映画作家・想田和弘の観察する日々

『選挙』『精神』などの「観察映画シリーズ」で知られる映画作家、
想田和弘さんによるコラム連載です。
ニューヨーク在住の想田さんが日々「観察」する、
社会のこと、日本のこと、そして映画や芸術のこと…。
月1回の連載でお届けします。

第48回

「慰安婦像問題」でバレてしまった安倍政権の本音

 2015年12月の「日韓合意」で「最終的かつ不可逆的に解決」されたはずの、いわゆる「慰安婦問題」が再燃している。韓国の市民団体が、釜山日本領事館の前に「慰安婦像」を設置したからである。

 像は、いったんは釜山市によって撤去されたものの、稲田朋美防衛大臣による靖国参拝への不満の高まりもあり、市のホームページがパンクするほど韓国世論が猛抗議。市は一転、設置を容認せざるをえなくなった。そもそも「日韓合意」は韓国では不人気だったようだが、その不満が一気に燃え盛ったといえるだろう。

 この事態に対して、安倍政権は信じられないような高圧的な態度に出た。日韓合意の「約束の履行」を求めて駐韓日本大使と在釜山日本総領事を一時帰国させるとともに、日韓通貨交換の取り決め協議を中断し、日韓ハイレベル経済協議を延期したのである。

 さらにNHKの番組に出演した安倍晋三は、「日本は誠実に義務を実行し10億円をすでに拠出している。次は韓国がしっかりと誠意を示して頂かなければならない」と述べた。「こっちはカネを払ったんだから、韓国政府は市民団体を黙らせろよ」と言わんばかりの発言である。当然、韓国の野党は安倍発言に猛反発した。最大野党の禹相虎院内代表は「安倍に10億円を返そう」と述べたという。

 泥沼である。

 由々しきことに、日本政府含めかなり多くの日本人が「韓国はなぜ国際的な約束を履行しないのか」と怒り、安倍政権の強硬措置に拍手喝采している。宮根誠司はフジテレビの番組で「大使を帰国させたっていうのは、これ当然ですよね」と評価し、その場に居た木村太郎も「当然だと思いますよ」と応じたという。ネット上も似たような見解で溢れ、民進党の蓮舫代表ですら大使らの一時引き上げについて「仕方がなかった」との見解を述べた。

 だが、彼らの論理や反応には首を傾げざるをえない。

 まず、そもそも日韓合意を読めばわかる通り、韓国は慰安婦像の撤去や新設の阻止を約束しているわけではない。日本の外務省のサイトに掲載された「日韓両外相共同記者発表」によれば、合意内容は次の通りである。

 「韓国政府は、日本政府が在韓国日本大使館前の少女像に対し、公館の安寧・威厳の維持の観点から懸念していることを認知し、韓国政府としても、可能な対応方向について関連団体との協議を行う等を通じて、適切に解決されるよう努力する」

 ソウルの日本大使館前に慰安婦像を設置したのが韓国政府ではなく市民団体である以上、政府として撤去を確約できないのは当然だろう。市民団体には当然「表現の自由」があるわけで、デモクラシーを掲げる韓国政府としては、それを無理に撤去するわけにはいかないからである。

 同様のことは、市民団体によって釜山に新たに設置された慰安婦像についても言える。また、釜山市が一度は像を撤去したことに鑑みれば、韓国は「適切に解決されるよう努力」したとも考えられる。一般市民が表現の自由を行使したことに対して、韓国政府を罰するという日本政府の対応はどう考えても奇妙だし、「市民を黙らせろ」と韓国政府に圧力をかけること自体、デモクラシーを標榜する国としては誠にまずいと思うのである。

 それは例えば、沖縄で高まる辺野古基地反対運動などに置き換えてみればわかり易い。もし米国政府が「日米政府では辺野古で合意済みなんだから、日本政府は運動を排除しろ。排除しないなら大使や領事を引き上げる」と言い出しそのまま実行したら、いったいどうであろうか。辺野古に反対していない人でも、反発を覚えるのではないだろうか。いや、米国政府の「表現の自由」やデモクラシーに関する態度までをも疑うことになるであろう。今回日本政府は、まさにそういう行為を行ったのである。

 また、慰安婦問題では、日本は加害者側であるということも忘れてはならない視点である。

 日本人にはいまだに「慰安婦はカネのために自ら身体を売った売春婦なので、日本政府が謝る必要などない」などと言って、史実や加害責任を否定する輩が多い。しかしそういった主張は、それこそ日韓合意に反する。日韓合意では、日本政府が自ら次のように表明しているからである。

