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みんなのこえ

vol.187

090520up

5月13日から19日に届いたご意見から

■この人に聞きたい 田村理さん について

宮坂亨さん(41才・男性・長野県)

憲法99条

諏訪清陵高校2年生の時の世界史の高木昭彦先生の授業で。
「憲法99条○○はこの憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。○○には何が入るか?」
僕は「国民?」とか思った。答えを聞いてびっくり。世の中とは自分の思っていたのとは反対の原理で動いていたんだ。
僕が法や政治に興味を持った原点です。
その後、生徒会活動にかかわり大学は法学部を選びました。

明仁天皇が即位した時「国民と共に憲法を守り…」と発言しました。
公務員の天皇が憲法を守るのは天皇の義務ですが、ここで国民が出てくるのはどうかなぁ、といった違和感を感じたのは覚えています。

■この人に聞きたい 田村理さん について

ごんたさん

草逮捕の件

実は私,逮捕は妥当だと思った内の一人です。それどころか,誰かがTVで「アイドルの草だから逮捕はおかしい,と言うことこそおかしいのであって,一般人なら逮捕されて当然だ」と主張していたのに思わずうなずいてしまいました。家宅捜索にも疑問は特にわきませんでしたし。今回,田村理氏の言葉を読んで,いつの間にか自分は権力側に取り込まれていたんだと気付かされました。というか,私のように無意識のうちに権力側になびいてしまってる人って案外少なくないような気がします。マガ9さん,私みたいな凡人のためにこれからも貴重な示唆をし続けてください!

■教えて塾長!伊藤真の憲法Q&A について

エイハブ船長さん(61才・男性・千葉県)

裁判員制度について

この「マガジン9条」を配信している「まぐまぐ!」に「まぐまぐ!イエスノー世論」というサイトがあり、私は同じハンドルネームでよく質問したり回答したりしているのですが、先日「裁判員をやってみたいと思いますか?」という質問が出ました。私は「裁判員制度は小泉改革の一環として登場したもの。代用監獄(留置場)を使用し、密室での長時間の取り調べ、取り調べ過程の不透明性、裁判官の無能さと出世主義、弁護士の金儲け主義、これらが冤罪がいつまで経ってもなくならない原因なのですが、こうしたことを放置したまま裁判員制度を導入するのは、冤罪の責任を一般市民に押しつけるだけのものでしかありません。」と回答しておいたのですが、今回伊藤塾長の解説を読んで、自分の答えがあながち間違っていないと思って安心しました。

■教えて塾長!伊藤真の憲法Q&A について

森正樹〔アジア人同士戦わず〕さん(45才・男性・東京都)

死刑制度と裁判員制度

死刑廃止論の弱点は、一家惨殺犯、大量殺人犯、無差別殺人犯、連続殺人犯、出所後再犯で人を殺した犯人等に、どういう意味で生きる資格があるのか死生観のレベルで答えていない点にあると思う(「事件史探求」参照)。
冤罪をなくすため捜査・裁判の過程の見直しは必須だが、冤罪で終身刑ならよいのか?冤罪は死刑とは別カテゴリーの問題で、死刑廃止の根拠の一つにはなり得ても決定的根拠ではない。
また死刑と殺人の間に因果関係・抑止効果はないと廃止派自ら主張しているのだから、死刑のある国のほうが暴力的だとは言えない(日本は死刑存置国だが、殺人の発生率は極めて低い)。
僕は人を殺せば死刑になりうる緊張感のある社会のほうがよいと思うし、八割が支持する制度を変えてもよいことはないだろう。
裁判員に死刑まで判断させるのは行き過ぎだが、市民の司法参加によって、死刑制度を含め現行の裁判の問題点に光が当たるのは確実で、そこに期待したい。

■9条は日本人には”もったいない” について

多摩散人さん(63才・男性・神奈川県)

