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まる79
1月31日から2月6日までに届いたご意見から
「この人に聞きたい」(松崎菊也さん)へのご意見を
たくさんいただきました。
選挙や運動の方法について、具体的に考えていきましょう。
はるうらら さん(33歳・女性・東京都)
●この人に聞きたい 松崎菊也さん について
【風刺は笑いがなくっちゃ】
お笑いの人に真面目にやれとはすごいコメントですね〜。風刺はもともと、怒りを笑いにかえてやるところがいいと思うんですけど。マイケルムーアのドキュメンタリーも、とても笑えるシーンがあるじゃないですか。あれがいいと思うんですよね。憲法を生かすということを笑いで伝えられたらいいですね。ちなみに私も護憲派という言い方は嫌いです。なんか正確さにこだわる人が多いんですよね。ちょっとくらいオーバーにいってもいいと思うんだけどな。
YOHEI さん(21歳・男性・京都府)
●この人に聞きたい 松崎菊也さん について
松崎さんのインタビュー読ませていただきました。ものごとを人に説明する上で「理屈」は必要で、逆にその説明を聞く側の人には「まじめさ」が必要なわけですが、その双方が今の社会にはあまり必要とされていないんじゃないかと私も松崎さん同様思います。
そういう社会を変える必要もあるのかもしれませんが、そう簡単ではないし、それに時間をかけるなら、やはり市民運動のやり方を変える方がすぐにできるんじゃないでしょうか。例えば集会のたれ幕とか案内のチラシをPOP書体やギャル文字(これは言い過ぎかもしれませんが)に変えてみるとか、署名なら署名用紙にマガ9のキャラクターなどを入れてみるとか、護憲派のセンスのいい人の知識を持ち寄れば「これ何」と憲法問題に無関心な人を振り向かせることはできると思うんです。
とにかく事が深刻にならないうちに柔軟な発想で幸せな社会を作りあげることが、大事ではないかなと俺は思います。
佐野鷹男 さん(41歳・男性・愛媛県)
●この人に聞きたい 松崎菊也さん について
【正しさが大事なのか、生活が大事なのか?】
松崎菊也さんのコメントには深く頷くところ多でしたが、特に選挙における左派、特に共産党の戦術のダメさに関する指摘には深く共感するところです。自公の連立政権が生活破壊の政治をやっている状況ならば、例え自民党と同じ穴の狢が多数いようとも有力な対抗勢力である民主党を側面支援するのが、闘いの常道であるのに(しかも少ないながらも民主党には左派もいる)、批判票を分散させるようなことをしていたら、自公を引きずり降ろすことはできません、現状では。
戦前「我々は闘った」と獄中xx年をウリにして、しかし「我々は負けた」という現実と向き合わなかったツケを国民に回さないで欲しいものです。
金原徹雄 さん(52歳・男性・和歌山県)
●この人に聞きたい 松崎菊也さん について
【松崎菊也さんの提言について】
今週の「この人に聞きたい」(松崎菊也さん)は興味深く読ませて戴きました。私も「憲法9条を守る和歌山弁護士の会」という団体の事務局を担当していますので、集会を開催しても、壇上も客席もお馴染みの人ばかりという状況に問題意識はかねてから持っており、一歩踏み出して中間層に訴える必要性も十分に分かるのですが、様々な問題があり、なかなか実現できていません。今後の重要な課題として受け止めたいと思います。
吉田 健 さん(40歳・男性)
●国民投票法に関する緊急提言 について
資金力の違いによって実質的な不平等を生じさせないために、国民投票期間中のテレビCMは全期間禁止にすべきとの趣旨は大変よくわかります。しかしその場合、賛否について触れたCMを禁止するだけでいいのかどうかは大きな問題です。下手をすると、賛否には触れないが防衛問題・外交問題など改正点に関わる論点を取り上げ、「このままではいけない」といった機運を盛り上げるCMが野放しになる危険もあります。
かといって改憲に関わるCM全てを禁止するのは、”家族の価値”を盛り込んだ改憲案が出た場合などを考えるとそれも問題が多いようにも思います。