 「慰安婦問題は、当時の軍の関与の下に、多数の女性の名誉と尊厳を深く傷つけた問題であり、かかる観点から、日本政府は責任を痛感している。安倍内閣総理大臣は、日本国の内閣総理大臣として改めて、慰安婦として数多の苦痛を経験され、心身にわたり癒しがたい傷を負われた全ての方々に対し、心からおわびと反省の気持ちを表明する」

 むろん「日本は悪くない」と妄言を吐く人にも言論の自由はあるわけだから、日韓合意に反する主張をすることは妨げられない。しかしそうであるならば、韓国の市民が慰安婦像を設置する自由も尊重しなければ、釣り合いが取れないのである。

 いずれにせよ、安倍を含めて日本の加害責任を否定したい人々は、こういう摩擦が起きるたびに「国家間で賠償も謝罪も済んでいるはずだ。日本はいったいいつまで頭を下げ続ければいいのか」という態度を取る。

 しかし、これが例えばレイプの加害者と被害者の関係だったらどうであろうか。加害者が裁かれ、被害者に一応は謝罪し、賠償したとする。しかしその後、加害者が「あれは合意の上だった」「売春だった」などと言い出したらどうか。被害者がそれに抗議し謝罪を求めるのは当然であろう。ところがそれに対して加害者が「もうカネは払ったはずだ。俺はいつまで謝ればいいんだ?」と開き直ったとしたらどうか。被害者の抗議が一層エスカレートするのは目に見えているであろう。

 本当に問題を解決したいのならば、加害者側は相手が許してくれるまで、いや、許してくれても謝罪し続ける必要がある。そうして初めて、被害者の傷は癒される可能性が出てくるのである(もちろん、それでも癒されないかもしれない)。

 そういう、人間同士の関係では至極当然のことが、国家間になると突然、人々には見えなくなってしまう。国と個人では事情が違うだろうというかもしれないが、国を形作っているのは人間である。政府間でさまざまな合意がなされたとしても、人々までが納得するとは限らない。

 なお、日本政府が10億円を拠出したのは、日韓合意での次のような文言に基づくものである。

 「日本政府は、これまでも本問題に真摯に取り組んできたところ、その経験に立って、今般、日本政府の予算により、全ての元慰安婦の方々の心の傷を癒やす措置を講じる。具体的には、韓国政府が、元慰安婦の方々の支援を目的とした財団を設立し、これに日本政府の予算で資金を一括で拠出し、日韓両政府が協力し、全ての元慰安婦の方々の名誉と尊厳の回復、心の傷の癒やしのための事業を行うこととする」

 つまり10億円は、元慰安婦の方々の傷を癒し尊厳を回復するための資金という位置付けである。日本政府として「心からおわびと反省の気持ち」を持っていることを、少しでも形として表そうという試みだと僕自身は解釈していた。

 ところが今回の件で安倍晋三は、「10億円拠出したんだから韓国も誠意を示せ」と言い放ち、大使等を一時帰国させる措置を取った。安倍の「心からおわびと反省の気持ち」が偽物であり、実は10億円で相手を黙らせようと考えていたことが、韓国の人々にバレてしまった。本当に「心からおわびと反省の気持ち」を抱いている人間であるならば、慰安婦像が領事館前に建立されたとしても、怒るどころか像に花を手向けるくらいの行動をしなければおかしいからである。

 「日韓合意」は米国のオバマ政権による仲介で実現したものである。日韓両政府の歴史問題での対立は、北朝鮮への対応などで両国が協力関係を強めていく妨げになっており、安全保障上も好ましいことではないと米国が考えたからである。

 日本の行く末を本当に心配するならば、安倍の強硬姿勢に快哉を叫び、「安倍外交の勝利」だの「韓国とは国交を断絶すればよい」などと言っている場合ではないはずだ。祖国・日本の行く末を本気で心配している僕には、日本政府の行動も、安倍支持者たちの熱狂も、自分で自分の首を絞めるような行為に見えて仕方がない。

 

  

※コメントは承認制です。
第48回 「慰安婦像問題」でバレてしまった安倍政権の本音」 に19件のコメント

  1. magazine9 より:

    NHKの世論調査では、慰安婦像設置への安倍政権による「対抗措置」を支持すると答えた人が、なんと50%にも上ったといいます(TBSの調査では7割以上)。しかし、いったいどのくらいの人が、想田さんが指摘しているような、日韓合意の内容や、慰安婦像を設置したのが政府ではなく市民団体であることを認識した上で回答したのでしょうか。「10億円を拠出したんだから誠意を示せ」という居丈高な言葉こそが、日本という国の品位や誇りを貶め、未来に暗雲を立ちこめさせているように思えてならないのですが…。

