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2011-08-11up

おしどりマコ・ケンの「脱ってみる?」

第16回

自分の健康のためにスポーツをするように、自分の情報リテラシーのためにメディアになる件。 〜プルトニウム、『メディアと市民』〜

 では、前回の続き。先生の研究室に伺ってお聞きした話です。なぜ、その先生のお名前を明かさないか、は後述いたします。

 先生がおっしゃるには、事故直後の核種の解析の第一報はとても杜撰なものだったそう。3月16日に公表された日本分析センターの敷地内の土壌の核種を解析したデータは間違いが数箇所あったのですって。特に問題なのは、Cl38が出ていた、というもの。このデータを見た瞬間、先生は荷物をまとめて逃げようか、と思ったのですって。Cl38は世の中に絶対無いもので、核臨界、核爆発が起こらないと出てこない物質だからです。けどその同じデータにはNa24が全く無かった。これはおかしなことで、Cl38とNa24は必ず一緒に出るのです。
 変だな、と思っているうちに、Cl38が検出されたというのはエラーでした、と訂正が入りました。でも、その訂正が入る前に、第一報はご丁寧に英訳まで付けて世界中を駆け巡ったそうです。そして、このような間違いはとてもレベルが低いとおっしゃってました。「学生が始めて解析して間違えちゃった、というのならなんとか許されるけど…」。えぇ!? そんなレベルの間違いなの? その他も、分析上のミスがあっちこっちあって、「これが日本の分析レベルか、科学レベルかと思うと恥ずかしい」。それが英訳付きで世界を駆け巡ったのか…。

 そして、先生は独自で福島県内、原発の敷地前まで行き、土壌、稲藁、水の解析を始められたのです。その論文を見せて頂きました。
 この論文は、今、海外の学会で審査にかけられてて、査読中なのです。ですから、詳しいデータや先生のお名前を明かすことができないのです。その論文が学会にアクセプトされるまで(学会誌に掲載のため採用されるまで)二重論文にならないよう、詳しいことは公表できないのです。

 その論文の解析結果は恐ろしいものでした。
 要点だけ書きます。
 ネプツニウム239という物質が飯舘村で福島原発の正門と同程度検出された、というもの。ネプツニウム239、あまり聞いたことないでしょう? これはプルトニウム239の親核種となるのだそうです。

 ウラン239→ネプツニウム239→プルトニウム239
 とβ崩壊していくのです。

 そして、ネプツニウム239の半減期は約2.4日。つまり、ネプツニウム239は2〜3日で半分がプルト君になるのです!
 そしてその量の具体的な数字は出せませんが何千Bqという大変な量が検出されているのです。それがいずれ必ず、全てプルトニウムになるのです。

 しかし、ネプツニウム239の段階で解析にかけられたのは幸運だった、と先生はおっしゃっておられました。
 ネプツニウム239はγ線核種なのだけど、プルトニウム239はα線核種。α線核種は出している放射線がとても短く、見つけにくい、検出しにくいのです。
 あら? ということは、ひょっとしたらその、先生が解析にかけられる以前の土壌には、もっとネプツニウム239があったかもしれない?
 「その可能性は非常に高いと思います」
 半減期が2〜3日だものね、ほとんどプルト君になっちゃってるのかもしれない。

 「これからは核種のベクレル数が問題になってくると思います。空間線量はめやすでしかないんです」
 そうね、私もそう思ってた! だって、例えば放射能汚染された食品の暫定基準値。飲料水のヨウ素の指標は300Bq/kg(まぁこれも問題あるけどさ)。けどプルトニウムは、超ウラン元素のα核種(プルトやアメリシウムやキュリウム)を全て合計しての指標が1Bq/kgなのです。
 「プルトニウムなどのα核種が検出された場合、全てごちゃまぜの空間線量はめやすでしかなく、核種の組成、ベクレル数が問題なのです」

