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みんなのこえ

vol.293

110727up

7月20日から26日に届いたご意見から

■おしどりマコ・ケンの「脱ってみる?」 について

analogobasanさん(女性・京都府)

王女メディアかも。真の意味で。

おしどりさん。
この2ヶ月あまり、ずーっとおふたりの後ろ? をちょこちょこついてきたけれど、昨日(19日)は本当に感動しました。いやいつも感動しているけどね。集大成として。いや、オワリっていうわけじゃなくね。昨日カンゲキのあまり即メールしたけど、会場から会場へダッシュのお時間で、埋もれてもたと思うので、今一度。
――ものごっつよかった! 足と汗と涙で稼いだレポートは誰よりもなによりも説得力あった。一人一人がメディアになろう!って、すごいステキなメッセージあんどスローガンやわ。ありがとおおお^^−以下略。
ほんまに、近年メディアのなかで後世に残る!? 名言ざましたよ。今回の記事、最後部はアイタタやったけど、そのとおりです。ワタシもワタシの能天気な生活のためにがんばろうとおもてるもん。
マコちゃん、刺繍もやらはるの? いつか見せてね^^ ケンちゃん、このセシ牛は秀逸よ! 牛さんたちの声を代弁してる。

■おしどりマコ・ケンの「脱ってみる?」 について

とみ新蔵さん(66才・男性・東京都)

「芸人おしどり」様へ。

上杉隆氏の動画から、お二人を知りました。ご活躍のほど、誠にありがとうございます!!
南相馬市の幼女の話を読ませて頂き、原発の怖さを改めて識る思いです。おこころざし! 大変嬉しく、有難き次第です!
私は絵描きですが(http://hiratomi.exblog.jp/16239165/)、針金芸! お見事! 御二人の天才芸へ、感謝致します!

■おしどりマコ・ケンの「脱ってみる?」 について

きれいな夕日さん(64才・女性・埼玉県)

毎日見ています。

上杉隆さんの番組で初めて拝見しました。思いっきり引き込まれました。お二人の仕事に敬意を表します。見ているだけでは、屁のつっかい棒にもならないわと、自問しながらエールを送っています。
国や役人の無責任な対応に、日々ストレスを溜めて、テレビすら、あまり見なくなりがちでしたが、それは心得違いだと、気付かされました。彼らが守ろうとしている物が何なのか? 何故国民の利害と一致しないのか? お二人の水先案内で、とくと見届けたいと思っています。

■おしどりマコ・ケンの「脱ってみる?」 について

向かい火さん(42才・男性・東京都)

マスコミは第四の権力と言われるように強大な権力・世論形成力を持っています。であるがゆえに市民はマスコミを監視・チェック・批判する必要があるのです。

ある医者のいい加減な診断の被害に遭った方が、その医者のいい加減な診断を非難したら、その医者が「私が悪いのではなく医療リテラシーのない患者の方が悪い」「私の診断を受身的に信じた患者が自己責任的に悪いのであって私は悪くない」と言ったとします。その場合、マスコミの方々はその医者の主張が正しいと思われるのでしょうか?
或は、ある飲食店が食中毒を起こすような料理を出しても、悪いのはその飲食店で飲食をした客の方だとマスコミの方々は思われるのでしょうか?
マスコミの方々は、ボランティアではなく報酬をもらって情報を流している以上、情報の品質に対してそれ相応の責任を負っていると思います。しかし、一般的に日本のマスコミの方々は自分達の生産物に対する責任意識が低いように思われます。
それでいて、マスコミの方々は他者の無責任を峻厳に非難するなど、他者の悪や非に対しては非常に厳しい。それで良いのでしょうか?

■おしどりマコ・ケンの「脱ってみる?」 について

paprikaさん(61才・女性・東京都)

ごくろうさまです

連日の合同記者会見、ごくろうさまです。
要点をしっかり絞った無駄の無い、それでいて核心を突いた質問で追求するお姿を拝見していて、おしどりさんの賢さ、情熱、そして何よりも覚悟を感じております。他記者には取り得ない重要な立ち位置を確立されていて頼もしく、期待もさせていただいております。
準備にどれだけの時間を割いていらっしゃるのかを考えますと、頭の下がる思いです。どうぞお体を大切にされますよう。

■おしどりマコ・ケンの「脱ってみる?」 について

Shinさん(56才・男性・海外)