  2. 鳴井 勝敏 より:

    謝罪は回数ではない。謝罪は相手に伝わって初めて謝罪である。この視点が希薄過ぎる。
    >本当に「心からおわびと反省の気持ち」を抱いている人間であるならば、慰安婦像が領事館前に建立されたとしても、怒るどころか像に花を手向けるくらいの行動をしなければおかしいからである。
    この点、1970年、旧西ドイツ首相ブラントが採った行動だ。「ワルシャワのゲット-(ユダヤ人居住区)の英雄祈念碑の前で深く膝を折り『同胞の侵した罪をお許し下さい』」と、心から謝罪したという。そのことを映像で知ったユダヤ人達は『許そう。しかし、忘れまい』」という心境になったいう」。これは同碑前でアウシュヴィッツ博物館公認ガイドから聞いたものだ。 ことに立ち向かう本気度が違う。

  3. なな より:

    >また、釜山市が一度は像を撤去したことに鑑みれば、韓国は「適切に解決されるよう努力」したとも考えられる。

    これはただの個人の感想ですよね?私には「適切に解決されるように努力した」と考えられません。よって韓国政府には適切に解決されるように努力する必要があります。そして、日本政府もそれを求めることができます。

    自己の論理の肝心なところを論拠もなく、「〜と考えられる」とするのはとても安易で愚かな行為とは思いませんか?

    >だが、彼らの論理や反応には首を傾げざるをえない。

    自己の論理の要の部分の論拠を示さずに、それをただの感想にすり替えることで、あたかも正しい論理であるかのように主張することには首を傾げざるをえない。

  4. NKM より:

    日本には抵抗という文化がない。と言われる。そうだとすると、韓国は物分かりの悪い厚かましい国という解釈になる。つまり長いものに巻かれない民意に違和感を覚える。のかも。いやちょっとまって判官贔屓という伝統的な言い回しもあるし忠臣蔵が好きだったりする。違いは自他公私の区別。自分イコール個人ではなく家族だったり会社だったり、自責にはならず責任の所在が曖昧。そんなこの島の人々の有り様も多様性のうちのひとつと国際社会で認めてもらえるか、ひいては国と国との外交手段として有効かが問われる。

  5. なおき より:

    大切なのは、対話である。当事者は既に歴史の中で事実を知っている。従軍慰安婦問題は単なる加害者と被害者の関係では無くなっている。事実がどうなのかではなく、組織のプライド、プロパガンダにさえ利用されている。一方が正しくて他方は間違いと言う、勝負の様に変化している異様さを感じてしまう。事実を互いが主張し、事実に基づく対話が必要だと私は考える。共に地球上に住む人間である事を考えて、互いの意見を相手の立場に立って未来に向けた対処法を考えようではないか?戦争と言う異様な状態にいた韓国と日本。日帝と言う時代に生きた人はほとんど居なくなった。そこがこの問題を複雑化している。従軍慰安婦問題は他の犯罪と比較はできない。例えることも出来ない。事実を歪曲した朝日新聞社も反省をし、正しい報道に努力して欲しい。解決が見えなくなるのは事実がどこに行ったかである。民族紛争や宗教紛争 が長引いているのも、組織化された人物が相手は間違いだと言う理念を持って攻撃してしまう事は避けて、ならばもう一度話し合いをする勇気を持って欲しい。クールダウンする為にも時間をかけて、我々は間違いを犯す不完全な人間なのである。相手を憎むならばもう一度事実を元に客観的に対話を重ねて主張し、この対立を無くす合致点、融和を図って欲しい。組織の中で誘導された意見に左右されない事実に基づくルール作りからやり直す覚悟で対話を重ねて欲しい。

  6. 高田 時雄 より:

    想田和弘さんに完全同意。なお、日本にも韓国にも偏らない、専門家による日韓合意の法的考察は下記を参照して下さい。「2015年の日韓合意の解釈について」(小倉秀夫弁護士)http://benli.cocolog-nifty.com/la_causette/2017/01/2015-41ab.html
    尚、もしもこのURLが使用できなければ、「2015年の日韓合意の解釈について」と正確に、厳密に、文字通り検索をかければ、「2015年の日韓合意の解釈について: la_causette – Archive.is」という表題で出てきます。一読してよければ、拡散して、多くの人に読まれるように、よろしくお願いします。

  7. 加藤三郎 より:

    とてもわかりやすい、解説?でした。
    有難うございます。

  8. 石塚正一 より:

