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まる82
2月21日から2月27日までに届いたご意見から
小山内美江子さんのインタビューをはじめ、
各コンテンツにご指摘やご意見をいただきました。
ZEON さん(35歳・男性)
【トップページについて】
  >駅から延びる商店街の惨状。
  (中略)
  >何が「再チャレンジ」ですか、どこが「美しい国」なのですか。

「個人商店より、大型店舗を望んでいる」のは誰かというのが問題ですね。
地元紙「北海道新聞」2月23日朝刊(webでの記事掲載なし)によると、大型スーパー「ポスフール」の名寄市郊外出店計画に対し市が都市計画法に基づく利用制限で出店計画を阻止する意向を表明したものの、消費者サイドの反発があって市民は賛否両論。
用途変更に対する市民説明会においては「出店に反対する商店街は地元消費者のために何をしてきたのか」などの批判が相次いだそうです。
ネット通販、大型店の価格・利便性に対抗できることを持つ個人商店には、客は入っています。乙類焼酎に特化した酒屋さんなどが良い例です。中心部の空洞化を防ぐために郊外大型店の出店規制をしているのは政府で、出店攻勢が民主(ポスフールはイオングループ)というのは何とも皮肉なものです。 
吉多保 さん(59歳・男性・石川県)
●今週のキイ について
【環境保護議論は科学的データーや理論に基づいているのだろうか】
京都議定書の採択以来「地球温暖化」の議論がマスコミを賑わしているが、その殆どが、科学的データーに基づかず、都合の悪いデーター理論は隠ぺいするといった形でのもであり、どこかに政治的なにおいを感じさせるものである。
根拠とする国連の「気象変動に関する国際パネル」報告書自体、が政治的意図にまみれていることは、田中宇氏の国際ニュース解説に詳しい。
もっと精密な議論が望ましい。
新井拓洋 さん(40歳・男性・神奈川県)
●今週のキイ について
【近日中?】
名無しの『選定委員S』氏様
2月7日掲載の『今週のキイ』への意見・質問への回答を『近日中』に掲載するとのこと。
事実誤認の訂正すらせずに、2月21日では全く別の記事の掲載を優先するとは、不誠実な態度だと考えます。
2週間以上も回答を放置しておきながら、憲法9条について語る態度を信頼できません。
平和を愛するキリスト者 さん(48歳・男性・東京都)
●今週のキイ について
【石原東京都知事】
石原東京都知事、その蛮行ぶりは、目に余るように思います。例えをあげればきりがありませんが。
 1)東京都の教育現場で「日の丸」「君が代」の強制、反対する教職員は処分。
 2)三国人発言をはじめ、数々の人種差別発言。大地震が起きたら関東大震災の時のように、朝戦人や中国人の虐殺事件の二の舞を起こさないとは、言い切れないと思います。
 3)東京五輪誘致。知事の発言から明らかに国威掲揚に利用しているように思います。ヒトラーのベルリン五輪と同じです。「東京五輪に反対する人はぶったたけ」言語道断です。
 4)福祉は切り捨てておいて、東京都の公金を使っての夫人を同伴した豪華出張、豪華飲食。
 5)四男をめぐる公私混同。
民主主義の基本すらない、まさにファシストといった感じです。さらに、大切に出来るのは自分と自分の家族、自分に関係のあるものだけ。自他共に大切にするといった人間の基本に欠けているように思います。
十文字(衆愚代表) さん(31歳・男性・千葉県)
●この人に聞きたい 小山内美江子さん について
【日本人は戦争や殺し合いには、まったく向かない「遺伝子」を持っている?】
小山内さんの考えは、半分は正しいと私は思います。確かに戦略や外国への干渉といったことに日本人はセンスが無い。
しかし、死刑制度の廃止に冷淡な日本人は、果たして「殺し合い」に向かないと言えるのかは疑問が残ります。それにこれらの日本人の性向を「遺伝子」に根拠を求めるのは、遺伝子の優劣などといった危険な誤解に繋がりかねないので、止めておくべきだと思います。因みに、私はこの根拠を文化人類学的に考える方が良いと思います。つまり、「有史以来、陸続きの国境を持つことがほとんどなく、それゆえ他民族(他者)との係わりを持たなく、ほぼ単一民族で国家を維持してきた日本人には、異なる価値観の民族の思考を読み外交戦略を立てる経験がほとんどない。だから戦争という場合においては、個々の戦術面においては圧倒的な完勝を収める時もあるが、長期的な戦略面においては、ずさんな結果に終わることが殆どである。故に専守防衛以外の戦争には向かない。
島崎純子 さん(70歳・女性・東京都)
●この人に聞きたい 小山内美江子さん について
【自分のできることから】
  徴兵は命かけてもこばむべし
  母祖母おみな、牢にみつるとも
だいぶ前に覚えたので、少し違うかもしれませんが、私の原点です。
子供や孫達ために牢へ入る覚悟のおばあちゃんです。
先週の班さんは個人的に知り合い、素晴らしい活動にいつも応援しています。
今週の小山内さんは素敵な高校の先輩です。カンボジアの学校を作る会にも、自分の出来ることからと、孫達に戦争の話をしたり、みんなの九条も7冊購入読んでとくばりました。練馬の九条の会にも参加して、どうしても守りたい九条を小さな力になりたいと思います。
十文字(衆愚代表) さん(31歳・男性・千葉県)
●伊藤真のけんぽう手習い塾 について
【伊藤先生の「地球環境に配慮した発想を前文と9条の中に読みとれる。」という主張への一意見】
伊藤先生は「右側から」保守派が、9条を勝手に解釈改憲をしていることに対し、アンチテーゼとして「左側から」進歩派の解釈改憲論を提示したのだと私は考える。
だがこの手法では、解釈改憲に拍車をかけ、9条の機能不全に組する危険性があると私は思う。
例えば9条を「袋」にたとえると、それを保守派が「右側」に引っ張っているのに対し、伊藤先生が「左側」に引っ張った為に、結果として左右に袋の口を引き伸ばされ、「袋」としての機能を著しく低下させてしまう、ということである。
また、「前文には『全世界の国民が、等しく恐怖と欠乏から免かれ、平和の内に生存する権利を有することを確認する』と記されている。
今の北朝鮮の国民が恐怖と欠乏の只中にいるので、前文に従い何とかすべきだ。」と私が主張したらどうであろう。
同様に色々な人が憲法の言葉尻を捕らえ、好き勝手言い出したら無茶苦茶である。9条は「軍備に係わること」に限定した方が良い、と私は思う。
TY生 さん(67歳・男性・三重県)
【日米同盟と6カ国協議合意に思う】
安倍首相は2月21日、チェイニー米副大統領と会談して「日米は価値観を共有するパートナーだ。揺るぎなく、かけがえのない関係で、アジアと世界のための日米同盟になっている」と述べた。
日米同盟を一段と強化するために集団的自衛権行使が出来る憲法にすることは明らかです。
問題は、日米同盟が世界の平和と安定に役に立っているのか、です。
ことは、日米同盟により支持し軍事支援しているイラク戦争で明確に検証出来ています。
2月に合意した6カ国協議は、北朝鮮の核開発を止めさせるためには、制裁強化などによる体制の崩壊を目指すべきだという、力による威嚇の主張によるものではなく、米朝の真剣な対話と関係国の協力でした。
客観的に見れば、6カ国が意識したか無意識かにかかわらず、憲法9条の規定に適う路線でした。私は、日米政府の価値観が自由のためには犠牲は許されるというような価値観は御免です。
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