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2011-12-08up

おしどりマコ・ケンの「脱ってみる?」

第34回

過去の内部被曝の評価に関する追及、その後の件。

 事故直後の内部被曝をどう評価するか、統合会見での最近のやりとりをまとめました。また、長いけどね、ヒドイということを目に焼き付けてくださいませよ!

***

 11月21日の統合対策室合同会見にて。

――前々回の質問の回収ですが、前々回に出ました資料によりますと(このあたりの質疑と資料は第29回「脱ってみる?」に書いてますわよ!)、群馬、栃木、茨城、千葉などには福島原発由来のプルームで福島県以上に汚染されてる地域もありましたが、その辺りの過去の内部被曝、吸入被曝、そして外部線量被曝などはどこの部署が管理をしてどこが評価をするのでしょうか。
 福島県でホールボディーカウンターの予算が経産省から17億出て5台購入する件ですが、これは据え付け型ではなく、簡易型の検診車を5台購入、となっておりました。ですので現在の食べ物による経口被曝の慢性被曝を考慮することはできますが、過去の一発被曝は全く考慮できません。
 ヨウ素もセシウムも実効半減期は何度も過ぎておりますので、過去の内部被曝はどこが考慮して、どうするおつもりなんでしょうか。放医研では「外部被曝しか評価しないソフトを作った」と確認しました。福島県庁では「過去の内部被曝は我々としては手も足も出ない」という回答を得ました。県民健康管理検討委員会では「問診票で、過去の被曝を考慮するが、外部被曝のみしか出さない」という回答を得ています。被災者生活支援チームの医療班からは「我々は過去の内部被曝は検討していないが、どこかがやらねばならない、勉強すればするほど難しい」という回答を得ております。
 どこの部署が過去の内部被曝を考慮するのかお答えいただきたいと思います。宜しくお願いします。

園田政務官「えっと、福島県以外の健康調査の件でございますけれども、あの只今、やはり被災者生活支援チーム――これは原発の方でございますけれども、そこが各県も含めてですね、色々ご相談をさせていただいてるようでございます。したがってまだ詳細なものは出てきておりませんけれども、自治体の皆さん方ともご相談をさせていただきながら今後対応していくようになっております。
 で、その間でございますけれども、詳細なモニタリングも含めて今やらせていただいてるところでございますので、まずは状況をしっかりと把握をさせていただいた上で今後私共としても何ができるか、あるいは県を通じてですね、何をやっていただくかは今後のまあ、いわば検討事項として、問題意識としては持たせていただいております。ということでございます」

――すいません、質問の趣旨が伝わっていなかったようで、もう一度質問いたします。「過去の内部被曝を考慮する機関はどこか」という質問をさせていただいたのですが、具体的に部署名を教えて頂ければと思います。

園田政務官「はい、あのすいません、それについては実際に決まってるわけではございませんので、今後の課題という認識でさせていただいております」

――あの、過去の内部被曝の考慮は時間が経てば経つほど、データなり記憶なりが薄れますのでなかなか評価しにくくなるので、一刻も早く内部被曝など過去の調査はするべきなのですが。現在(原子炉が)冷温停止状態に入っているならば少し余裕があるかとは思われますが、いつのタイミングで始められるのでしょうか。

園田政務官「まあ、そういう面ではこれからの課題であろう、というふうに思ってますので、現在それがどういう体制で行なうかということは、まだ検討の俎上には上ってないと、そういうことでございます」

――検討に上ってないということですか。

園田政務官「はい、そうです」

(わーおっしゃいましたわね!?)

――わかりました、過去の内部被曝をどう考慮するかは、政府でもどこでも検討に上っていないということで。よろしいでしょうか。

園田政務官「あの、まあ検討に上っていないと、どこでもということになるとちょっと語弊がありますけども、当然課題としては認識致しております。けれどもそれが実際にどういう形で行なうことができるのか、といった場合においては、それはまだ決まっていない。ということでございます」

 あのー園田さん、私何ヵ月この質問をして、何ヵ月「検討中」とお答えされてると思ってるの? 過去の内部被曝、特にヨウ素被曝をどう評価するか、5月から追及している件。放医研も福島県庁も厚労省も県民健康管理検討委員会も被災者生活支援チームも、いい加減各所の電話の保留音聞きあきたし、仲良しまでできて雑談するレベルになってるっつの!