――では、α核種がないかしっかり検査しないとダメなんですね?
「α核種は核燃料管理区域でないと扱えません。そして核燃料を扱える場所は非常に限られているんです」

――原子炉を持ってる大学とか?
「原子炉を持つ大学でも1つか2つです。私もα核種を解析するときは、その手続きだけで泣きたくなるような手間がかかります。」

 …気軽に測定できないのね…

 この論文は日本の学会誌に出すといろいろ問題がある、ということで、全く関係無い海外の国際誌に出しておられるそうです。それもなんだかね。

 査読が終わって審査に通りしだい、公表できるとのこと。 
 淡々と正確なデータを出し続けたい、とおっしゃるこの先生をなんとかお守りしたいです。これからも、どうか住民の方々のために、研究をお続けください、これからもよろしくお願いいたします、とお話しして帰りました。

 余談だけど、途中で先生が、「ちょっとサンプルをお見せしましょうか?」と、いくつかの稲藁のサンプルと検出器を持ってきてくださいました。
 ピッピッという音が放射線を関知している音なのだそう。飯舘や福島原発から1.4キロのサンプルはピーーーと鳴りっぱなし。そして、凄まじい値。
 先生いわく「あ、少し被曝しちゃいますよ」。
 わーー、先生、冷静におっしゃるけど、ドキドキするわよ!

***

 この情報を踏まえて、統合本部の共同会見で質問をしています。
 しかし、文科省も東京電力も、先生が土壌をサンプリングしてネプツニウムを検出した場所では、検査をしていないの。文科省にぶら下がりでもお聞きしたけど、プルトニウムなんかあるわけない、という見解。ネプツニウムも無かった、とのこと。
 東京電力のほうでは、福島原発の敷地内ではプルトニウムは見つかっているのね。 文科省のα線の解析は、実は初期にやっただけ。3月23日にサンプリングして4月1日に公表したときと、3月21、22日にサンプリングして4月26日に公表したときのデータしかありません。そして、そこには飯舘村は含まれていないのです。

 8月3日に先生の研究室にお邪魔して、4日の会見のときに避難区域解除の考え方が発表されました。
 そこで引っかかったのは「年20mSV以下、そしてゆくゆく年1mSV以下を目指すこと」というもの。
 空間線量はめやすでしかない、と先生は昨日おっしゃってたけどな? それぞれの核種によって挙動も除染方法も違うし。
 例えば、ヨウ素なら水に比較的溶けやすいから水をかければ流れていっちゃうの。土に染み込んだり(それも問題だけど)。セシウムは溶けにくいから土の表面上に残りやすいの。だから表土を削ったりしての除染。
 このことを安全委員会にお聞きしました。

――空間線量だけで大丈夫? 核種のベクレル数が問題ではないの?

安全委員会・加藤さん「空間線量で充分だと考えています」

――核種によって除染方法が違うし、α核種があったら線量よりベクレル数が問題だと思うんですけど?

加藤さん「現在、ほぼセシウムしか無いと考えられておりますので、セシウムのことだけ考えればよいかと思います」

――ネプツ239が存在する、という情報があるのですが?

加藤さん「そのようなお話は聞いたことがありません。」

 ああ! 早くその先生の論文が公表することができるようになりますように!

 先生の研究室に一緒に行った飯舘の仲良しが「あー俺、肺がんで死ぬのやだよー、苦しいのやだよー」と何回も言っていたことが忘れられません。

***

 先日、とても驚いたことがありました。
 南相馬の市民記者の方が、ヨウ素の内部被曝の危険性をご存知無かったこと。
 「ヨウ素は半減期が過ぎてるから、もう心配しなくても大丈夫ですよ」
 いやいやいや! ヨウ素の過去の内部被曝は問題だから! 
 「今はセシウムが出るからセシウムだけが問題なんですよ」
 いやいやいや! 体からは排出されたり、半減期過ぎたりしてるけど、細胞が傷ついたことには変わりないから!
 「でも、もうヨウ素は出てこないでしょ?」
 いやいやいや! 大量にヨウ素被曝して細胞が傷つけられても、因果関係が証明できなくなっていることが問題なんですよ!
 「そういうことは偉いお医者さんの先生とかに聞いたほうがいいんじゃないですか?」
 いやいやいや! 
 頑張って10分くらいお話ししてましたが、だんだん、暴発しそうになったので、「また今度☆」と別れました。温厚なケンパルでさえ、「怒鳴りそうになった!」。

