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みんなのこえ

vol.234

100428up

4月21日から27日に届いたご意見から

■「沖縄」に訊く について

松宮 光興さん(70才・男性・神奈川県)

報道のバランスとは

三上さんのドキュメンタリーを全国放送するときに、「こんな偏ったもの…」と非難されたそうですが、本当に偏っているのはどちらでしょう。
本土のメディア関係者の多くは、民意など無視して、米国の意向(威光?)を斟酌するのが当たり前と思っているのではないでしょうか。
カメラには写りにくい、住民の心の中を映像にするのが「真のドキュメンタリー」だと思います。
本土にも、同じ思いを持つ人間がいることを知って下さい。今後も妨害に負けないで、頑張って下さい。

■「沖縄」に訊く について

TY生さん(70才・男性・三重県)

歴史を切り開く先頭に立つ沖縄の人々

琉球朝日放送報道部キャスターの三上智恵さんは《基地を押し付けられて喘いでいる沖縄の現状を見ようともせずに、無意識でも「国益のために我慢する人がいるのは仕方ない」とどこかで思っている大多数の日本国民が、辺野古の海辺に座り込んでいる人たちの対極にいるんです》と述べた。日本人は、安保条約が米国の覇権主義の時に一番機能している事実を知らず国益なるものを信じて、日本は米国に守って貰っているのだと思っているのだと私は考える。
琉球朝日放送報道部キャスターの謝花尚さんは《これからの僕らの仕事は、理詰めで取材して「海兵隊の抑止力」なるものの中身をきちんと検証することだと思っています。(中略)すべての米軍基地が沖縄からなくなることが理想ですが、まずその一歩を僕らが作るんだということです》と述べた。米国への軍事従属脱却の先頭に沖縄県民は立っている。集団自決死の教科書記述でも歴史修正主義者に沖縄県民は打撃を与えた。

■「沖縄」に訊く について

ごんたさん

胸が痛い

今回の連載にも登場されている大田昌秀さんが、先日ETV特集にも出ておられたのを見ました。大田さんの立場に立ったつもりで岡本行夫やら久間やら愛知の中学生やらの言うことを聞いていたら、胸がむかむかしてきました。大田さんは恐らくカメラの前だからということで言葉を選んでらっしゃったのかもしれませんが、本当は、あんたたち本土人は卑怯だ、とはっきり言いたいに違いないと思います。
同時に、沖縄の人たちを尻に敷いてのうのうと暮らしている本土人の一人として、私も本当に申し訳ないというか、胸が痛いです。私は沖縄の人にそんな思いをさせてまで米軍に居て欲しくはありません。米軍が居ないと中国や北朝鮮が攻めてくるというけど、私に言わせれば今日本を蹂躙しているのは他ならぬ米国です。日本の安全は日本が自分で考えて守ればいいこと。米軍なんか要りません。

■いま、山本周五郎が経営者だったら について

たんぽぽさん

江戸時代の暮らしを学びたい

私もできるだけ国産の物を買うように努めている。以前、大学の講義でこれからは人件費の安い中国やインドで物作りをする時代だと聞いた時、ものすごい違和感があった。安い人件費で追っかけていくと、どんどん地球上の緑がなくなるではないか、日本で働き口もなくなり、やがて物作りの技術もなくしてしまい困るのではないか、と思った。
しかし、今は外国産の物を使わないでは生きていられない。紙を大量に使い、洗剤やアイスクリーム等でパーム油を使い、外国産のえびも食べる。そうすると森やマングローブがどんどん消える。現地の人は住宅の材料になり飲み物や薬にも利用できたマングローブをなくし、お金を使わないと生活できないようになってしまう。津波の危険にもさらされる。
江戸時代や経済制裁を受けていたキューバのように、ほとんど自国で生産した物で循環する社会であれば外国の生態系を破壊することもない。そのような社会に近づけるのだろうか。

■パンにハムをはさむニダ について

アスカさん(女性・東京都)

祝・連載開始!