記事へのコメント

1年半前からJICAのSV(シニアボランティア)としてパナマに住んでいます。出身が浜岡原発に近い静岡県袋井市で、原発に関しては以前から心配をしておりました。
今回の福島第一原発の事故が起こってからはずっとネットで関連情報を追っかけていましたが、汚染地域の様子や記者会見でのやりとりなど本当のことが分かりませんでした。マコさんのこの記事はこれまで触れた情報のなかで最も現場の実態を表しているように思います。  
専門知識を持っているだけにつっこみがするどく、僕らが知りたいことを素直に質問したり解説してくれているのでとても頼りになります。応援しています。 

■B級記者どん・わんたろう について

ただの日和見人さん(63才・男性・神奈川県)

菅首相の脱原発発言について

もともと、民主党内に脱原発を唱える議員がいるのかいないのかさえ分らず、閣僚でさえ原発維持を唱える方が多い中で、私的発言だとしても菅さんのこの発言は重いと思う。現実論として、閣僚への根回しや党内への意見調整をしていたとすれば、その時点で潰されていた筈。
故に、著者さんの「独裁者気取りの菅首相」という表現は全く意味が無い。これをキッカケに、原発賛否の国民投票必要論も活発になった現実もある訳で、その意味でも菅さんの発言は意味があったと考える。 
現在、法で認められている国民投票は、憲法改正に関してのみであり、原発の賛否を問うには別な法なり条例なりを整備しなければ現実にはならない。確かに、国会議員の中でも市民運動でもそのための活動は始まっているが、多分法制化の段階で潰れると私は観ている。悲観論かも知れないが、だからこそ逆説的に「独裁者」の出現が待たれるのだと、私は考えている。

■B級記者どん・わんたろう について

衆愚代表さん(36才・男性・沖縄県)

どん・わんたろう氏の指摘は、もっとリベラル・護憲派で共有されて然るべきである

憲法9条改正や自衛隊の海外派兵等を容認する立場ならば話は別ですが、「『個人的な考え』を、さも国の意思であるかのように既成事実化する手法を肯定することが、どれほど恐ろしい事態につながりかねないかを考えるべきである」、と論ずるどん・わんたろう氏の指摘は、反原発を主張する・しない如何に関わらず、リベラル・護憲派の間で共有されるのが自然であるし、そのような指摘をする人物が他にいなかったということは、少々拙いのではないかと思います。

そもそも、「『安全』とか『安心』の為には、どんなやり方でもいい」という立場に対しての最大の批判者はリベラル・護憲派だった筈です。
しかしながら福島原発事故以降、どうもそのあたりにブレがあるように思われます。
原発国民投票の議論なども含め、反・脱原発派の中で、自らのあり方を再考すべきところも少なくないのでは、と私は考えます。

■鈴木邦男の「愛国問答」 について

宮坂亨さん(43才・男性・長野県)

校歌不起立

1987年春、僕は母校諏訪清陵高校での卒業式の時の校歌斉唱で校歌不起立を貫いた。
清陵高校の校歌(「ああ博浪の」)は日露戦争の頃に作られたもので、「天皇に尽くそう」と言った歌詞が出てくる。ある先輩の助言を聞き、今の時代にそぐわないと強く想った。
天皇制や戦争責任といった「新聞の中の話」が自校の校歌・自分の生活と関連していることに気がついた初めての体験だった。
僕の卒業式。まだ日の丸や「君が代」は無かった。日の丸あったら何らかのアクションを起こさなくてはと言う想いと校歌不起立を決意した僕は緊張して式に望んだ。
「君が代」は天皇賛美の歌で国歌とするにはふさわしくないと思う。ならば校歌「ああ博浪の」も校歌としてふさわしくない。歌いたくない歌は歌わないで良い。学校とはそんな多様性と寛容が許される場所であるべきだ。

■マガ9対談 蓮池透さん×森達也さん について

キャロル井口さん(54才・女性・海外)

