きにきてもらう、というのは今の為替レートを固定した見方で、やはりおこがましい。さらに、もし外国人労働者に頼らないと産業も福祉も成り立たないとしても、彼らを平等に扱わず、差別し、無視し続けることは可能です。ご存じのように、そのための社会のシステム作りが今、進んでいます。
平和を愛するキリスト者 さん(47歳・男性・東京都)
●今週のキイ について
【日本の右傾化はとりわけ深刻です。】
欧州で、右翼支持は確かに拡大していますが、ただ欧州は左翼政党もしっかりしていて、イタリアでは、イラク戦争を支持した中道右派政権は選挙で破れ、イラク戦争に反対した中道左派政権が誕生しました。フランスの大統領選挙で極右の候補が2位になった時、国民は危機意識をあらわにしました。欧州は左右のバランス感覚がしっかりしているように思います。
日本では、左翼政党が極少数になってしまい、自民党と民主党が2大政党、どちらの政党も右翼政党で、民主党にはリベラル派議員も少数いますが、右にならえしてしまい存在感がありません。「防衛省昇格法案」に共に賛成で、教育基本法改正案にいたっては、自公案より、民主党案のほうがかえって反動的でした。戦前の政友会と民政党を連想します。
今の日本の政界は左右のバランスが崩れてしまい、右翼政党一色、右の全体主義といった感じで、戦前の大政翼賛会と何ら変わりはなく、憂慮すべき状態だと思います。
多摩散人 さん(60歳・男性・神奈川県)
●伊藤真のけんぽう手習い塾 について
【自衛戦争と侵略戦争の区別はある―伊藤塾長への反論(その2)】
九条擁護論の一つとして、よく「ほとんどの侵略戦争は自衛の名の下に行われてきた。だから、侵略戦争はしないと憲法に明記しても安心ではない。戦力を捨てる以外に戦争を防止する方法はない」と言われます。「手習い塾」第七回にもそう書いてある。これは一部と全体をすり替えた詭弁です。侵略戦争が自衛の名の下に行われたのは事実だが、だからと言って、本当の自衛戦争がないとは言えない。例えば先の日中戦争で、中国人は自衛戦争をするべきではなく、軍備を持つべきでもなかったのでしょうか。侵略と自衛は表裏の関係にあり、もし歴史のある期間に侵略戦争が百あれば、自衛戦争も百あるはずです。自衛と侵略を区別する事は難しいが、初めからそれを区別する努力を放棄して、戦争も戦力も放棄した「安心」を求めるのは、知的怠慢です。それは、自国への侵略は勿論、侵略された国への支援の戦いも否定する事になり、却って侵略を助長する事になるのです。
佐賀在住 さん(20歳・男性・佐賀県)
●教えて!山田先生 について
【回答について】
  > 手っ取り早くその能力を持とうとするならば、
  > F15に対地攻撃用のミサイルを積むだけで済みます。

爆撃用の改修を全く考慮に入れられてないですね。回答についても改修する期間などを考えると機種は限られてくる戦闘爆撃機を選定した方が早いと思うのですが?
  > 日本から北朝鮮のミサイル基地まで2往復近くできるわけです。
  > 上記の発言は、単純にF15戦闘機の計算上の航続能力を示した
  > もので、給油なしに2往復の作戦行動ができるとしたものでは
  > ありません。

前述の文章は一般人から見れば爆撃を行える距離だと勘違いされても仕方の無い文章だと思うのですが?最初から訂正した文が記載されていなければ分からないと思いますよ。自分の文章には責任を持ってもらわないといけませんね。
東京のおばさん さん(57歳・女性・東京都)
●この人に聞きたい について
木村政雄さんのご意見に共鳴!全くその通りです!!
早川正美 さん(56歳・男性・静岡県)
【いらいらしています】
ものすご〜くイライラしてます。
北朝鮮をヒステリックに批判していますが、日本は安閑としてよいのでしょうか? 今は翼賛政治が跋扈していた60年前の日本と一緒だということを忘れさせているマスコミにも問題です! ありもしない、外敵に無駄な予算を費やしはいませんか?
アメリカの防衛産業の言うなりではないでしょうか?
テロ?? この言葉は止めませんか!!
この世の中に無意味な抵抗手段でわが身を無駄にする人はいません。私の勤めている障碍者の予算は益々削られて勤めている職員に人件費はしわよせをして平気でいる世の中です。
まみ さん(43歳・女性・山口県)
【X国の侵略より問題なこと】
原則論として敵の侵略から「国家組織」を守れるのは「軍隊だけ」というご意見がありましたが、今のところ日本はこの国家組織の方が普通の市民にとって「有害」なんじゃないかと思います。
一部の大金持ちにとってのみ「優しく甘い国」になりつつある我が国では、このままいくと暴動でも起きかねない。 その時、軍隊が銃を向けるのは自国の国民なのでは? 共謀罪新設にご執心なのも、不満を封じ込めるため、それだけ国民にとって「辛い政策」を画策しているということでしょう。他国の脅威を煽って自国内の不満を抑えるというのはお粗末な国家の常套手段です。
田中晴夫 さん(78歳・男性・北海道)
●おまけ絵本 について
80近い年齢になっても、母親のことを忘れることはない。この絵本と同じだ。 何かあると母にかじりついた。母は抱きしめてくれた。体温も声も息づかいも、私の記憶にしみこんでいる。誰に教えてもらわなくても、どんな子供でも知っていることだ。
そんなことを国や先生が教えるなんて、全くおかしなことをエライ人たちが言い出した。バカでないか、お前ら。
森正樹〔アジア人同士戦わず〕 さん(43歳・男性・東京都)
【改憲は戦争が目的】
経団連は「国益や国際平和の安定のために集団的自衛権を行使」できるよう改憲を提言するようだ。「国防」ではなく「国益」という点が問題で、アメリカが戦争に勝つのが日本の国益にかなうのは明白だから、この提言は戦争宣言に等しい。財界首脳など日本の支配層は自衛隊員の命など何とも思っていないし、軍需産業で利益をあげたいという思惑もあるのだろう。改憲派は北朝鮮・中国の脅威を誇張するが、日本の方が先に戦争を始めそうではないか。アメリカに金魚の糞のようにくっついて、戦争のできる「美しい国」にしたい日本人自身が改憲を目論んでいるのだから、今後は改憲しても戦争はしないとは言わないでもらいたい。日本が他国に攻撃されたくないから自衛隊が必要なはずなのに、自国がされたくないことを他国にするのを肯定しているところに改憲派の欺瞞がある。何度も言うが、素朴に日本を守るためだけに自衛隊が必要と思う人は、護憲にまわるべきである。
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