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憲法と社会問題を考えるオピニオンウェブマガジン。

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みんなのこえ

vol.260

101110up

11月3日から9日に届いたご意見から

■雨宮処凛がゆく! について

mugihoさん

学費と学歴について

色々考えさせられます。
お金がなくて高校や大学を卒業できず、よって就職も困難になる人がいます。
一方で、下宿代込みで私学の費用を出してもらう、留学までさせてもらう人もいます。大学を出ても、まともな就職先を得られなかったからといって、親にさらに専門学校へ行くお金を出してもらって、安定した専門職についている人もいます。どれだけお金をかけないと、どれだけ学校にいかないと、就職さえできないシステムになっているのか? と呆れます。
学費だけじゃなくいじめや人権意識の希薄さによって学校に通えなくなる人がいること、学校に通ったために精神病などになる人もいるという問題も。

学校を、学ぶ気のある人ならだれでも卒業できるようにするのは大事です。
でも、学校より働いて学ぶことの方が多いのでは? 企業も慎重になるのは分かりますが、樹研工業のような会社もあるのだから、何かやり方があるのではないかと思います。

■雨宮処凛がゆく! について

ワイ・ワイさん(72才・男性・大阪府)

ホームレス男性に熱湯をかけた少年の巻。

「…男子生徒は…65才のホームレス男性に喫煙を注意されたこともあり…」と書かれています。この記事はよく覚えています。
立派な家に住んでいる大人は喫煙している中学生に注意するでしょうか。この男性には注意するだけの倫理観と勇気があります。気高くさえあります。ホームレスの男性に持たれている根拠のない偏見を打ち破ってくれます。
子供たちは書かれているように大人の偏見に染まっているんですね。
 

■雨宮処凛がゆく! について

sakusakuさん(42才・男性・北海道)

排除の論理

雨宮さんは、『ホームレスの方々』や『ホームレスを襲撃する少年達』を『理解不能なモンスター』として、世間は自分達とは全くの別人種として扱っていると書かれていました。そのような空気がこの日本の広い範囲を覆っているのは事実だと思います。
先日、朝日新聞の『声』欄に、「ある電車内で、靴を履いた小さい子の足が、サラリーマン風の男性のズボンに当たって、激怒された」という母親の投書が載っていました。その投書の最後には、「なので、小さい子と男性を分ける専用車両を企業は検討して欲しい」と結ばれていました。まさに、こうした声が普通に上がってきてしまっているのです。
自分達に被害が及ぶと、加害者と自分達とは別に扱って欲しいと望んでいるのです、きっと多くの人は。今や排除の論理は、いわゆる『普通に暮らしいてる人』にも迫っているのです。そして、それは自分達の首をしめていることなのです。とてもゾッとします。

■鈴木邦男の「愛国問答」 について

ヲトゥウンペッさん(53才・男性・東京都)

どうする? 北方領土

たいへんに楽しく読ませていただいております。
「日本固有の領土」ということですが、やはりこれは先住民と認定されたアイヌ民族の土地を日本という国が占領したのにそのように言うのでしょうか? アイヌ民族はこの問題をどのように考えればよろしいですか?
全く別のことですが「唯一の被爆国」も違和感を覚えます。マーシャル諸島などはどうなんでしょう?
鈴木さんはどのようにお考えでしょうか?

■Kanataのコスタリカ通信 について

kidokazuさん(54才・女性・大分県)

コスタリカについて

コスタリカでがんばっておられる様子がよくわかってとても楽しく愛読させていただいております。
我が家の次男も来年大学を休学してコスタリカに語学留学する予定でいろいろ準備しています。3ヶ月ごとの出国事情など現地の様子がわからず、不安でいっぱいの親ばかな母親ですが、このブログで、少し事情がわかって参りました。
先日の大雨でサンホセも断水など起きているようですが、大丈夫ですか? これからもアップを楽しみにしております。いろいろ書いてくださいね。

■マガ9スポーツコラム について

りんたさん(女性)

マガ9スポーツコラムNo.28

芳地隆之さんが「巨人」を連発することに、違和感を覚えました。
「読売」または「ジャイアンツ」と言ってほしいです。どこのチームにもそんな言い方はしないのに、読売ジャイアンツだけ特別扱いしているようです。

■その他、感想、ご意見、ご要望 について

TY生さん(70才・男性・三重県)

真の日中互恵関係を築こう

菅直人首相は自衛隊観閲式訓示で「軍事力の近代化を進め、海洋での活動を活発化させている中国に見られるように、安全保障環境は厳しさを増している」と述べ、中国を名指して警戒感を表明した。
その前に、前原外相が記者会見で「戦略的互恵関係を築くという大局に立って日中関係改善の努力をしたい」と発言。これに対し馬朝旭中国報道局長は「留意」と評価し「日本と共同して努力し、中日の戦略的互恵関係を守り、推進することを希望する」と述べた。
日中間でこのやり取りがあった後に菅首相が、中国への警戒感をあえて表明することは、中国に対し表裏二面の姿勢で外交をすることだ。08年の日中共同声明に「双方は、互いに協力のパートナーで有り、互いに脅威とならないことを確認した」とある。もし政府が中国に脅威を感じるのなら、軍事的対抗ではなく、対話によって解消することこそ真の戦略的互恵関係を築くことだと思う。平和憲法の精神にも適うことである。

■その他、感想、ご意見、ご要望 について

にむさん

大きすぎる税では、税収は少なくなるかもしれません

課税は人々の判断と行動に影響を与えます。課税前と課税後では人々の行動は異なります。消費に大きく課税すると人々はあまり消費をしなくなるかもしれません。労働所得に大きく課税すると人々はあまり働かなくなるかもしれません。金利所得に大きく課税すると、人々はあまり貯蓄をしなくなるかもしれません。

課税が人々に与える影響は税の大きさだけでなく、需要と供給の弾力性にも依存します。労働所得への課税を例にとると、労働で得られる利益が増減しても労働時間を増減しない労働者が多ければ、労働供給は非弾力的ということになり、労働所得へ課税することの影響は小さなものとなります。一方で労働供給が弾力的であると、課税によって成立しなくなる労使間の取引が多くなり、死荷重が増加し、当初、期待したような税収を得られない可能性があります。
大きすぎる所得税と弾力的な労働供給の組み合わせでは、小さな税収しか得られない可能性があります。

連日、尖閣沖での海保撮影映像の流出事件をめぐる報道が続きます。
その陰で、馬淵国交相が群馬県の八ッ場ダム建設中止を事実上撤回するなどのニュースも。
あと2週間あまりと迫った沖縄県知事選などについても、
ご意見をお寄せください。

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