 この日のぶら下がりで安全委員会の加藤さんに聞きました。

――園田政務官が過去の内部被曝の評価が検討に上がってない、とおっしゃってビックリしましたよ! 加藤さんどう思います?

加藤さん「あれはいけませんよ! 過去の、事故直後の内部被曝は必ず何らかの評価をすべきものですからね」

――安全委員会としてはどうお考えですか?

加藤さん「安全委員会としては、被災者生活支援チームの医療班と同じ考えです。どこかが必ず過去の内部被曝の評価を始めなくてはならない、と思っています。しかし、医療班もうちも、それをやるべき立場にいないので、できない、というか…」

――安全委員会は助言機関ですもんね… 

加藤さん「そうなんです、しかし、事故直後の内部被曝は何らかの形で評価しないと。難しいことですが、全くしない、というのは明らかにおかしいことですよ」

 よし、次回は加藤さんのお力もお借りしよかな!

***

 そして11月24日統合対策室合同会見。

――前回の会見の質疑の時に、園田政務官は過去の内部被曝の検討課題は現在上がっていない、とおっしゃいました。この点についてお聞きいたします。
 助言機関である安全委員会として――私、あの後各専門家や、色々なところに聞いたのですが、現在放医研、福島県庁、そして福島県の検討委員会、被災者生活支援チームの医療班などでも、過去の内部被曝が一切検討されていない、そしてこれからについても、園田政務官もお答えのとおり、検討課題に上がっていない、という点について安全委員会としてどうお考えかお聞かせいただければと思います。

安全委員会・加藤審議官「われわれとしてはどこの機関がやるんでもいいんですが、何らかの形では行われる必要があると思ってます。国連のUNSCEAR(アンスケア、後述)からもですね、その辺の情報は求められているところでございます。ただ、初期のモニタリングデータが少ないということで、不確かさは非常に大きいと思いますから、『そういう状況の中で不確かさはどれくらいだけど、こうだ』というような形でもいいですから、何らかの評価はどこかの機関で行って欲しいと思います」

――ありがとうございます。では現在どこの機関でも行っておらず、政府としても検討課題に上がっていないという点について、安全委員会としては何か助言をされるおつもりは、これから今後あるんでしょうか。

安全委員会・加藤審議官「政府の対策本部の医療班でもその点は意識されてるということなんで、何らか対応されるんではないかと期待しておりますけれども、あとまあ我々のほうでもUNSCEARへの対応をしていく為に、専門家にはですね、情報なり何なり求めているところです」

――ではこれから、過去の内部被曝を評価する機関として、現在どこにもありませんので、これはやはり、政府が何らかの指示をしないと動かないのか、もしくは今既存の機関が新たにこれを評価していくのか、これはどういった道筋が考えられるのでしょうか。すいません度々、宜しくお願いします。

安全委員会・加藤審議官「そこは、我々は技術的な助言機関ですので、どこの機関がどう行うのがいいのか、それは、政府の対策本部で考えていただきたいと思います」

(ええ、まあ技術的な助言機関にも関わらず、いつもいろいろなことを聞いて、そしてお答え頂き本当にありがたいと思っていますよ!)

――わかりました、では、園田政務官、宜しくお願いします。

園田政務官「はい、ちょっと先ほどのおしどり様のご質問の中で、さも何か私が、何も検討しないがごとくですね、ちょっとお話をされたのかな、と思いましたけれども、正確に申し上げ――前回も申し上げているわけでございますけれども、今現段階でその俎上に上っていないと。しかしながら私は『今後の検討課題の一つである事は認識をしている』というふうに申し上げました。
 したがって今のご質問に繋がる話でありますけれども、当然ながらですね、何らかの形で、先ほど安全委員会さんからもお話がありましたように、当然ながら今後どういう形で検討できるか、そしてどの機関がそれが行なうのか、ということは今後の課題としてそういうふうに私共も認識を致しているところでございます。
 その、まだ結論が出ていない、ということでございますので、当然俎上には上ってない、ということよりも、これからまさしくそういった事も踏まえて検討をしていかなければならないだろうというふうに考えてるところでございます」