 飯舘の仲良しと私が組んで動いてるように、南相馬のその方も住民の方と組んで動いてらっしゃるのかしら、と思ってお話を伺いたかったのですが、全く違いました。
 南相馬の方々が、事故後、飯舘村に避難されていて、15日〜19日に避難所にいらしたその方々こそ、一番被曝されてるのではないか、と心配していたのです。開放的なところにおられたし、簡易水道を使っていらしたから。
 安全委員会にもその方々のことを把握してるか、と聞いたことがありますが、「把握してないが、行動記録をつける問診表で県のほうで把握できるのではないか」という回答。でも問診表は外部被曝のみの片手落ちの調査ということは以前調べたからね(第11回参照)。
 その南相馬の方々のことを南相馬の市民記者の方にお聞きしても「大丈夫なんじゃないですか? もう何ヶ月もすぎたし」。
 わー、根本的に被曝のことをご存知ないのかもしれません。南相馬の市民記者の方っていっても、東京在住の方なのですが。

 けど、内部被曝のことをご存知の方のほうが少ないのはしょうがないのかもしれません。テレビでも新聞でも一切、詳しく説明しませんからね。
 飯舘の仲良しと電話で話しながら、そう言い合いました。
 「俺たちみたいに、毎日内部被曝のことが必ず話題にのぼるほうが、おかしいかもね」
 けど、南相馬の市民記者の方には知っておいて頂きたかったな! テレビや新聞以上のことを知っておいて頂きたかった。

 8月10日に『いまメディアと市民はどう動くべきか』という討論会&記者会見に伺ってきました。けどね、正直、8割はピンと来なかった! (会見中は大幅にヨイショして、5割はピンと来なかったと言ったけど、ほんとはもっとだっつの!)
 既存メディアとフリーランスがどう連携するか、とか、優秀なジャーナリストをどうやって育成するか、プロのジャーナリストとして食っていくためには、とか、学校作るか、とか、なんつーか、どうでもいいわ! 挙句のはてに、「市民に求めることは何もない、市民はジャーナリストが提供するニュースをただ受け取ってくれればいい」だってさ。それってけっこう、バカにしてない?
 私は、既存メディアやフリーランスがどう変わろうが、そんなに何も変わらないと思います。受け手の私たちが変わらなければ。
 だってさ、私たちがさ、変化に気付かなかったら、メディアがどう変わろうが意味ないでしょ? どの記者さんがどのジャーナリストが優秀なのか、きちんと見抜く力が私たちにあると思う? そもそも、優秀なジャーナリストの能力って何? いい記事ってどういうこと?

 私は芸人として、自分のことを好きって言ってくださるお客さまがたを守りたいから、原発のことを調べて知らせていこうって思ったの。で、今、こうなってると。そして、情報、記事の見方が本当に変わりました。
 2次情報で納得いかなければ1次情報まで調べるとか。同じニュースでも複数の局や新聞でどういう報じ方をしてるかを観察するとか。この情報でこういう表現をするということは、こういう意図でニュースを作ったんだな、とか。この新聞は批判記事に署名をつけないことが多いね、とか。
 情報に対して、深く考えず無条件に信じて受け取る一方だったのが、無意識に「その情報がどう加工されたか」前提で受け取るようになっていったのです。
 情報に対して、無条件で信じる「受動的」な状態から、いったん比較したり調べ直したりする「能動的」な状態になったのです。
 今から考えると、自分が「お客さまに本当のことを調べて伝えたい」という気持ちが、はからずも、メディアになるという決定的な意識改革になったと思うのです。
 受け手の意識が変わったら、既存メディアもフリーランスも、何もしなくても勝手に淘汰されるんじゃない?
 そして、いったん自分がメディアになることで、既存メディアもフリーランスも、間違うこともあるかもね、と気付けるしね。記事って絶対的なものじゃないんだよね。

