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みんなのこえ

vol.295

110810up

8月3日から9日に届いたご意見から

■おしどりマコ・ケンの「脱ってみる?」 について

あずさん(兵庫県)

カッコいいっす!!

マコさんケンさん、いつもお疲れ様です。いつも本当にありがとうございます。お二人の活動にエネルギー頂いてます。ホンマ脱帽です。
無理はせんとってください。でも、長いものには巻かれんとってください!
庶民いうたら官僚も政治家も殆どは元は庶民です。もう賢い人や詳しい人に丸投げだけは絶対あかん!と思ってます。マコさんがなんぼ恐るべき鋭さを持ってると言って、マコさんに丸投げするつもりもありません。マコさんをケンさんが支えてはるように、みんな長所がある、得意不得意がある。私も自分がやれることからがんばります。
えげつない原発震災ですが、だからこそこの機会に学べるものを全て学んで、前よりええ社会、新しい時代を作るんが我々残った者の責務やと思ってます。微力ですが私もがんばります。これからもよろしくお願いします!!

■おしどりマコ・ケンの「脱ってみる?」 について

Ayacarythmさん(35才・女性・東京都)

私も!!

連載第14回の「元気な人が声をあげなきゃ」に同感です。福島県民が蔑ろにされることは特別なことではなく、日本全国、どこがどうなっても政府は国民を守る気がないということ。他人事ではありません。
で、声をあげたいと思い、デモや署名に参加しているのですが…デモや署名は効果がない(by河野太郎)といいます。私も「みんな怒ろう!」と説いたとして、「じゃあ何をすればいいの?」と問われたら、有効な答えが出ず、心許ないです。方法がわからなくてモヤモヤしてます。
私は頭の悪さを時々言い訳にしてしまうんですが、「難しいことは誰かに任せる」ことで、この国はこうなってしまったんですよね…いかんいかん! 私も真剣に考えます。
おしどりさん、応援していますよ^^!!

■おしどりマコ・ケンの「脱ってみる?」 について

ジャスミンさん(女性・埼玉県)

第14回の感想

いつもありがとうございます。マコさんの行動力に、励まされてます。今週の針金も好きです。
震災以来のこの失望感、無力感、脱力感.…の原因は何か。これまで信じていたものがことごとく覆され、自分の祖国が信じられなくなるというアイデンティティーの喪失? そしてそれらのものに依存しきっていた自分自身の姿と無知をつきつけられたため? と考えていますが、中でもマスメディアへの失望は大きなショック。そんな中でマコさんの存在は希望の光です。
第14回の最後に添付してくださった昨年の資料。石川県には志賀原発がありますから、高い数値の原因と関係があるのでしょうか? 石川県に住む義母は「いつもトラブルで止まってて動いてるの見たことないからだいじょうぶやろ」と言ってましたが。埼玉県民としては、関東で茨城と埼玉にだけセシウムの数値が? なんで?? 周囲にガンの人多い気がするの、関係あるんだろうか?と新たな疑問と不安が湧いてきました。

■おしどりマコ・ケンの「脱ってみる?」 について

Shinさん(56才・男性・海外)

冷温停止ってなに

東電、保安院は原子炉の冷温停止を目標に収束作業を進めてる、ということなんだけど、溶けた燃料を冷温停止させようとしてるんだよね。 
でも、ドロドロになったやつ、今どこにあるのかね。1号機はメルトスルーまで認めたんだけどまだ格納容器の中に留まっていると思っているのかな、ほんとかな。  
格納容器を溶かして、地中にめり込んでいっているとしたら、今やっている循環冷却で冷温停止は見当違いの対策になっちゃうね。地中のやつはほっとけばいいということなんでしょうかね。       
  

■おしどりマコ・ケンの「脱ってみる?」 について

太田あきえさん(女性・海外)

応援しています!

「ニュースの深層」をみて初めておしどりマコさんとケンさんが反原発、福島いや日本、世界の人を守るために活躍していることを知り「脱ってみる?」を読んでいます。
なんと素晴らしい貢献でしょうか! 医学の知識、聡明な脳みそをフル回転して、あらゆる会見に出席し、今後貴重となる質問をされているなんて! 本当にすごい! 今後これらの質疑応答が証拠にもなると思います。
私は今インドに住んでいますが、海外の報道と日本の報道のあまりの違いに当初から愕然としていました。まだ一号機が爆発する前の3月11日、海外では冷却ができないとなると24時間以内にメルトダウンする危険性を伝えていました。爆発後はMOX燃料の危険性までも12日には伝えていました。噺家の師匠の「長いものには巻かれる」的発想は完全に無視してください。気づいて立ち上がった人にしか命は救えないからです。あなたは英雄です!

