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みんなのこえ

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1月23日から29日までに届いたご意見から

●【どーなってるの?!米軍再編】井原勝介さんインタビュー について

かなかさん(19歳・女性・大分県)

【井原さんインタビューを読んで】

政府のやりかたの強引さに驚きと共に、不快感を覚えました。
しかし、それ以上に市民の意見を考慮し、一公務員としての自分の立場優先ではなく、岩国市民の代表として市民の意図を汲むことを最優先として他の予算案をたて、状況改善に努める井原さんの姿に感銘を受けました。
井原さんのような市長がもっと増えればいいのに。

日本政府の米軍再編案はやり方が強引であるだけでなく、場所を変えるだけで事態の改善には何もなっていません。
騒音問題は直接市民に関係し、普段の生活から脅かされるものです。
井原さん、私は応援しています。

そしてこのような状況を教えてくださり、
知るきっかけをくださってありがとうございました。

●【どーなってるの?!米軍再編】井原勝介さんインタビュー について

平和を愛するキリスト者さん(48歳・男性・東京都)

【地方自治の崩壊、民主主義の危機】

米軍再編に伴う岩国市への空母艦載機移転の是非については、2006年3月の住民投票、4月の市長選挙で反対の声が圧倒的多数を占めすでに結論は出ているように思います。
それに対して政府は岩国市への補助金カットといった「アメとムチ」を使って切り崩しにかかりました。市議会議員等の中には圧力に負け自らの良心を意思を曲げてしまう人もだんだん多くなってきました。

2月10日に出直し市長選挙が行われますが、そこで示される民意は、政府の圧力等がある中での「民意」で本当の民意ではないように思います。
ともかく岩国市民の意思を無視し、補助金カットといった「アメとムチ」を使って切り崩しにかかるといった政府のやり方は、地方自治と民主主義への挑戦であり絶対に許せません。
こんなことがまかり通るようなら日本は、民主主義の国ではなく国家主義の国になってしまいます。

●【どーなってるの?!米軍再編】井原勝介さんインタビュー について

6000人の命のビザさん(33歳・女性・東京都)

【外交という手段】

今更?ですが、たまたま日本のシンドラーといわれている杉原千畝の記念館を訪れる機会があり、反町さんと飯島さんのキャストのドラマもみました。
第2次世界大戦リトアニアにいた外交官の杉原が、ナチスの迫害に追われてきた難民に日本の通過ビザを発給して、外国へ逃げれるようにした。外務省の命に逆らったということで、解雇されましたが、その勇気と人道精神が認められ、名誉は回復されています。井原さんの記事を読んでいて思い出しました。
本も出ているので、よかったら読んでみてください。

●伊藤真のけんぽう手習い塾(その58)について

十文字(衆愚代表)さん(32歳・男性・千葉県)

【「こんな人たちに、文民統制など絶対に無理だと思う」のならば、それを出来るようにするのが日本国民の責務である。】

今回の伊藤塾長が仰った事に、私はほぼ賛同する。
特に塾長の「実質的な審議討論の過程という手続きを経ることで、はじめて立場の異なる人々の間に多数決による合意が形成できる」という指摘は全くもってその通りで、自民党・外務官僚の湾岸戦争トラウマも理解できるが、補給支援特別措置法の成立過程は余りに拙速であり、また同法に事前又は事後の国会承認の規定が設けられてない事は、文民統制の観点からも杜撰であると言える。

因みに以下が「テロ特措法」並びに民主党の対案の資料である。 http://blogs.yahoo.co.jp/ti_r2p4japan

日本の議会制民主主義が未成熟であるならば、日本国民がこの様に対案を出した民主党を支持する、あるいは別の党が異なる対案を出し、それを支持するなど、政権交替が可能となる程の圧力をかける事により成熟できる。その時、米国の国際戦略に追認する事の無い、国際社会への日本の主体的貢献手段を明確化させる事は必須であろう。

●雨宮処凛がゆく!について

むかしPTA大好きおばさん さん

【プレカリアート文学に期待します!】

雨宮処凛さん、初めまして。むかしPTA大好きおばさんと申します。 ライブドアにて、ブログ「若年労働者のおかあさんブログ」を05年7月からアップしています。
テーマは、処凛さんと共通する部分がある。プレカリアート文学、盛んになればいいですね。
若者問題は誤解されるむきも多い。「自己責任」とか、「勉強しなければフリーターやニートになるよ」とか。
この問題を人々の感性に、情緒に強烈に訴えるのは、文学が1番適しているのでは。
処凛さん、是非書いてください。
就職問題を苦にして、死を選んだ若者らの魂を救う為にも。

●雨宮処凛がゆく!について

takayoさん(44歳・女性・鳥取県)

【アエラの特集で・・・】

初めまして、現在障害者の小規模作業所を運営している者です。
雨宮さんの存在をごく最近、アエラという雑誌で知りました。
障害者の就労についての問題とプレカリアートは繋がっています。 特に障害者でも制度からこぼれおちるボーダーの方々がいます。

あまり世間では知られていないようですが、実際にその方々は何の補償もなく一般の派遣の仕事もなかなか難しい状態です。
このボーダーの方々の働く場所をつくりたいという思いで始めました。活動して4年目になりますが、最近、障害者の問題だけではなく、今就労の現場で何がおきているのかを知らなくては全体が見えてこないという事に気がつきました。
雨宮さんにシンパシーを感じてしまいます。人形作家を志した事があるという経歴も似ています。一度お会いしてお話したいと思いました。

●雨宮処凛がゆく!(40回)について

ムッカーさん(29歳・男性・大阪府)