 ローマ時代は、スポーツはプロのするものでした。スポーツは見世物で、プロスポーツ選手と観客しか存在しなかった。
 でも、現在、みんな自分の健康のためにスポーツをするのは当たり前でしょ? スポーツはプロだけがするものじゃないでしょ? そして、みんながスポーツをするようになったからって、プロの質が下がったり、スポーツ人口が減ったりするものじゃないでしょ? それどころか、自分がやると理解が深まり、業界的に成熟して拡大していくでしょ?
 私は、自分の健康のためにスポーツをやるように、自分の情報リテラシー(情報に対する能力)のためにメディアをやるべきだと思うのです。
 現在のプロのメディアと視聴者、という形は、ローマ時代のプロスポーツ選手と観客、という古い形に重なるように思うのです。

 メディアをやる、ということは何も難しいことじゃないと思います。会見に出たり、取材したり、ということばかりがメディアじゃない。
 ツイッターのフォロワーさんが、仕事場で原発情報の壁新聞を作っている、とおっしゃってました。週一の発行でも大変、気軽な壁新聞だけど、記事を書くには情報をきちんと調べたり、あやふやな理解じゃないように、数値をまちがえないように気を使う、とのこと。
 仲良しの60代のおばさまが、インターネットを見ない同年代の友達が全く原発のことを知らないから、とツイッターやネットの情報を集めてプリントアウトしてFAXでかたっぱしから送ったり、ネットの動画を集めて、家で上映会パーティーをする、とおっしゃってました。タクシーに乗っても「運転手さん、ちょっとメルアド教えて! 私が原発情報たくさん送ったげるから! 今どきテレビ新聞だけやったらあかんよ!」という積極性。自分で情報を知って考えて集めてそれを発信する、といった点では、すごいメディア人間だと思います。

 地方だから会見に行けないし、忙しいからそんな暇ない、という考えではもったいない。今、こうやってマガジン9をネットで読んで頂いてるでしょ?
 会見はネット動画で見れるし、資料、情報もネット上のを調べるだけで大変な量です。それが大変だから、と既存メディアに任せておいて、無条件に受け取るだけだったから、こんなことになっちゃったんだと思う。
 忙しいから、と運動しなかったら肥満や成人病になっちゃうように、忙しいから、と情報のトレーニング、メディアをやらなかったら、何か恐ろしい結果が待ってるような気がします。
 今、ネットとテレビ新聞の情報の乖離にいちはやく気付いた方々は、次は、自らがメディアになる番だと思うのです。

 大切な方に、家族に、友達に、不特定多数に発信する。原発のことはほんと難しいけどね! 私も3月4月はどんどん知り合いを失くしたし、疎遠になったし、親とも毎日凄いケンカしたし。でもさー、人の縁を切る原発なんておかしくない? けど、あきらめず、怒らず、丁寧に原発のことを話し続けていきました。感情的にならず、事実を調べて、伝えていくだけ。だって、いっぱい調べて考えた本当のことなんだもん、そんなスタンス。今、思ったけど、自分が正しい、と思ったことを、くじけず発信し続けるのも凄いトレーニング!
 『いまメディアと市民はどう動くべきか』の討論会では、記者クラブやらいろいろ時間がかかる、組織を変えるのは大変、みたいなことをしきりにおっしゃってたけど、私たちが一瞬で変われば、案外、世の中、今の状況は一瞬で変わるのかもしれません。
 なぜなら、世の中のことを全く知らなかった私たちが短期間でどんどん変わったからです(震災前の私たちに、このアホウ! 物知らずめ! と言いたい)。 

 というわけで、プルト君情報のような、怖いニュースが溢れる世の中ですが、まぁもう一瞬で状況を変える方法を思いついたので、少し気が楽になりましたとさ。

【今週の針金】
夏の夜空に線量花火が上がりましたよ!