九条には世界に受け入れられる普遍性がない。

ソマリア沖派兵は勿論九条違反だが、国外で海賊に襲われても取り締まってはいけないなどという九条の理念を世界中が受け入れたら、海賊が世界の海を支配するだろう。又、海賊の取り締まりという平和と安全のための仕事を外国に押し付けて、日本だけは特別な国だから危ない仕事はしないというのはエゴイズムだ。九条を守る為に商船に遠回りをさせろという意見もあるが、暴力には屈しろというのが九条の理念なのか。又、日本の軍隊は外国の商船を守らないのなら、外国の軍隊が日本の商船を守ろうとしたら断わるのか。又、世界の全国家が九条を採用して戦争を放棄し、非武装になった時、海賊や山賊やテロリストが約束を破って武装し、世界を脅迫したらどうするのか。不法な暴力に対して戦う準備と覚悟なしには、永続する平和は作れない。九条は間違っている。だからこの62年間、九条を採用しようとした国など一つもないし、日本も持ってはいるが守ってはいない。

■伊勢崎賢治の平和構築ゼミ について

岩田渉さん(35才・男性・東京都)

憲法改正について

自衛隊の存在。9条が嘘だということは子供に訊けば判ります。ただ守っていこうとする姿勢ではもう持ち堪えられない所まで来てしまいました。現在最も必要なのは積極的に求めていく姿勢だと思っています。私は改憲論者なんです。憲法9条を1条に据えるべきだと考えています。1条〜8条を削除することで現在の9条を1条に据える。国家権力をいかに制限するかが本来の憲法の目的なのです。最近ドイツの憲法を読んで感動を覚えたので、転載いたします。
第1条 [人間の尊厳、基本権による公権力の拘束]
(1) 人間の尊厳は不可侵である。これを尊重し、および保護することは、すべての公権力の義務である。
(2) ドイツ国民は、それゆえに、侵すことのできない、かつ譲り渡すことのできない人権を、世界のあらゆる人間社会、平和および正義の基礎として認める。
(3) 以下の基本権は、直接に妥当する法として、立法、執行権および司法を拘束する。

■森永卓郎の戦争と平和講座 について

十文字(衆愚代表)さん(34才・男性・沖縄県)

ソマリア沖への自衛隊派遣をボイコットするには、9条以外に世界各国を説得する論理が必要ではないだろうか?

5月2日、中国政府はソマリア沖の海賊対策を巡り、軍艦を派遣している各国に、護衛海域を分担して共同対処するように提案したそうです。
この案に、ある識者は「効率的であり、中国から言い出してきた事は、大きな意味を持つ」と述べています。

さて、仮にもしこの中国の案が、日本以外の国に受け容れられたとします。
しかし日本は、9条を理由に、海域の担当どころか護衛艦すら引き上げてしまったとします。

これは、「派遣は国益の為であり違憲!」という論理で一貫しておりますマガジン9条の識者方にとりましては、理想的な外交判断だといえるでしょう。

とはいえこれが現実化したら、一体どうなるでしょう?
中国のメンツを潰し、世界各国から非難されないでしょうか?
それとも、日本は9条を持つから仕方が無い、と容認して頂けるのでしょうか?

そもそも、軽武装経済優先主義に基づいた護憲論が支持された60年前では、現在の海賊騒動は想定外だったと思います。

■森永卓郎の戦争と平和講座 について

TY生さん(69才・男性・三重県)

民主党は憲法を守る政党か

森永卓郎氏は《小沢氏は、野党共闘を重視する立場から、国民新党や社民党の主張にも耳を貸してきた。しかし、今後、民主党内部の権力構造によっては、政権交代が平和に結びつくとは必ずしも言えないのだ》と述べている。
私も民主党が総選挙で政権を獲得しても憲法9条の精神を重んじて外交政策を実行するとは思っていない。
民主党は代表になった鳩山由紀夫氏や前代表の小沢一郎氏、元代表の岡田克也氏や前原誠司氏を含めて多数の国会議員が、自民・民主・公明の国会議員が参加する改憲派組織「憲法調査推進議員連盟」の役員や会員となっている。
現行憲法を守り生かすことを願う人は、よくよくかような民主党であることをわきまえて、総選挙に立候補する人物が、憲法9条の精神を重んじて行動する人なのかどうかを見極めなければならないと考える。

■雨宮処凛がゆく! について

ケイさん(36才・女性・千葉県)

