マガジン9

憲法と社会問題を考えるオピニオンウェブマガジン。

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みんなのこえ

vol.286

110608up

6月1日から7日に届いたご意見から

■おしどりマコ・ケンの「脱ってみる?」 について

analogobasanさん(女性・京都府)

うーん、不快、じゃなくて、深い!

長いこと生きてるけど、初めて知ることばかり。
マコちゃーん、ありがとねー^^ 
おしどりさんの好奇心探究心、愛にあふれた行動力が、未知の世界へいざなってくださいます…おふたりは希望の光ですわー。ハリガネアートもすてきー。
次号も期待しています。くれぐれもお身体に気をつけてがんばってくださいませね。
ちなみにワタシは「卒原発」を唱えておるの。卒ってみる? なんちて。 
ソツジュにはまだ間がある…てか、まだハナタレ。なオバサン。

■B級記者どん・わんたろう について

mushunekoさん(41才・女性・北海道)

コンピューター監視法案について

一般市民には非常にわかりにくい用語でごまかされ、うかうかしていたら、本当に大変なことになりそうな恐怖を感じます。
民主主義の平和な国に住んでいると信じて幸せにのほほんと生きていた自分も、震災・原発事故後の情報統制、都合の悪い情報を流言飛語として封じようとする力の存在をリアルに感じ、いかに一部の人たちの利益を守るために、いくつものシステムが作られていたのかということ、民主主義はあって当たり前ではない、自分たちで点検し、守っていかなければならない危ういものであることを知りました。
気づけたことと、主体的に皆の力を合わせれば、何かができる! と思えたことは、良かったと言えるのかもしれませんが…まずは少しでも自分ができることをやっていきたいです。わかりやすい記事をありがとうございました。

■B級記者どん・わんたろう について

引退老人さん(77才・男性・海外)

日の丸 君が代をめぐる 一つの意見を紹介します。

http://blog.tatsuru.com/2011/05/31_0930.php
http://blog.tatsuru.com/2011/05/17_1846.php

神戸女学院大学名誉教授・内田樹氏のブログです。君が代・日の丸をめぐる議論が不毛にならないための内田氏のお考えであり、一つの提案です。
この視点をかりて、再度論を立ててみませんか。期待してます。

■雨宮処凛がゆく! について

道産子さん(36才・男性・北海道)

原発について

雨宮さんの故郷である北海道の知事、高橋はるみさん(泊原発のプルサーマルを推進しています)が再選してしまいました。
この期に及んで、原発を推進する政治家がこれから4年も知事をやることに背筋が寒くなります。

■雨宮処凛がゆく! について

パンさん(41才・男性・東京都)

当たり前の要求って、すごいし、超大事だなあ

たしかに、【37京〜67京ベクレル】って、謎というか、想像超えた宇宙の出来事?と僕も思ってしまうなあ。
若い母さんの【一部の人間の欲や金儲けのために福島の子どもが被曝をしている悲劇】って、重い言葉だね。事実をありのまま表す言葉であるのだな、と思う。
福島から来た男性の【私たちがやっていることは“運動”ではありません。ただ、子どもを守るという当たり前のことなのです】もすごい言葉だ!!当たり前のことを言うことなんだよねー。強くそう思う。

子どもを被曝させない要求が実現できるよう、東京に住む僕がやれることをやっていきたいなあ。

■雨宮処凛がゆく! について

メラニーさん(38才・女性・千葉県)

一難去ってまた一難

福島の人たちが大変困っているときに、もう一つ懸念されることがある。
いまだに避難所から抜け出せない住民の方達の中には家も仕事も失っている人が多いのに、国がなかなか義援金を出さない。いくら仮設住宅に入れても、東北地方はもともと不況の中にあるので仕事につけない人も多いだろう。
昔の阪神淡路大震災では冬の寒空の下で仕事もなく所持金が数百円という人もいた。一番気にかかるのはいくら義援金が支給されてもそこから抜け落ちてしまう人が必ず出てくるんじゃないかという事。職を失って行くあてもない人々が出始めるのではないのではないかと思う。
本当に東北は不況だと聞いた。その中で、仕事をみつけ出せる人はいい方で、いつまで経っても働き口が見つからず義援金を使い果たしてしまったらどうすればいいのか。原発事故と同じくこういう事態も気になる。
 

■癒しの島・沖縄の深層 について

TY生さん(71才・男性・三重県)

政治的空白は避けられてホットする

岡留安則さんは「オカドメノート」No.101で《内閣不信任案決議で「菅総理、NO!」をつきつければいい》と述べていますが、震災復興の連続的な政策を打ち出さねばならず、政治空白が許されない状況のもとでは、今の民主党、自民党の下で一刻も早い後継の政治体制が出来るのかと心配していました。
民主党の議員総会で、菅首相が震災復興政策遂行の一定の目途をつけた段階で、総理大臣を辞めると言明した効果で、自民党などが出した内閣不信案決議は否決されました。自民党などが当て込んだ民主党小沢一党の造反者が少数にとどまったためでした。
私は民主党支持ではありませんが、大きな国難に遭遇しているときに政治的空白を生まなかったことにホッとしています。

■その他、感想、ご意見、ご要望 について

エイハブ船長さん(63才・男性・千葉県)

君が代訴訟、最高裁判決に異議あり!