    コメントを投稿した人も想田さんもわかっていない。政府が求めているのはウィーン条約違反だから在外公館であるソウル大使館前や釜山領事館前の慰安婦像を撤去しなさいということ。韓国は簡単に解決できはずだ。にもかかわらず慰安婦像は表現の自由だから、民間のやっていることだからと問題を曖昧模糊にして、日韓合意をうやむやにしようとしているのが想田さんたち。事の本質を見極めてコメントしているのか。このまま日韓が離反したら、韓国を支援する国がなくなる。韓国の自由を守る為には日本の支援が不可欠のはず、いつまでも被害者を装って日本を糾弾していると益々日韓は離れる。日韓離反を歓迎するのは北朝鮮だけではない。

  9. 梅原俊夫 より:

    勉強になります。冷静さと寛容が大切ですね。

  10. 松蔵 より:

    「韓国政府は,日本政府の表明と今回の発表に至るまでの取組を評価し,日本政府が上記1.(2)で表明した措置が着実に実施されるとの前提で,今回の発表により,日本政府と共に,この問題が最終的かつ不可逆的に解決されることを確認する。韓国政府は,日本政府の実施する措置に協力する。」

    「日本政府が上記1・(2)で表明した措置」とは「全ての元慰安婦の方々の名誉と尊厳の回復,心の傷の癒やしのための事業」のことです。
    「これが着実に実施される前提」での「韓国政府の努力」なので、重要閣僚である稲田大臣が靖国参拝をしたということは戦前復古主義と取られ、戦争の犠牲者であった元慰安婦の方々の名誉と尊厳を国が棄損すると取られます。
    そうでは無いと言うなら、稲田大臣か安倍首相が会見を開いて釈明し、改めて戦争被害者全てに謝罪するべきですね。
    逆切れして制裁など、日本人として恥ずかしいことこの上ない行為です。

    マスコミが原因について詳しく報道すれば、安倍政権の対抗措置を支持する人は格段に減るはずです。それが出来ないマスコミの存在がこの国の駄目さ加減を物語っていますね。
    「大本営発表」が戦争被害の拡大と原発事故の原因になったことを思い出しましょう。

  11. 亀井佐知子 より:

    概ね同意ですが、安倍首相の対応を評価するような人なら、沖縄の反対運動は政府が早く潰したほうがいいと思っているし(アメリカも実際に日本政府にそれを求めているし政府は一生懸命潰そうとしている)、レープされた女性は本当はやりたかったのに後でレープだと嘘をついただけだなんて考えるような人だから、その2つのたとえは彼らには少しも通じないと思います。

  12. より:

    謝ることとお金は別問題。
    お金をリンクさせるからダメになる。
    お金は出しても出さなくてもいい、
    謝ることが重要なのだ。

    お金で解決なのではなく、謝ることで解決しよう。

  13. 日本国民 より:

    安倍首相の「日本は誠実に義務を実行し10億円をすでに拠出している。次は韓国がしっかりと誠意を示して頂かなければならない」は、日韓合意の内容を具体的に示してお互いに国家間合意を履行しましょうと言っているだけで、高圧的な発言では無いと思いますよ。
    また、大使館、公館前に設置した像はウィーン条約違反ですから、民間が設置したというのは国際社会では通用しません。
    国際的孤立を避けるためにも、韓国が為すべき事は明らかだと思います。

  14. TT より:

    戦争を始めるシナリオは世界中で共通しています。扇動する指導者、煽るマスコミ、熱狂する国民です。日韓は決して戦争はしませんが、今の両国を見ていると実感します。国同士が対立すると「愛国心」という言葉が使われますが、愛国心は指導者への忠誠心です。大切なことは「祖国愛」です。もう一度冷静になって考える必要があります。

  15. 根本 大 より:

    想田さん、全面的に同感です。完璧な正論だと思います。私の祖父は実際に慰安所を利用した元日本の軍人でして、証言サイト http://testimony-of-grandfather.webnode.jp/ というのを作ってます。日本は朝鮮に対してはとてつもなく悪いことをしたんだよ、と聞いてます。(私も恥ずかしながら2004年の6月にこの話を聞くまではこの問題が事実だと分からなかったのです)

    現在の日本人は慰安婦問題をよく理解していませんし、それゆえに安倍がやっている事の誤りにも気づいていないと思います。日本は性犯罪の加害者であり向こうは被害者、それを忘れてはいけない。加害者が被害者に傲慢な態度を取ってはいけないのです。