――前回も申しましたが、私はほぼ毎月過去の内部被曝について聞いておりますが、毎月17日に出されるロードマップの進捗状況にも一切上ってきませんし、今後どれくらいのスケジュール感で上ってくるか、ということにもお答えいただけません。
 現在(原子炉が)冷温停止状態であるのなら、少しの余裕は出てきている、とも思いますので、加藤審議官も仰られましたが、初期のモニタリング情報が少ない上、なおかつ過去の記憶も薄れゆく中で一刻も早く検討課題に挙げるべきだ、と思うのですがどれくらいの期間でこれは検討されるのでしょうか。

園田政務官「はい、まあ今日この時点でですね、明確なお答えはできませんけども、あの当然ながら今後、それも一つ『検討課題として挙げていかなければならない』という認識は私も共有をさせていただいております。
 今余裕が、というふうに仰られましたけれども、まだステップ2が終了しているわけではございませんので、まず、私の立場で申し上げれば、この炉の状況をですね、しっかりと安定的なものにしていくということを確定的に持っていかなければならない、というのが近々の課題であるということでご理解をいただければと思います」

――では、このままだと年が明け、そして事故から1年になるなど、どんどん時間が経ってしまいますが。すいません、大体の予測でいいので、その検討課題に上っているということで、どういうイメージを抱いておられるのか、どこかの機関に指示をするのか、もしくは何らかの新しい部署を立ち上げるのか、過去の内部被曝は政府としてこれからどのように対処されるおつもりなのか、大まかで結構ですのでお聞かせいただければと思います。

園田政務官「はい、あの、当然先ほど申し上げましたように、それがまだ決まっていない状況でございますので、まさしくこれからその認識と共にですね、どういう形でできるのかを検討していきたい、と思っております」

――わかりました、恐らく政府のほうが指示をしなければ、関連の機関はどこも『お手上げだ、手も足も出ない』と仰られますので新たな指示が必要かと思われますが、検討中ということで…。分かりました。数か月以内、半年以内などのスケジュール感も無いというお答えでしょうか。

園田政務官「まだそういう状況には至っておりませんので、もう少しお時間をいただきたいと思っております」

――これは政府としての公式な見解ということでよろしいでしょうか。

園田政務官「はい、あのーーー、まあ、こ、公式な見解と言いますかですね、あの、私もその、そういったご意見を頂いているところでございますので、その、問題意識というのが共有している1人でございます」

 ??? 何か全く意味がわからないのですが? これ以上、園田政務官と質疑を続けても「検討中、いつ結論が出るかは未定」という答えしか返ってこない、と考えました。別のやり方にいたしましょう。

***

 別の日、12月1日の会見のぶら下がりで安全委員会の加藤審議官にお聞きしました。

 加藤さんの回答の中のUNSCEAR(アンスケア・United Nations Scientific Committee on the Effects of Atomic Radiatio/原子放射線の影響に関する国連科学委員会)についてです。

――UNSCEARが過去の内部被曝のレポートを提出せよ、と言ってきているのですか?

加藤さん「ええ、データがあるのであれば、ということで、ムリやり作れ、という要求ではないんですけどね」

――へー、でも、「無いです」と回答するのもおかしいですよね?

加藤さん「そうですね、ま、UNSCEARはそれだけを要求しているのではなく、事故全般のレポートを要求しているのです。ほら、チェルノブイリ事故後もUNSCEARがレポートを出したでしょう? あれと同じレポートをUNSCEARが作るので、様々なデータを提出してほしい、と言ってきているのです」

――あ、なるほど、UNSCEARのチェルノブイリレポートみたいなのを福島レポートとしてUNSCEARが作るのですね? いつぐらいにできるのですか?

加藤さん「来年の春にはできるみたいですよ」

――1年後にUNSCEARがレポートを出す、と。で、UNSCEARに提出する日本のデータの窓口はどこなんですか?

加藤さん「うーん、どこか、といえば、うちかな?」

――安全委員会がUNSCEARの窓口ですか?