【「助けられたかもしれない命」を読んで】

「もやい」を知ったことがセーフティネットになったというのは、本当にそう思います。そういう取り組みがあることを知りどれだけ人間性を救われたか。

雨宮処凛さんの本「生きさせろ」読ませていただきました。
男とか女とか関係なくかっこいい。
政治についてとか汚職についてとかのそこまで細かい事は理解できていませんが、この本で伝えられた本当の話、雨宮処凛さんの宣戦布告こそが、人として当たり前の行いの基本だと思いました。そして僕が処凛さんの本に力を貰えた様に、ただひとつを知るか知らないかでも人の生は成り得るはず。
応援してます。頑張ってください

●森永卓郎の戦争と平和講座について

音楽の友さん(26歳・男性・千葉県)

【貧しさのなかで生きていくには。】

森永先生こんにちは。僕は学生時代に「年収300万時代」を読んでファンになり、それから森永先生のラジオやテレビ番組を見るようになりました。

さて、「年収崩壊」よみましたが、非正規で働く私たちにとっては、「年収300万」は夢の又夢です。月十万で暮らしていく方法というのは、本当にないんでしょうか?
「やはり300万必要だ」と先生はおっしゃいますが、正社員の面接と非正規の面接では、難易度がかなり違います。月10万でくらす方法を教えていただけないでしょうか?
また、今度はどのような新刊本を出される予定なんでしょうか?
ずっと応援しています。では。

●森永卓郎の戦争と平和講座について

累菜々のパパさん

【サブプライムローンについて】

どんな事にも、必ず甘い汁を吸っている人間がいるんだということを、改めて思い知らされました。たしかに弱い人間のわたしにはいつもどうすることも出来ない大きな力がのしかかっています。
そう、貧乏はいつまでたっても貧乏なのです。

●デスク日誌(39回)について

斎藤ひろむさん(36歳・男性・愛知県)

【ガソリン国会というのは】

言ってるのは民主党ですかね?
どうしてこの党は、「通常国会」という予算も含めて国のあり方を議論すべきところなのを、こんな狭い議論に押し込めようとするのでしょうかね。

衆参の「ねじれ国会」といわれる状況だからこそ、憲法どうする、くらしや年金、福祉はどうする…という大問題をしっかり議論すればいいんです。 そうすれば、どの政党が、どの問題に、どういうスタンスで、「本気で」立ち向かっているかが有権者にとっても、よくわかるでしょう? 衆参でそれぞれことがきまるから、口先だけでなく、本気でやろうとしているのか、どうか、が!
とりわけ、憲法の問題は、改憲の先頭きってた安倍内閣が、情けない退陣をして、最初の通常国会です。
ここで、ババーンと護憲の立場で参議院で何か決めてもらったらいいと思うんですけどね。
どの政党も今、「根本」が問われる瞬間だと思いますよ!

●みんなのこえ について

教師のたまごさん(22歳・男性・兵庫県)

【先週このコーナーに掲載されていた12歳の女の子のメッセージを読んで。】

この短いメッセージの中には様々な考えさせられるものを感じた。

「戦争は、ただ人達が傷つけあい、子どものようにけんかをしている」と、あるが、そこは判断が難しい。戦争には利権がからんでいたり、権力の維持が目的であったりする。子どもたちのけんかは、そんな悪の心から生じるものではない。ある意味で単純だ。
また、自分の大切な家族を守りたいと思うための、抑圧者に対する命を懸けた抵抗かもしれない。家族を守ることは、愛の力だ。愛によって人が人を殺すこともある。悲しいことだ。「テロリスト」の中には愛する者を失ったための復讐であったり、自分のテロ行為によって大切な人が助かるんだと信じている人もいる。だからこそ、複雑なのだ。

そして、女の子の最後の言葉である、「心がかわれば戦争はなかったと思います 」という部分。現状に対する嘆きのようにも思うが、これは「心をかえる」ということの重要性を示しているとも捉えられる。人は常にかわっていくことが出来る。「新しくなる」とでも表現しようか。そこに大きな可能性がある。

教育の目的の大きな部分とは、子どもたちに無限の可能性を教え、未来に希望を抱きながら未来を創造する人間の育成であると思う。理想でもいい。理想が語れなくなる程、息苦しさを感じることはない。将来を悲観したり、常に不安を抱くことは、疲れるものだ。そして、平和を愛し、希求することは、当然のことだ。
教師を目指す身として、子どもには希望を持って歩んでもらいたいし、大切なことを伝えられる人でありたい。

りんごさん(56歳・女性・兵庫県)

【コスタリカと日本】

日本国憲法に罰則の定めがないのをいい事に、今の与党はしたい放題。違憲の訴訟を起こす力も時間も国民にはないのを見越して更に違憲の上塗り続ける。
思考力も品もなく、あるのはカネのみ。民の心は政治から離れて久しく、世界有数の低投票率と成り下がる。
私は現憲法の信奉者ではありませんが、9条や99条は先人たちの貴重な遺産だと思うし、96条(特に1項)あるゆえに完成度の高いものだと期待しておりました。
ところが昨年、与党はこの96条の本旨とはかけ離れた「国民投票法」などをあたふたと強行採決。後世に残すも恥ずかしい違憲悪法を定めてしまいました。法律は必要ですが作るならもっとまともなものにすべき、やり直すべきです。
そもそも改憲の必要あるのは9条つまり二章ではなく一章です。一章が三章と矛盾、ブザマなハリボテとなっております。
削除し、一章が国民条項になったとき、日本もやっと一人前でしょう。コスタリカ並の。

新シリーズ「どうなってるの?!米軍再編」への
ご意見をたくさんいただきました。
シリーズ第2弾として、「岩国問題から考えるpart2」は、
来週お届けいたします。お楽しみに!

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