拉致の対談

素晴らしい対談を楽しませていただきました。横田めぐみさんはじめたくさんの方々が北朝鮮に拉致された事を当時知ってから、自分のことのように胸が引き裂かれる思いで今日まできました。そして私が拉致された方々のために何もしてあげられないことに、腹も立ちます。
制裁は絶対だめです。これは当時から周りの人々によく話してきました。当たりまえです。日本人と日本の政府は昔の戦争のことは謝ったから終わり。拉致した人を帰してほしいから制裁。変な話です。穏やかに話し合いと交流と相手(北朝鮮)をしっかりと抱きかかえる気持ちで進めなければ、解決は絶対にありません。
これからも私が生きている限り心から祈ってまいります。蓮池さん、沢山の私みたいな平凡な人間が応援してますので、これからも拉致された少年、少女、女性、男性の方々の気持ちになって助けてあげてください。

■時々お散歩日記 について

志舫さん(39才・女性・大阪府)

ありがとうございます

朝日新聞の舵とりには、驚きましたが、反省はやはり甘いですね^^ 
民意を伝えるには、地道な方法しかないのかとも思うなか、国民の使うお金の動きはより具体的に世の中を動かすとも思います。
これからは、国民がエネルギー政策の行方もふくめて、スマートグリッドなど技術面から国を動かす時代と感じています。

■その他、感想、ご意見、ご要望 について

TY生さん(71才・男性・三重県)

自民党の中長期政策の報告書を考える

7月20日発表の自民党中長期政策報告書は、政策を進めるキーワードに「自立」や「自助」が掲げられ、個人や企業の努力が今後の経済成長や社会保障改革の前提となるとの方針を打ち出した。社会保障とはハンディに遭遇したり持ったりして、個人が努力しても「自立」や「自助」出来ない人々を国が援助していくことではないのか。
自民党が制定した障害者自立支援法により通所する作業所での自己負担が増え、多くの障害者を家に閉じこもらせてしまう結果となった政策の反省が全く見られない。
中長期政策の報告書には国旗掲揚や国歌斉唱を義務化する項目があり、個人の思想信条の自由の領域に踏み込んできている。世界に向かって宣言している非核三原則を緩め、核兵器を搭載した艦船の寄港を認める「非核2・5原則」。憲法の規定を破壊する集団的自衛権行使を認め範囲を法律で規定する項目も盛り込む。憲法を守り生かす人たちは自民党と対決をせざるをえない。

■その他、感想、ご意見、ご要望 について

森正樹さん(48才・男性・東京都)

残念ながら日米同盟は日本の生命線であると認めざるを得ない

僕は非武装論や情緒的反米主義は有害極まりないと考えるようになりました。非武装論者は命の尊さを説くが、その命を守るために軍隊の抑止力が必要なのであって、「平和主義」は案外底の浅いものなのではないか。
愚者は体験に学び、賢者は歴史に学ぶと言います。戦後日本人は軍備を持つのが悪いことのような意識を植え付けられたが、護憲派は敗戦の体験に囚われ過ぎのような気もするのです。
アメリカが思いつきで押し付けた憲法にいろいろな意味を見出そうとしてきた日本人の努力は涙ぐましいものがありますが、軍事・地政学・国際政治学の素養を欠いた護憲派の議論は仲間内でしか通用しない珍妙なものになっています。
極東では日米韓台のシーパワーと中ロ北のランドパワーが対峙していて、日米同盟こそ日本の生命線であり、アメリカを少しでも長くアジアに引き留めつつ自主防衛力も高める以外に選択肢はないと思われます(「尽忠報国記」等参照)。

■その他、感想、ご意見、ご要望 について

にむさん

火力に資源を集約

再生可能エネルギーの不安定さを緩和することには技術的、コスト的な困難が伴います。再エネを補助金や固定価格買取制度で普及しようとすると、バブルや財政の悪化が生じるかもしれません。再エネで発電する場合は、家庭や地域での自家消費用と考えた方がよいかもしれません。自家消費に徹しても火力発電の負担を減らすことができます。
再エネは、なるべく安く簡単な方法で利用した方がよいと思います。熱源としての利用や機械設備を用いないパッシブ(受動性の)な方法が考えられます。効果も、その分限られますが、化石燃料の節約にはつながります。これからは社会全体で化石燃料を節約して火力の方に回して行くということになるかもしれません。
火力の比率上昇によるCO2の排出増加が懸念されていますが、地球規模で森林の保全と緑化を行うことで、植物にある程度吸収してもらえると思います。

世界に大きな衝撃を与えたノルウェーのテロ事件。
逮捕された容疑者は、
日本を「反移民、非多文化社会の模範」と称えていたとの報道に、
重い気持ちになります。

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