この時代に

最近、雨宮処凛の本、排除の空気に唾を吐け を読みました。読みながらこの国はどんどん嫌な意味で保守的になっていく一方だと感じた。
ただの市民として普通に生きていくこと、普通に働くことがこれほどまでに難しい時代
が今までにあっただろうか、と痛切に感じた。
そしてこの国ではもう、夢をみることも許されていない。何かを目指して頑張った揚句、不安定労働しか就けずに自殺する人、心を病んでしまう人。
どうして企業はいつでも新卒の若者しか採用しないのだろうか、こんな国に生まれた我々はこれからどのようにして生きていけばいいのか、怒りと不安は募るばかりです。

■マガ9スポーツコラム について

みっちゃんさん(69才・男性・神奈川県)

大相撲の立ち位置を明確にせよ

朝青龍が、なぜこれ程いじめられるのか、私には解らない。格闘技に、「品格」を求め、政治家には求めないのはなぜだ。
むかしは、「吉田司家」というところが品格などを判断した後、適格であれば横綱の免許状が与えられていたが、協会が営利に重心を移したので、この制度は終わったのではないか。
協会は大相撲が「国技」なのか、勝つことを優先する「スポーツ」なのか、プロレスのような「興業」なのか、或いは「神事」なのか、立場を明確にすることが先決だと思う。
国技という面を重視するなら、外国人に頼ってはいけないはずだ。興業や神事なら、財団法人は返上すべきだ。スポーツなら「品格」なんていらない。

■みんなのこえ について

佐野 鷹男さん(43才・男性・愛媛県)

戦士・軍人教育しか日本の教育にはない

みんなのこえに伊豆川さんの「戦士・軍人タイプの人材ばかり育てても、社会の発展にはつながらない」という投稿に考えさせられた。文意に賛成するも、しかし、義務教育〜大学院まで、そういう教育しかなかったのではないかと思った。勿論、大学の卒論以上では自分で考え、行動することが求められるが、しかしそれは指導教官という枠の上でのことである。

限られた文字数ゆえ論理を飛躍させて書くと、それは戦後民主主義教育なるものが、平等主義を貫徹するために要求した/された結果ではないかと考える。経験的に、「平等」は下方に均される傾向を齎すからだ。

■その他、感想、ご意見、ご要望 について

大瀧由紀子さん(64才・女性・福井県)

品川正治講演会を終えて

5月3日、生まれて初めての司会役に練習で大変な毎日でしたが、当日も色々大幅な変更で、緊張しまくりの一日でした。でもお客さんも沢山来てくださり、何とか無事に終わってほっと一息!それにしても品川さんのお人柄にはすっかり感動しました。インターネットで読んだとおり、穏やかで、えらぶりもせず、淡々と話されるお話も一言一言言葉を大切に話されるので、すごく説得力がありました。また85歳で、お一人で講演に回られているのを知ってびっくり!貴重な存在だけにこれからもお元気で、一人でも多くの人に講演を聞いてほしいと思います。できれば私も客席でじっくりとお聴きしたかったですね。それだけが心残りです。でも「ベアテ講演会」同様、貴重な思い出になりました。

■その他、感想、ご意見、ご要望 について

ああっデモに行けなかったさん

デモ成功おめでとう

デモ成功おめでとうございます。去年行ったので今年も行こうと思ったら当日風邪をひいてねこんでしまいました。次の日目がさめたら治っていたので風邪を恨みました。
日本ではデモの報道が少なく、マスコミがデモの情報を隠しているように思えました。去年よりも参加者が多かったようですね。デモの広がりを警戒しているのでしょうか?とにかく、成功おめでとうございます。次回の選挙では野党に勝たせたいですね。

鳩山民主党誕生で、政権交替は近づいたのか、遠ざかったのか。
来るべき総選挙、私たちが「一票の基準」にすべきことは?
当コーナーとあわせ、「わたしの一票の理由」にも、どしどしご意見お寄せください。

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ご意見募集

・この人に聞きたい ・伊藤真のけんぽう手習い塾 ・森永卓郎の戦争と平和講座

・伊勢崎賢治の平和構築ゼミ ・伊勢崎賢治の15歳からの国際平和学

・雨宮処凜がゆく! ・鈴木邦男の「愛国問答」 ・こども医者毛利子来の『狸穴から』 ・岡留安則の『癒しの島・沖縄の深層』

・どーなってるの?!米軍再編 ・マガ9対談

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