【緊急ニュース】
いわき市の4歳児が35mSV被曝について。

 8月11日の朝のNHKのニュースで、3月の小児甲状腺サーベイで福島県のいわき市の4歳児が35mSVの被曝、そしてその情報が安全委員会のホームページから削除、という情報が流れました。「個人を特定できる可能性がある」ということで削除されていたのです。(NHKニュース「子どもの被ばく検査結果 削除」

 その情報は私も以前から持っていて、ある方が住所入りの文書を送ってくださったのですが、問題はその住所。
 いわき市の、北部では無いのです。

 小児甲状腺サーベイの件は安全委員会に、以前からずっと聞いていました。そして、甲状腺の等価線量のスクリーニングレベルは0.2μSV/hで、検査した子供たちの中での最高値は0.1μSV/hだと聞きました。
 そのお子さまがこのいわき市の子供で、そして4歳児だったため、甲状腺等価線量の積算線量を換算すると35mSVという計算になったというわけです。
 ちなみにその他の子供たち、飯舘や川俣の子供たちは0.04μSV/h以下。

 なぜ、いわき市で最高値が出たのでしょうか? 検査日時が飯舘や川俣のほうが数日遅かったからでしょうか? (甲状腺にたまりやすいヨウ素は半減期が8日と早いから?)
 飯舘や川俣は空間線量が高すぎて、バックグラウンドが高すぎて、正確な測定ができなかったという可能性は無いでしょうか?
 いわき市の北部では高い濃度で放射線汚染されましたが、なぜ、いわき市北部でないこの4歳児が最高値だったのでしょうか? 食べ物による内部被曝? 被曝しやすい特別な行動をしていた?
 そもそも、いわき市北部でないこの4歳児が小児甲状腺サーベイにピックアップされた理由は? 高い値が出そうな、被曝してそうな危険性があったから?

 この数々の疑問に安全委員会は満足な回答をくださいません。そして、この情報が削除され、無かったことになってしまいました。
 何より、35mSV被曝したとされるこの4歳児に、この事実がまだ伝えられてないこと、お母さまはご存知無いことが一番の大問題だと思います。
 小児甲状腺サーベイの結果を伝える説明会は8月から、とのことでしたが、まだ日取りも決まらないということで、通知も一切無いのです。

 このNHKのニュース、いわき市の4歳児が35mSV被曝のニュースの裏に これだけの疑問と問題があることをお伝えしたくて、取り急ぎ書きました。

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「まさか」なのか「やはり」なのか。
飯舘村からのプルトニウム親核種検出、の情報。
もはや、汚染はどこまで広がりつつあるのか見当もつきません。
おふたりのように「会見に出る」「取材する」ことはできなくても、
得た情報を外へと発信していくことは誰にでもできる。
それぞれが動かなきゃ、何も変わらないのです。

ご意見・ご感想をお寄せください。

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おしどりプロフィール

マコとケンの夫婦コンビ。横山ホットブラザーズ、横山マコトの弟子。よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属。2003年結成、芸歴は2005年から。
ケンは大阪生まれ、パントマイムや針金やテルミンをあやつる。パントマイムダンサーとしてヨーロッパの劇場をまわる。マコと出会い、ぞっこんになり、芸人に。
マコは神戸生まれ、鳥取大学医学部生命科学科を中退し、東西屋ちんどん通信社に入門。アコーディオン流しを経て芸人に。

ブログ:
 http://oshidori.laff.jp/
twitter:
 マコ:@makomelo
 ケン:@oshidori_ken
その他、news logでもコラムを連載中。

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