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みんなのこえ

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080319up

3月12日から18日までに届いたご意見から

●この人に聞きたい 明石昇二郎さん について

まちゃみ さん(41歳・女性・石川県)

【ぞっとしました。】

「電力側と審査側の双方に、同じ少数の専門家が深く関わっているという、信じがたいことがまかり通っている」 おそるべし、衣笠氏。早く続きが読みたいです。

●デスク日誌 について

平和を愛するキリスト者 さん(48歳・男性・東京都)

【9条があるからこそ】

イスラエルは、ガザ地区を攻撃、多くのパレスチナ市民を死傷させています。
また近隣アラブ諸国の領土を不法に占領しております。
イスラエルの行為は明らかに侵略です。
イスラエルは、民主主義の国ですし文民統制、シビリアン・コントロールも機能している国ですが、選挙で国民によって選ばれた文民の政治家が軍隊を使って他国を侵略しております。
アメリカについても同じことがいえると思います。
日本の自衛隊は、世界で第5位ともいわれる戦力になってしまいましたし、年々活動範囲も拡大しておりますが、いまだに他国民を殺したことはありません。
これは9条が歯止めになっているからに他なりません。

もし9条がなかったなら、日本の自衛隊もイスラエルやアメリカのように殺す軍隊になっていたでしょうし、日本も戦場での殺人経験者が存在する国になっていたことは間違いないと思います。
9条の改悪を絶対に許してはいけないということを痛感させられます。

●デスク日誌 について

尾上一平 さん(59歳・男性・海外)

【殺す軍隊 殺さない軍隊】

この記事を読んで、やはり日本人の価値基準の特殊性が表れていると感じた。
外の世界で暮らすと言うことは、良かろうが悪かろうが自分の身や家族は自分で守ると言う基本的なスタンスが求められると言う事である。
残念ながら日本以外の現実の世界は、常に闘争の世界である。
暴力的であろうが騙されようが、それはやられた人間に隙があったと言うことでしかない。
つまり個人でも家にはショットガンを置いて、常に用心していると言う事になる。
平気で他人に頼り、守ってくれなかったと言っては泣いている気持ちそのものが理解できない。
今回の餃子事件も自衛艦事件も、同じことの延長線上にあるという気がしている。
人を信じることと頼ることは、基本的に違う筈である。
日本人の特殊性は、信じるということが頼ることと同義語になっていることから来ていると考える。
要は単なる甘えですな!

●雨宮処凛がゆく!について

noriko さん(40歳・女性・京都府)

【非正規雇用の問題について】

私は雨宮さんの著書をきっかけに、非正規雇用の問題に興味を持つようになりました。
最近メディアでよく目にするのが「非正規労働者の正社員化の促進」というニュースです。本当なんでしょうか?
また、非正規労働者の方が「努力が足りないから正社員になれないんだ」と批判されるのでは、と心配しています。
このニュースに関する雨宮さんの見解をまたお聞かせ願いたいと思います。

また、先日森達也さんの集会に参加しましたが、死刑制度について考えさせられました。
元々死刑制度賛成派だっただけに混乱しています。わからないことが次から次へと出てきます。

●シムピース について

村上 さん(48歳・男性・北海道)

【すごく欲しい】

何故、市販しないのでしょうか?
すごく欲しいし、子供と見て語りたい。
ビジュアルも斬新で子供受けすると思います。
このフラッシュ版の動きもいいですよね。
販売することがあれば、教えてください。

TY生 さん(67歳・男性・三重県)

【矛盾があっても違いを超えて一致点で大同団結こそ大事】

「みんなのこえ」に
《安保撤廃と同時に改憲して永世中立を宣言するのは、護憲派・自主防衛派を統合し、対米従属を脱してアメリカの戦争に巻き込まれる危険と基地をなくし、憲法と自衛隊のねじれを解消し、国際社会での発言力を飛躍的に高める妙手だと思う》
と言う意見があった。

護憲派・自主防衛派を統合することは無理である。
自主防衛派は国家主義者で、国家間の対話より武力によって対抗する傾向が強い。
むしろ、安保を認めるが、日米同盟における集団的自衛権行使は駄目だとする意見の人たちの方が、大同団結は可能である。

政府は自衛隊をイラクに派遣した。そして2006年1月の日米防衛首脳会談で、米側はイラクの治安維持活動を要求したが、日本側は現行法では不可能として断っている。
安保があっても憲法の歯止めが効いた。
国民投票で勝つには自衛隊は専守防衛であるべき、という人たちや、安保はあっても集団的自衛権行使に反対という人たちと大同団結をして9条規定を守るべき。

かぜ さん(54歳・男性・神奈川県)

【裁判員制度は停止か延期して!】

この制度の批判運動に何回か参加していますが、司法制度改革なんて言いながら、現実の司法の問題点を自分たちで解決できないから、国民に転嫁しているだけです。
そもそも国民の約8割が消極的だし、国民的な議論をした形跡がない。
よく冤罪の原因になる「自白」についての問題などの解消など、推進派から聞いたことがない。
そもそも世界的に「死刑制度廃止」の方向に行っていながら裁判の選択に死刑があるなんておかしい。
わたしはこの制度は、国民をたえず管理する側からの視点を教育する制度だとおもう。

今週は盛りだくさんの更新。
「噂の真相」の岡留安則さんによる連載コラムも始まっています。
ぜひご意見・ご感想をお寄せください。

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