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みんなのこえ

vol.261

101117up

11月10日から16日に届いたご意見から

■雨宮処凛がゆく! について

田中洌さん(67才・男性・埼玉県)

たすけてよ、

…と言える社会にするには、ひとりひとりができる範囲で、そっと手を差しのべること。
居宅保護に“厄介払い”するのは、最後の最後、ホームレスさんが、自ら、そいつを望んだときだけ。

■雨宮処凛がゆく! について

ドグラ☆マグラさん(27才・女性・東京都)

感想

ひろさちやさんがインドに行ったとき、「日本では人に迷惑をかけるなという教育をしている」という話をしたら、「そんな馬鹿な話があるか! 人は迷惑をかけあって生きるものだ、だから他人からの迷惑もきちんと受け入れろとインドでは教えている」と言われたそうです。
言われてみれば「誰にも迷惑をかけないで生きる」なんて有り得ない話なのに、生きるとは迷惑をかけあう事なのに、なぜこんな当たり前のことすら認められない世の中になってしまったのか。本当に恐ろしいと思います。

■雨宮処凛がゆく! について

jirelさん(46才・女性・北海道)

助けてといえない

悲惨です。
プライドもあるのでしょうが、それより、生活保護に頼ることへの罪悪感、それを知られた場合の、うつではない人でも精神を病むようなバッシングの恐怖もあると思います。
私は現在生活保護受給者ですが、LGBT(性的少数者)でもあります。実体験では後者のほうがまだカミングアウトしやすいものでした。これは異常です。

■鈴木邦男の「愛国問答」 について

シェルティーひろさん(58才・男性・東京都)

北方領土

鈴木宗男よ還って来い!
日本のマスコミはどうしてこんなに低レベルなんだろう。官僚と検察と権力を持った政治家が組めば何でもできるのを面白く書き立てるだけか。 
彼のように外交ができる政治家は異質なので、嫉妬で叩かれつぶされる。この国はどの分野でも同じ。またかという感じ。
「新聞で正しいのは日付だけ」という談志の名言のとおり、新聞も週刊誌もろくなモンじゃない。
慣れない権力を持ち、浮き足立ってあたふたする政治家を見るのもうんざりだ。加藤周一も筑紫哲也もすでにいない。もうあなただけです鈴木邦男さん。

■時々お散歩日記 について

保守派ではないけれどさん

相手はだれ?

今回の尖閣問題、護憲派の皆さんの心配は一党独裁国家中国の覇権主義より日本国内の保守派の台頭のようですね。お散歩さんの文中にも中国の反日暴力デモと日本国内の抗議デモを同列に扱うなど突っ込みどころが多い。
日中関係が大事なのは誰もがわかっています。もちろん中国と戦争なんてとんでもありませんが、誤解を恐れずに言うとそういう言説も出てきたほうが舐められなくていい、ともいえます。
皆さんに改めて問いたい。中国やロシアという軍事大国の隣国であるわが国には本当に武力も日米安保も必要ありませんか? この国際社会は国内と違い確固とした警察も不在で法律の効力も弱い。自衛の手段は皆と仲良く、だけでエゴの海のなかを捕食されずに生き残れると思いますか。例えば皆さんの周りの社会はそんなに良い人ばかりですか?

■第1回マガ9学校 について

森正樹さん(47才・男性・東京都)

護憲の逆説―軍備廃絶か対米自立か

護憲派は九条の理念を中国・韓国にも広めるというが、冷戦が終了して軍縮中のヨーロッパとは異なり、アジアでは経済成長に伴って中国以外の国も軍拡中で、護憲派の主張は抽象論に留まらざるを得ない。
朝日のインタヴューに答えていた中国のリベラルな知識人ですら、中国の限定的な武力使用はあり得ると答える一方で、日本の改憲には反対していたから勝手なものだ。
改憲派に言わせれば、日米同盟の強化・改憲・核武装等中国の嫌がることをやるのが正しいことになるのだろう。
元防衛大教授の孫崎享氏は中国の軍事費が10倍になっても改憲の必要はなく、経済的相互依存関係を抑止力にできると述べているが、中国の風下に立つのを改憲派が受け入れられるかどうか。
軍備の強い国が幸福とは限らないが、国防をアメリカにおんぶにだっこで何百年先になるか分からない軍備廃絶を唱えるより、改憲・対米自立という別の理想を目指す人が増えても不思議ではないだろう。

■その他、感想、ご意見、ご要望 について

TY生さん(70才・男性・三重県)

沖縄県知事選に立候補する両氏の違い

11月5日の朝日新聞に沖縄県知事選に立候補する仲井真弘多氏と伊波洋一氏の対談が掲載されていた。両氏とも普天間飛行場の県外移設の態度を表明していますが、両氏の違いが明確だったのは次の質問に対する答えだった。

――政府が辺野古移設を進めるため、公有水面の埋め立てに必要な知事の許可を求めてきたらどうしますか。
仲井真弘多氏 (許可を求めるのは)あり得ない。仮にという質問には答えられない。お役所とはそういうものだ。
伊波洋一氏 辺野古の海はジュゴンも生息が確認されている貴重な自然だ。認めない。

政府は沖縄県民の民意を無視して、日米合意に基づいて辺野古移設を進めようとしている。当然のこととして公有水面の埋め立ての許可権限を持つ沖縄知事に対して許可を求めてくる。自民党政権の時には法律を変えて知事のこの権限を取り上げようとした考えが浮上したこともあった。仲井真弘多氏はあり得ることに明確に答えていない。

■その他、感想、ご意見、ご要望 について

にむさん

無線インターネット中心の電波行政を望みます

テレビの地上波放送を廃止して、その周波数帯を無線インターネットに割り当ててはどうかと考えています。これからの情報伝達の主流は無線インターネットになると思います。現在の形のテレビ放送は遅かれ早かれ無くなると思います。それならば早めに次世代の枠組みに移行した方がよいと思います。
無線インターネット中心の周波数帯割り当てが可能な制度を作れば、利用者の料金負担は劇的に下がり、サービスの種類、質も大きく充実する可能性があります。特に低所得者の便益が大きく高まります。家計・企業・行政部門の情報通信費負担が少なくなります。情報通信産業が経済全体をけん引して雇用が大きく増える可能性もあります。
日本中に光ファイバーを敷設する計画がありますが、これは全く必要ないと思います。このような事業が失敗すると国民の便益が高まらないばかりか、損失を補うために公的資金が投入される可能性もあり、その際には税負担が増加します。

気がつけば、来年4月とされる東京都知事選まで、
半年を切っていた! というわけで、
特別企画「私はこの人を都知事に推薦します」がスタート。
東京にとっても、日本にとっても、納得のいく人を選びたい!
東京都民な人も、そうじゃない人も、
「推薦したい」理由を添えて、どしどしご応募ください。

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