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みんなのこえ

vol.249

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8月11日から24日に届いたご意見から

■保坂展人さんに聞いた について

ぶうりんさん(47才・女性・広島県)

先日、NHKで、シンドラーのリストによって生き残ることができた人たちの証言ドキュメンタリーを放映していました。
収容所で、アーモン・ゲートがユダヤの人たちを次々と銃殺するシーンは、映画「シンドラーのリスト」の一部を使ったものでした。それでも、現実に起こっていたことだという証言と共にその映像を観ることは非常につらいものでした。
しかし、一瞬、現実の映像が流されたように思いました。それが、アーモン・ゲートの処刑シーンでした。「まさか、実像?!」と家の中が静まり返り、家族みな息を飲みました。そして、20歳の娘が、「NHKは、ついに気がおかしくなった!」と泣いていました。
人は人を死によって裁くことなんてできない。殺されても当然な人なんていないと私は考えます。

■保坂展人さんに聞いた について

SAKATA HIROSHIさん(男性)

千葉大臣の迷走ぶりについては保坂さんの解説が深く分かりやすかった。
どの大臣も結局官僚の傀儡になってしまった。どうすれば官僚支配を脱することができるのか?
菅さんて、空き缶(菅)のように見える。

■森永卓郎の戦争と平和講座 について

都会の田舎もんさん(46才・男性・東京都)

同感です

政治というのは、まずは理念から始めるものと思っています。政治家がこの国を、地域を、国民を、市民をどのようにしたいのかという理念、信条、思想がなくては、なんのための政治かわかりません。現実だけを見るのは行政の役目です。
前首相にはそうした理念がありました。現首相は全く見えてきません。なので信用度は極めて低いです。折角政権が変わったのですから、もっと強い理念を示してほしいものです。

■森永卓郎の戦争と平和講座 について

ホームレス寸前の病人さん

森永さんに質問です。

森永さんに質問です。国債がデフォルトを起こして日本経済が破綻したら、国の年金や保険はなくなるのですか?
僕の仲間はみんな障害者で、障害年金や生活保護で暮らしていて、治らない病気なので毎月病院に通わなくてはなりません。オバマ以前のアメリカのように、国の年金や保険がなくなって民間の保険や年金になると、僕たち障害者の生活は立ち行かなくなります。
経済が破綻してIMFの統治下に入った国では年金や保険がどうなったか教えて下さい。

■伊藤真のけんぽう手習い塾リターンズ について

Lさん

小選挙区で、一票の格差を是正した下でも、有権者の多数派が国会議員の多数派を選べなかった現象が、小ブッシュの第一期、51・74年のイギリスの選挙で起きています

一票の格差を是正した小選挙区であっても、「有権者の多数派が国会議員の多数派を選ぶことが可能」に留まり、英米の選挙に見られるように、得票率と議席配分の逆転は起きますよ。よって「1人の議員を送り出す有権者数が選挙区ごとに一致」すれば、逆転が起こらないという理屈は英米人にも理解できないでしょう。
そもそも、不平等な現行制度でも、殆どの場合「有権者の多数派が国会議員の多数派を選ぶことが可能」です。問題は、選挙区間の一票の格差にはなく、各政党の得票率と議席配分の乖離という議会制民主主義の根本にかかわる不平等の解決にあります。選挙制度、定数削減とも無関係。

伊藤先生の主観はともかく、一人一票国民会議のリンクには経済同友会があり、彼らは、「一票の格差の是正」とともに「完全小選挙区制」への移行を主張しています。

■雨宮処凛がゆく! について

メラニーさん(37才・女性・千葉県)

確かにおかしい

私が学校を卒業する頃、すでに世の中は不況となっていた。でも私は就活しなかった。というよりは対人恐怖症がひどくて、運よく就職できたとしても、周りの人たちとうまくやっていける自信がなかった。
そしてアルバイトをしても行き帰りに誰か同じ職場の人間と同じ時間にバスに乗らないようにしたり、誰かに会わないかと恐怖と苦痛で一杯だった。要するに精神的な意味で就職できなかったのだ。
だけど私は思う。大学を卒業したあとすぐに、とか20代前半とかそんなまだまだ人生始まったばかりのうちに人生の進路を決められてしまい、モラトリアム期間が許されないのは変だ。そして運よく早くに内定をもらえた勝ち組が、就職できない人間やフリーターたちに「自己責任」だの「努力していない」だのと偉そうにぬかすのは絶対におかしいと思う。
この国は確かにどこかいびつで変だ。昔から余裕というものがまったくなかった。今の学生たちに願うことはかつての団塊の世代のようにデモを起こしてほしい、ということだけど、ここまで社会が窮屈になってしまった今ではそんなことは絶対にありえないのだろう。