    像を撤去しないのは約束違反だ、などと言ってますが安倍がやっていることは何なのでしょう。強制連行や性奴隷化を否定し被害者へのお詫びの手紙を「毛頭考えていない」とまで言い切った。まるで合意内容と合ってません。心からのお詫びと反省などどこにもありません。被害者への配慮もありません。約束違反なのはそもそも日本側の態度なのです。これでは被害者側がますます怒るのは当たり前でしょう。韓国側はこの合意を破棄・無効化し、10億など即刻返すべきと考えます。そもそも書面もないので法的拘束力もありませんし。この合意自体がそもそも真の解決に程遠いものと考えます。(韓国政府がなぜこんな合意をしてしまったのか、私には理解できないのですが・・)

    日本人が傲慢な態度をとればとるほど被害者達は怒り、少女像を建てるでしょう。ユネスコにも2700点もの資料が登録申請されましたし、結局困るのは日本人(の右翼)のほうなのです。

    今のネット上やTVなどを見ていると安倍の対応を支持する声が多くて絶望的な気持ちになります。フェイスブック上ではちゃんと真実を知っている人たちが沢山いるので安心なのですが・・・・想田さんのような方がいてくれると希望が持てます。

  16. かいじん より:

    結局、辺野古の反対運動を弾圧するようなことを韓国にやれと要求しているのだろう。それには論理性も日本人らしい憐憫の情もない。それを大多数の日本人が支持している事実。マルティン・ヌーメラーの言葉など、他人事なのだろう。

  17. 小沼 紘美 より:

    「慰安婦(像)問題」に、こんなにも多数のコメントが寄せられていることに、ある種の希望と慰めを見出した者です。
    いろいろありましょうが、何よりも「オモニ」たちの声に耳を傾けて寄り添ってください。
    わたしは、現在78歳ですが、彼女たちが「わたし」あるいは「身内」であったらと、思って耳を傾け、涙しております。
    男性諸氏でも、まず「身内」だったらという立場にはたてるのではないでしょうか?

  18. 中山達雄 より:

    想田さんの正論は、世界一わかりやすい完璧な正論だと思いまして、全面的に同感です。さすが、国際的な映画作家の考え方は違いますね。尊敬します。ネット上やフェイスブック上、TV、新聞などを見ていると安倍の対応を支持する声ガ多いが、真実を確認せずに他国(韓国)に傷つけるという行為がほとんどでしたので、冷静さがないことに驚きました。絶望的な気持ちになりましたが、想田さんのような素晴らしい方がいてくれると希望が持てますね。いい勉強になりました。感謝します。今後ともいい意見を聞かせて下さることを宜しくお願い致します。(私も私なりに真実を確認して見ました)

  19. Tatsuo Nakayama より:

    日本は、よくも悪くも、戦後の清算問題甘い対応をして来たことで、つけあがりかなという気がしますので、真の解決には まず、加害者(日本)が[日韓間慰安婦交渉の内容で優先されるのは、お金(10億円)を出すことではなく、誠意のある謝罪と反省]しない限り、真の解決はできないという気がしますね。
    韓国側は、[一度は黙されることがあっても、二度は黙されませんよ]という考え方のようですから、[利己になってバカにされるより、バカになって中身を取る]ことを考えた方が利己ではないかと思われますね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

←「マガジン9」トップページへ   このページのアタマへ↑

マガジン9

想田和弘

想田和弘(そうだ かずひろ): 映画作家。ニューヨーク在住。東京大学文学部卒。テレビ用ドキュメンタリー番組を手がけた後、台本やナレーションを使わないドキュメンタリーの手法「観察映画シリーズ」を作り始める。『選挙』(観察映画第1弾、07年)で米ピーボディ賞を受賞。『精神』(同第2弾、08年)では釜山国際映画祭最優秀ドキュメンタリー賞を、『Peace』(同番外編、11年)では香港国際映画祭最優秀ドキュメンタリー賞などを受賞。『演劇1』『演劇2』(同第3弾、第4弾、12年)はナント三大陸映画祭で「若い審査員賞」を受賞した。2013年夏、『選挙2』(同第5弾)を日本全国で劇場公開。最新作『牡蠣工場』(同第6弾)はロカルノ国際映画祭に正式招待された。主な著書に『なぜ僕はドキュメンタリーを撮るのか』(講談社現代新書)、『演劇 vs.映画』(岩波書店)、『日本人は民主主義を捨てたがっているのか?』(岩波ブックレット)、『熱狂なきファシズム』(河出書房)、『カメラを持て、町へ出よう ──「観察映画」論』(集英社インターナショナル)などがある。
→OFFICIAL WEBSITE
→メルマガ「想田和弘の観察道場」

想田和弘の観察道場

最新10title : 映画作家・想田和弘の観察する日々

Featuring Top 10/49 of 映画作家・想田和弘の観察する日々

マガ9のコンテンツ

カテゴリー