「パンにハムをはさむニダ」のつかみで大爆笑でした。これ、面白いですよね〜。韓国の方本人が言っちゃうユーモア、大好きです。

連載一回二回と大変興味深く拝読しました!
日本のメディアはかなり偏ったところがあるので今回の哨戒船沈没事故に関しては、大統領が涙をこぼす映像や北朝鮮関係をにおわす報道ばかりを目にしましたが、第二回の記事でハッとさせられました。亡くなられた方はまさに「犠牲者」ですよね。私はこういうのも『戦争』の一種じゃないかと思ってます。

次回の記事も楽しみにしています。(でも、無理はなさらずマイペースで頑張ってください!)

■パンにハムをはさむニダ について

オイカワさん(28才・男性・埼玉県)

昨日の貧乏人ラジオ聞きました。焼肉屋について。

昨日の貧乏人ラジオ聞きました。500円の焼肉、すごい安いですね。よかったら詳細教えて下さい。都合が合えば一緒にご飯食べましょう。

■雨宮処凛がゆく! について

なにわののび太さん(40才・男性・大阪府)

雨宮先生、こんにちは。

来月で失業して1年になります。未だに仕事が決まりません。老いた両親と暮らしています。失業して、40歳になりいろいろなことが見えてきました。わかったことは「日本は一度普通のレールから離れると元に戻ることが、かなり難しい国だ。」ということです。社会から離れた人たちが裏社会に入る気持ちが良く分かったような気がします。
しかし、このままでは日本は衰退していくでしょう。いままでのやり方は通用しません。

■雨宮処凛がゆく! について

ドグラ☆マグラさん(27才・女性・東京都)

感想

この間、松本哉さんのネットラジオにキム君が出演しているのを見ました。こんな普通の兄ちゃんが兵役に行かなきゃならない運命にあるのかあ・・・と、恐ろしさを実感しました。
雨宮さんの連載を読みながらキム君の行動力と根性に感心していましたが、マガジン9条の連載まで始まっててビックリです。きっとこういう突飛な行動が世論を動かしていくのでしょう。
彼の今後に注目、ですね。

■雨宮処凛がゆく! について

今年で失われた15年以上過ぎました。さん

今年のメーデーは、なんか切ない。。

「彼女の壮絶な失敗は自分があんな風になりたくない見本だ」その「彼女」は私のことではないですが、同時に「私自身」でもあるのだけど。
第2ロスジェネになりそうな、知人の何気ない一言が心に突き刺さった「第1ロスジェネ」です。上の世代からは未だに「怠け者」の烙印を押され、下の世代からは「壮絶に失敗」した人生を送っているとみなされているんだなあ、と実感しました、正直辛いです。せめて自分だけでも、自分が生きてきた人生を信じて生きなければ、殺されそうなぐらいしんどいです。いや、もう10年以上は社会的に殺されては立ち上がりしてきましたが…(苦笑)。
メーデーの動画が楽しそうに見える時代は壊れていると思います。今思うことは生き延びたい…です。雨宮さんにも生きてお逢いしたい。

合併号ということで、ボリューム大でお届けの今週号。
連載コラム陣のほか、
短期集中連載「「沖縄」に訊く」が最終回です。
ぜひご感想をお寄せください。

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・この人に聞きたい ・伊藤真のけんぽう手習い塾 ・森永卓郎の戦争と平和講座

・伊勢崎賢治の平和構築ゼミ ・伊勢崎賢治の15歳からの国際平和学

・雨宮処凜がゆく! ・鈴木邦男の「愛国問答」 ・こども医者毛利子来の『狸穴から』 ・岡留安則の『癒しの島・沖縄の深層』

・どーなってるの?!米軍再編 ・マガ9対談

・週間つぶやき日記 ・やまねこムラだより ・マガ9レビュー

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