平等とはなにか、賛成反対で全ての意見をくくっていいのか、などいろいろな論点があって、これも難しい注文なのだろうとは思いますが、賛否両論が質・量共に平等な広告を打てるように公的に保障することが公平という観点からは一番いいのではないかとも思えます。
平和を愛するキリスト者 さん(48歳・男性・東京都)
●今週のキイ について
【NHK問題】
旧日本軍による性暴力をめぐるNHKの番組改変問題で、東京高裁はNHKに賠償命令を下しました。今回の判断では、政治家の圧力を明確には認定していませんが、内部告発があったのをみてもわかるとおり政治家(安倍氏や中川氏)の意見によって番組が改変されたのは間違いないと思います。昨年、菅総務相がNHKの国際放送に放送命令をかけ、NHKがそれを承諾するといったことがありました。これは権力による放送内容への介入であり絶対に許されません。こんなことがまかりとおる今のNHK、これでは政府の広報放送局ではないでしょうか。NHKも予算を国会で承認してもらわなかればならない弱みはあるかもしれませんが、戦前、軍部の御用機関となってしまい、大本営発表をそのまま放送していたかっての過ちは繰り返さないでもらいたいと思います。不偏不党、公正なNHKであってもらいたいものです。
十文字(衆愚代表) さん(31歳・男性・千葉県)
●伊藤真のけんぽう手習い塾 について
【伊藤真氏は法規制反対派の北村肇氏を説得できる自信があるのか】
※「みんなのこえ」(No.78)と併せてお読みください。
北村氏とて「理性的な判断の材料を提供するというよりも、感情に訴える映像や音声を流すことになってしまう危険性」がある事くらいは先刻承知であろう。とはいえ、これを全面的に認め、「ならば法規制すべき」とは北村氏は決して主張しないし、坂井氏は「スポットCMは洗脳に結びつかない」とまで言った。これは彼らの立場からすれば当然である。なぜなら、それを容認するという事は、日本国民が感情に訴えるCMに容易く付和雷同するような「衆愚の徒」であるという事を認める事と同意であり、それ故「思慮深い少数の人々」による「正しい判断」を優先すべきという政体(即ち寡頭制)の正当性を認めることに繋がり兼ねないからである。だから北村氏は「法規制を認めると、他の問題にも網をかぶせられる可能性が出てくる」と言い、このリスクをより危険視したのである。
TY生 さん(67歳・男性・三重県)
【安倍首相の外交政策にみる大きな矛盾】
安倍首相は今国会の施政方針演説「主張する外交」の中で《私は首相就任直後、中国及び韓国を訪問して、首脳レベルで胸襟を開いて話し合いを行い、両国との関係を改善しました。中国とは、両国国民にとってお互いの利益になるよう、戦略的互恵関係を築いてまいります。韓国との間でも、未来志向の緊密な関係を築いてまいります》と、自ら行った外交を強調した。中国との「戦略的互恵関係」、韓国との「未来志向の緊密な関係」を築くということは、日本の周辺事態と規定する中国と台湾の軍事紛争や朝鮮半島有事が起こらないように日本が胸襟を開いて、地域の平和のために助言し取り組むことだと思います。それなのに、日本の周辺事態が起こることを視野に入れて、その紛争に介入する米軍の支援を、国の骨格の憲法を変えてまでして集団的自衛権行使を可能にするのでしょうか。大きな矛盾です、二つの方向は相容れないと考えます。
森正樹〔アジア人同士戦わず〕 さん(43歳・男性・東京都)
【参議院選に向けて】
天木直人氏がブログの1月29・31日の記事で、参議院全国区比例代表で、候補者1人でもよいから護憲新党を立ち上げることを提唱しています。この期に及んで共闘もできない野党だけに護憲を任せてはおけないし、松崎菊也氏が言う通り、9条を守れるかどうかは、中間派や保守ハト派を取り込めるかどうかにかかっていると思います。そのまんま東氏のように候補者に清新な魅力があれば、既成政党に飽き飽きしている無党派層の熱烈な支持を集めるでしょう。護憲派の最強の代弁者として誰が適当か、みんなで意見を出し合い、出馬を交渉しようではありませんか。「マガ9」の発起人の方々はいかがですか。
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