今週の「マガジン9」

 今週の「メディア時評」の「大義なき」解散・総選挙へ!――読売新聞が仕掛けた?」にもあるような、選挙をめぐる裏事情を知れば知るほど、ばかばかしくもなり、「政治」や「政治家」に対して、嫌悪感を持つようにもなります。それが普通の感覚でしょう。

 しかし、言うまでもなく投票に行かない人が増える、投票率が低くなると誰が喜ぶか…わかりますよね? そこで自分自身も含め、自分のまわりの知人友人が、一人でも次の選挙への関心が高くなるように、そして投票率がアップするために、どんなことができるのか、考えてみました。そもそも来春の統一地方選挙をにらんで、足元からの地道な選挙企画を作っていたところだったのですが、急遽総選挙にも応用です。例えば、公開討論会をするというのも、本来はとてもいい方法でしょう。実際に普通の女性たちが公開討論会を開いて話題になった愛知県の例があります。この時の主催者のインタビューはこちら。

 自分の選挙区の候補者に関心のある項目についてのアンケートや質問状を送り、その結果を自分のブログなどで発表する、という企画も有効です。お返事がない場合は、「●●候補者からは、お返事をいただけませんでした」と発表すればいいのです。市民の方を向いていない不誠実な候補者だな、ということがみんなにわかるわけですから。

 この機会に小さな勉強会を開いてみるのもいいかもしれません。先週土曜日に「怒れる大女子会」を「マガ9学校」として開催しましたが、各地で少人数でもいいので「怒れる女子会」を開いて、選挙や憲法についてのトークをするのはどうでしょうか? 講師が必要なら太田弁護士も所属する「明日の自由を守る若手弁護士の会」に相談してみるといいでしょう。そういった簡単マニュアルを太田さんが作ってくれたので、是非利用してみてください。

 ここであきらめてしまっては…彼らの思うつぼですよ!

(水島さつき)

 

  

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