■雨宮処凛がゆく! について

ドグラ☆マグラさん(27才・女性・東京都)

幻の中途採用 

そういえば私、新宿のサラ金で派遣OLをしてた時、派遣を全員解雇するけどあなたは正社員になって残って、と言われた事がありました。
グレーゾーン金利廃止で会社存続のピンチだとかで、新規顧客を開拓せねばと、私の派遣元の会社に「御社の派遣スタッフの社員証をサラ金カードと一体化させて、スーツやバックをローンで買わせてはいかがか」という話を持ちかけて、断られたりしていました。
そしたらある日突然、派遣会社から「支店が潰れるそうで、リストラが決定しました」と電話が来て、ビックリしました。実はあんまり正社員になりたくなかったのでホッとしたんですが、派遣先からは何の説明もなく、呆気に取られました。
あの支店があった場所は今、石焼ビビンバの店になっています。そのうち新宿行ったら、ビビンバ食ってやらなきゃな〜。

■雨宮処凛がゆく! について

ひろりさん(23才・女性・神奈川県)

その声が広がりますように

私は2010年度の大卒者で、内定はありませんでした。
新卒制度の疑問を投げかけてくれて、嬉しかったです。

私は父が平成不況で失業し、以来経済的に常に苦しんでいます。
仕送りがなく、奨学金をもらわないと大学に通えず、学費を稼ぐために四つ仕事をした母に進学を常に責められ、鬱病になりました。さらにリーマンショックで私自身職に就けず、莫大な奨学金を15万円程度のアルバイトの給料で返さねばなりません。
二代にわたって連鎖する不況の苦しみと、異様に高度化する就職試験、何より景気で左右される一生に、絶望していました。
雨宮さんだけが、私たちを悪くないと言ってくれる。その声と、その根拠となる事柄が、もっと浸透することを、願ってやみません。

■雨宮処凛がゆく! について

ぢょつぉさん

「学校」開(解)放

「教育」またの名を「洗脳」。「洗脳」という語もすでに洗脳。脳「が」考えているのか。脳「だけ」が考えているのか。「脳」という物質。「考える」という反物質。相反する存在が、なぜか一体となっている不可思議。 
「学ぶ」とは、本来「まねする」という意の「まねぶ」から転じたという。つまり、受動ではなく能動的なものだったという本質。どうりで、無理やり一方的に詰め込まされる「勉強」が嫌いになるわけである。       
極論を承知であえて言えば、「学校」なぞそもそも必要ないのではないか? 特定の教科だけが受験の役に立ち、他の教科は蛇足的な扱い。だいたい、小学生のうちから「教科」に分けてしまうこと自体、おかしなことではないだろうか。 
「理屈」ではなく「五感」全体で「不思議」を感じる年代。最も貴重な第六感を養う時期に、細切れにされた教科でブツ切りの知識を詰め込まされる。「第六感」またの名を「感受性」「直感」「不思議を感じる心」(但し、今スピリチュアル=昔オカルトのことではなく)、それらを育む土壌となるのは、総合的な学びというものではなかろうか。
結局、「学校」は大人の都合でなのある。特に財界や文科省の「お偉方」の。捻くれ者の天邪鬼の「こちら方」としては、こういうしかない。そんな「学校」なら、いらない。  

■雨宮処凛がゆく! について

tantanさん(23才)

元新卒就活生の感想

・会社は福利厚生についてきいてくる学生なんか採らない(個人を隠せる会場で質問できても面接では絶対きけない)
・就活生は要はCM対象なので聞かれたことに対していいように会社は話す。また実際に社員にとり満足いく福利厚生でもそれは「正社員」のものでしかない(かつ満足いく福利厚生が享受できるのは大体大企業)
・大学卒業後の猶予期間も必要だが、高校生活が盲目的に大学受験(あるいは画一的な価値観)を押しつけられていることも底流にある問題と思う。その無機質な3年間の「社会」が押しつける高校→大学という一本道に、新卒就活で追いかける大学→就職と同じものを感じる。