加藤さん「窓口、というか、まぁ今回の提出レポートに関する話し合いはうちがやってますよ」

――えぇ!? それ、傍聴できます?

加藤さん「もちろん。1回めは終わったんだけど、傍聴する人少なくって…」

安全委員会の若い方「HPの開催予定のところに載ってますよ、次はいつかわかんないですけど…」

加藤さん「ほら、あなた、あなたの仲良しの橋本さんはそのワーキンググループ主宰してますよ」

――橋本さん?

安全委員会の若い方「ほら、『専門家』ですよ!」

 あー、勝手に私が「専門家」とあだ名をつけた、あちこちの学会や審議会でお会いする安全委員会の方でした! それを調べたいならこのICRPの勧告がいいですよ、こっちの考え方もありますよ、といつもアドバイスくださる方なのでーす! ツイッターではよく登場する方なのでした。

 そして帰って調べると、ありました、こちら!
「放射線防護専門部会 UNSCEAR原子力事故報告書国内対応検討ワーキンググループ」

 第1回目の資料と議事録もありました。

 あのさ、かなーりあちこちの省庁のサイトを調べている私だけどさ、安全委員会のサイトはかなーり見やすいよ! 親切だよ!
 それに、資料とともに「速記録」もつけて、会の議論を全て公開しているところは珍しいよ! 原子力安全委員会後の記者ブリーフィングまで速記帳を公開してるのもほんと、珍しいよ! これね。

 加藤さんが以前の会見で「原子力安全委員会は福島原発事故後、全ての情報を公開するために、資料だけでなく話し合いなども全て速記録を公開します」と仰ってたのを思い出しました。
 記者ブリーフィングの速記録は2011年の4月4日から始まってるんだけど、けっこう面白いよ。最近のは、質問する記者さまの所属媒体と記者名がはっきり公表されているんだけど、4月4日から5月16日までは「記者」という表記のみで、どなたが質問したかわかんないの。5月19日から突然、記者名、所属媒体名がはっきり記されます。情報をどんどん公開しながら、「あ、これも公開しなくちゃね」と変化して頂くのは大変ありがたいことです。

 あ、また安全委員会を褒めてしまった…。でも、議事録、速記録を公開していないところが本当に本当に多いんだ!! 原発事故に関することは密室の話し合いにしないでほしいし、誰が何をおっしゃったか、後からきちんとチェックできるようにしてほしいのです。それを「傍聴する方少ないんですよね…興味ないのかしら…」とおっしゃりながら議事の速記録を公開するというのは本当に珍しい機関なのです。
 書き起こしされる方はご存知だろうけど、本当にめんどくさいし、時間がかかる。それを、ほぼ翌日か数日のタイムラグでネットに公開する機関はありがたいです。全ての省庁がこれをやってほしいよー。

 しかしこのワーキンググループは近々では開催予定は無かったのですが、いろいろと興味深い分科会がありました、ので行って参りました、原子力施設等防災専門部会・被ばく医療分科会第28回。
 安全委員会の傍聴って、申し込み無しでどなたでも行けるんですよ、珍しい…。 だって他の省庁の審議会や公聴会ってFAXで数日前の締め切りまでに申し込まないといけないんだもん! メールじゃダメなんだもん! 公示して翌日の開催とかだと、「わーお、家に帰るのは夜だから申し込みFAXを締め切りの18時までに送れないよーう!」とか平気でなるんですよ…。でも、申し込みをしなくても大手メディアなら「申し込みしてないんですけどNHKですぅ」で入れるんです、いいね☆ いちお報道も全て事前申し込みが必要、と書いてあるんだけどね☆ それを申し込み無しのフルオープンにしているところはお珍しゅうございます。これがスタンダードになればいいな!

 12月7日の被ばく医療分科会はとても興味深かったのですが、長くなりすぎなので、また改めて!

***

 ごめんなさい、安全委員会褒めすぎて。だって、この「脱ってみる?」を安全委員会の方々も読んでくださってて、感想をときどきおっしゃってくださるんですもん。そんな方々は、あと被災者生活支援チームの医療班もそうだね! 