5月30日、教諭に卒業式での君が代起立斉唱を命じた都立高校長の職務命令について最高裁は合憲の判断を下した。
憲法19条が保障する思想・良心の自由は単に内心の自由を保障しただけのものではない筈だ。個人の思想に従って行動する自由も、他人の権利を侵害したり、犯罪を構成したりしない限り保障していると解釈するのが当然で、内心の自由だけならどんな時代にもあった。ガリレオも地動説を公言せず、内心で考えているだけなら宗教裁判にかけられなかっただろう。
一方、19条は権力による市民の思想調査を禁止しているとの解釈は学会の定説である。処分で脅して日の丸・君が代を強制することは、明らかに教員に対する思想調査・踏み絵の役割を果たしており、この点でも明白な憲法違反である。
憲法の番人たる最高裁が行政追認の姿勢を示すのは昨日今日始まったことではないが、このような判決が続くと憲法は画餅に帰しかねない。

■その他、感想、ご意見、ご要望 について

ana_gonさん(男性・神奈川県)

「核廃絶」とは脱原子力

参議院に参考人として出席した小出さんが、締めくくりに引用されたガンディーの箴言。最後の「献身なき崇拝」が、社会的には何を意味するのかを考えてみた。
リーダーたるものが本来献身すべき対象は民衆全体とその暮らしを守ること。それに徹することでリーダーは、多くの民衆から尊敬され、崇拝をも受けるということだろう。だが、「原子力ムラ」のリーダーたちが献身的したのは、国策の遂行と利権の確保に対してであり、不安を抱く民衆に崇拝させたのが、確たる根拠もない「安全神話」にすぎなかった、ということではなかったか。
こうした顛倒が正されないかぎり悲劇はさらに繰り返されるだろう。広島・長崎・第五福竜丸・JCO事故などを経験しても定まらなかったこの国の「核意識」を、こんどこそ転換させなくてはならないと思う。ほんとうの「核廃絶」のために。

■その他、感想、ご意見、ご要望 について

向かい火さん(42才・男性・東京都)

マスコミ(ジャーナリズム)の腐敗について

「マスコミの腐敗の怖さは、マスコミは自分が腐敗したと言わないことです。政治腐敗はマスコミが追及できる。もちろん第三世界で見られるように独裁や恐怖支配があり、報道関係者が投獄されたり殺される場合もあるが、それでもそんな政権は、民衆革命を呼びこんでいずれひっくり返りうる。しかしマスコミが腐ると何の騒ぎにもならない。静かに腐敗がつづくんです」(宮台真司&神保哲生著『漂流するメディア政治』春秋社)

哲学者のジョージ・バークリは「存在するとは、知覚される事だ」と言いましたが、現代社会においては「存在するとは、マスコミ(特にテレビ)で知覚される事だ」と言っても過言ではないと思います。それゆえ、基本的にはマスコミの腐敗もマスコミを通じてしか知る事が出来ません。例えば私のマスコミに対する批判的な意見の根拠になっている情報も、ほとんどがマスコミから得た情報です。
であるがゆえにマスコミの腐敗は恐ろしいのです。

■その他、感想、ご意見、ご要望 について

貧乏障碍者さん

富裕層に理想的な街

富裕層の人は原発が好きみたいだから原発の近くに住んだらどうですか? 良質のエネルギーをたっぷり供給されますよ。
海の近くに住むのが好きみたいだから、原発と海が近い街にゲーテッドタウンでも作って住んだらいいですよ。
軍隊も好きみたいだから富裕層で右翼の人だけ徴兵制で。仕事はファンドでも作って禿鷹みたいに食い荒らしてみれば?
でも人と地球環境を大事にして生きていきたい人にそういうライフスタイルを押し付けないでください。はっきり言って迷惑です。

■その他、感想、ご意見、ご要望 について

にむさん

デンマークのGreen Growth

社会におけるエネルギー消費量の抑制と経済的豊かさの両立は不可能と思われがちですが、デンマークは達成しています。

デンマークのGDPとエネルギー消費量の推移を表したグラフ。
http://www.energymap.dk/Pages/Statistics/Danish-Energy-Statistics

1990年から、2007年にかけて、GDPが安定的に成長していく一方、エネルギー消費量はほぼ横ばいになっており、GDP一単位当たりのエネルギー消費量は減少傾向にあります(GDP一単位を稼ぐために必要なエネルギー量の減少)。他のグラフからは、二酸化炭素排出量の減少や、エネルギー技術等の輸出増加、再生可能エネルギー比率の増加が見て取れます。
日本においても適切なインセンティブが設定されれば、イノベーションが起き、経済成長と社会の省エネ化、エネルギーのグリーン化が同時に進行する可能性はあると思います。

まもなく、震災と原発事故から3ヶ月。
今週末には、各地で脱原発を訴える「611」アクションが予定されています。
何かを変えたい、動かしたい、そう思うなら、まずは行動を!

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