高校卒業後にゆったりとした時間を持ち、好きなように歩き、そして経験や時間をかけた思考に基づいた目標・目的意識ができたときに次のステップを踏める。そんな地に足ついた社会であり、其々の「人生のリズム」を寛容に待ってくれる世間であれば、もっと「生きやすい」はずだと思う。

■Kanataのコスタリカ通信 について

もりのよしのりさん(42才・男性・埼玉県)

Kanataさんのコスタリカ通信を読んでいます。

森野と申します。青年海外協力隊としてコスタリカの首都サンホセに滞在した経験があります。Kanataさんの記事を楽しみに読んでいます。
私はコスタリカを平和の国であるとは全く思っていません。コスタリカ人は自国の優位を盛んに言いますが、コスタリカ人が言うほどに良い国であるとは思えません。多くのコスタリカ人は、東洋人への人種差別や人種的な偏見を強く持っていると感じました。
それが平和の国であるというのは無理があると思います。
Kanataさんの記事は事実が書かれており、コスタリカを美化して祭り上げる為に書かれているのではないことはよく解ります。確かにその通りだと思わされることが多いです。今後の記事に期待しています。

■40歳からのガンダム について

おかんさん(26才・女性・海外)

ウルトラマンは善対悪?

本文とあまり関係がないのですが、善対悪の二元論で『ウルトラマン』が構成されていたという氷高さんの記憶に、疑問が残りました。
ウルトラ・シリーズのいくつかの作品は、異星人VS地球人というより、地球人側が本当は悪いんじゃないか――戦いの原因や怪獣を生み出したのは私たちなのでは?と投げかけています。例えばウルトラセブン『ノンマルトの使者』(脚本・金城哲夫)では、海底開発を邪魔する「海底人ノンマルト」が実は地球の先住民で、地球人が侵略者なのだという設定になっています。私は世代が違うのですが、是枝裕和監督による、第9条・戦争放棄『忘却』(フジ・NOFIX憲法シリーズ)を見て、ウルトラマンに興味を持ちました。
なので、ウルトラマンを考察する連載があったら面白いと思います。

■その他、感想、ご意見、ご要望 について

TY生さん(70才・男性・三重県)

現状認識に埋没していては先頭に立てない

菅直人首相は8月6日の広島市の平和記念式典であいさつし、「唯一の戦争被爆国である我が国は、『核兵器のない世界』の実現の先頭に立って行動する道義的責任を有している」と語った。
ところがこの舌の根が乾かないうちの数時間後の記者会見で、広島市の秋葉忠利市長が平和宣言で米国の「核の傘」からの離脱を求めたことについて、「国際社会では核戦力を含む大規模な軍事力が存在し、大量破壊兵器の拡散という現実もある。不透明・不確実な要素が存在する中では、核抑止力は我が国にとって引き続き必要だ」と述べて否定的な考えを示した。
世界に向けて、被爆国としての政府の建前と、政府の実際の核政策の本音を露呈させたもので、日本の信用も問われる。記者会見で表明した考えは、現在の世界の現状を常套的に認識して、現状に埋没してしまっているだけの見識だ。米国の核抑止力に依存しておきながら、他国に核兵器を無くせと呼びかけても説得力は皆無である。

■その他、感想、ご意見、ご要望 について

にむさん

為替介入を行っても、ほとんど効果は無いと思います

現在の円高は、好ましくないとは思いますが為替介入を行うことには反対です。欧米は輸出の為に通貨安を容認しているので協調介入はまず不可能です。日本単独で為替介入を行っても効果は期待できないと思います。
円安目的で介入を行うには国債を発行して円を調達してドルやユーロを買うことになると思いますが、これは将来世代へと負担を先送りすることになり、国の財政状況をさらに悪化させてしまうのではないでしょうか(国債の発行は増税の延期)。政府・中央銀行が為替介入や金融緩和で経済を自在に制御できるという発想は危険だと思います。
規制・税制改革や公営サービスの民営化を行っていくことが重要だと思います。郵貯・簡保を民営化すれば日本国内の資産が国外に流出して相場が円安方向に動くかもしれません。グローバル化に適応して資本の移動性を高めることが重要だと思います。
ただ、現時点での郵政民営化は債務不履行を誘発するかもしれませんが…。

夏休み明け、ということで、
今週もなかなか盛りだくさんの更新となりました。
ご意見・ご感想をお寄せください。

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