 以前さ、日刊誌で連載をさせて頂いたときに、補佐官時代の細野大臣のいいところと悪いところを書いたら、「申し訳ないが、悪口だけにしてほしい」と頼まれて、「アホか、私が感じたことを歪めるのか、悪いところだけならそう書くし、いいところがあるなら両方書くわ!」と返しました。あー、あのとき、毎日そういうやりとりしてたな…。「もっと西山審議官を揶揄するように書いてほしい」という依頼とかね。「すみません、そういうのがお好みなら他の方にご依頼してください、当初の話し合いが足りませんでしたね、連載打ち切ってください」と連載打ち切りのお願いメールを5回はしたという!! 
 私は、十把ひとからげに、「国が悪い」「政府が悪い」「官僚が悪い」ということもおかしいと思うのです。大手メディアでも政治家さんでも官僚でも、いい人と悪い人がいて当たり前。できるだけいい人を見つけて応援したいし、誰かのいいところを見つけて大声で「それ、いいよ! その調子でお願い!」と言いたい。そのほうがお互いのためになるじゃない? 悪いところも悪い、とバリバリ言うけどね、いいところの応援と推進こそ、張り切ってやりたいよね!

 安全委員会の悪いところといえば……班目委員長かしらね? 
 安全委員会で、過去の内部被曝を評価する機関への助言分科会ができてほしいものです。せめて被ばく医療分科会の議題に上がらないかな!

***

 第32回「第116回放射線審議会、ほっといても2年後に40%下がるのに除染するの? の件」の記事に、飯舘村の方から「飯舘村の実情を伝えて下さって大変ありがたいですm(__)m」とツイートを頂きました。
 そして私が「とんでもないです、飯舘や福島の方々が踏みにじられるのなら、私たちは踏みにじられて当たり前だと思うので。まず、飯舘の方々のことを考えなくちゃーと思います」と返すと「ありがとうございます。今後ともよろしくお願いしますm(__)m。微力ですけど応援します」

 いやいや! 応援するのはこっちですから! そして応援というより自分たちのことだもの。だってね、考えてみて、福島の方々が高い線量で生活することを何の補償もなく我慢させられるんだったら、その他の地域で多少、線量が高かろうが、多少放射性物質が入った食べ物・水があろうが、「そんなの、福島に比べたら屁みたいなものだし、福島の方々はおとなしく生活してますよ?」なーんてことを、ヌケヌケとおっしゃられちゃうわけですよ! これはまず、自分たちのためにも全力で福島の方々の応援をせねば! と思うわけです。

 そのためにも「事故直後の被曝をきちんと評価してよ!」というのはとっても大切。だってね、いくら今の線量が高かろうが、除染で被曝する線量が高かろうが、「そんなの、事故直後の福島に比べたら屁みたいなものですよ」と考えられているわけなのですから!!

【今週の針金】
安全委員会の加藤審議官。統合会見になった時に初めからきちんとマコちゃんに対応して下さったのも加藤さんですねん。
小児甲状腺サーベイを追求する時も説明会が開かれるよう裏で動いて下さいましてん。
仲良し過ぎてちょっと焼けますねん!

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マコさんと園田政務官とのやりとり、
なんか前にも読んだことがあるような…? と一瞬デジャヴに襲われました。
今、こうしている間にも、事故直後の記憶は薄れ、
被曝評価はどんどん難しくなっていく、はずなのですが…。
「自分たちのためにも全力で福島の方々の応援をせねば!」
その思いを、もっともっと広げなくては、と思います。


おしどりの2人への「ご祝儀口座」はこちらから!

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おしどりプロフィール

マコとケンの夫婦コンビ。横山ホットブラザーズ、横山マコトの弟子。よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属。2003年結成、芸歴は2005年から。
ケンは大阪生まれ、パントマイムや針金やテルミンをあやつる。パントマイムダンサーとしてヨーロッパの劇場をまわる。マコと出会い、ぞっこんになり、芸人に。
マコは神戸生まれ、鳥取大学医学部生命科学科を中退し、東西屋ちんどん通信社に入門。アコーディオン流しを経て芸人に。

ブログ:
 http://oshidori.laff.jp/
twitter:
 マコ:@makomelo
 ケン:@oshidori_ken
その他、news logでもコラムを連載中。

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