■おしどりマコ・ケンの「脱ってみる?」 について

taichokuronekoさん(40才・女性・東京都)

感想

いつもおしどりさんの記事を楽しく読ませていただいております。
おしどりさんがすごいところは、単に「どこが悪い」「あれが悪い」というのではなく、自らがメディアになって情報を発信していこうと皆に呼びかけていることだと思います。
私も微力ながら自分のブログ(http://ameblo.jp/taichokuroneko/)で書いておりますが、周囲の反応はどうしても「自分に都合の良い情報」を信じる傾向にあるようです。ビッグコミックスピリッツ版の「日本沈没」にも似たようなことが描かれています。
そういう分かりやすいものを皆に知らせていくことから始めてます。

■おしどりマコ・ケンの「脱ってみる?」 について

Amiさん(45才・女性・東京都)

応援してます!

「ニュースの深層」にご出演されていたのをみて初めておしどりさんのことを知りました。マコさんはなんて洞察力、実行力のある方なんだろうと感動しました。そして、こちらの連載についても知りましたが、なかなか読む時間がとれなかったのですが、第一回から七回までは読ませていただきました。経緯だとか詳細がよくわかりました。
この問題は色んな利権絡みの問題を抱えていて複雑で、知れば知るほど深みにはまっていくような気がします。でも、マコさんはよきパートナーと共に先頭に立って皆の道しるべになってくれようとしています。どうか溺れないで下さい! 私もおしどりさんの後をのろのろとついていくだけでなく、何か行動しなくてはと思います。
これからも連載、楽しみにしています!

■おしどりマコ・ケンの「脱ってみる?」 について

analogobasanさん(京都府)

そういえば

というのも、さすがにオバサンにはだんだんついていけなくなって(泣)、もう一度読み直さなくっちゃと思っていたらもう一週間。それだけおしどりさんも世の中もドトーの日々ということですよね…。
専門的な言葉がわからないのは仕方がないとしても…ワタシ、もっと根本的にわかってないな…と思う。原子炉(ふくいちくん)の中身が「なくならない」ってことが実感できないんだな。例えば穴の開いたバケツの水のように、すっかり流れ出して空っぽになってしまうことはないのかな…なくなるのにものすごい時間がかかるというだけのことなのかな…というようなカンジ…今更びっくりな疑問ですが。流れ出しては困るしね。流れ出してるけどね。
この度の最高値にはもう何をかいわんや…と流石に思いましたが…あらためて学習しなおさないと、オバサンの脳にはしみこまないと思い知った件。
なんかマコちゃんの記事の感想になってなくてごめんなさいね…

■鈴木邦男の「愛国問答」 について

tu-taさん(52才・男性・東京都)

多様性と正義

右翼の鈴木氏が紹介している《「核武装は必要だが脱原発だ」といった意見が有ってもいいと思います》という意見を、多様性な意見のひとつとして容認すべきなのかどうか。そんな主張も含めた広範な運動が求められているのかどうか。
内ゲバで人を殺すことを正当化して、反省しない党派系列の団体といっしょに何かやるのもいやだけど、それ以上に、「核武装を容認」する人と何かをいっしょにやるのはいやだと思う。

■鈴木邦男の「愛国問答」 について

池田哲也さん(48才・男性・東京都)

右から考える反原発デモ

8/3の愛国問答 拝読させていただきました。非常に意義あることと思います…。
ただ、次回は"右から"はとるべきだと思います。"右も左もない"なら必然ではないでしょうか?
次回、"右から"が付いていなければ、参加しようと思います。もし、付いていれば…セクト引き回しの集会と同質だと思います。些細なことではないと思います。次回に期待いたします。

■雨宮処凛がゆく! について

ホタルさん(50才・女性・熊本県)

自主避難は自己責任か?

加害者東電は自己責任どころか呆れるほどの救済措置を受け、被害者は反対に自己責任を突きつけられる?!
東電を残存させるための如何なる税金も電気料金も吸い上げられたくない。
被災者の方々に直接わたるのならば、同じ額かその2倍3倍でも喜んで提供したい。自主避難は生命・健康を守らない国から自分を守る正当な行為です!

■下北半島プロジェクト について

deviさん(32才・男性・青森県)

今こそエネルギーシフト!!

先日、フジロックフェスティバルに行って来ました。今年は脱原発イベント「アトミックカフェ」がフジロックで復活という事で楽しみでした。
加藤登紀子さん、YMOのみなさん、斉藤和義さんらが脱原発を訴え素晴らしいステージでした。
勇気をもらったような気がします!もっと強くならないとなぁと自分に言いきかせました。
地元の建設業者を使って核燃料再処理施設とか作らせて、正直私はそんな仕事したくありません。
最後に、命より大切な電気なんて無いよ!!

■今週の「マガジン9」 について

放射能怖いよ〜!さん

嫌中じゃなくて嫌放射能です

はじめて投稿します。
私も放射能の汚染が怖いので、マガジン9さんの活動を応援していますが、「嫌中からは何も産まれない」という文を書いた人の気持ちがよくわかりませんでした。
中国が列車事故を起こしたのと同じようなやり方で、中国の原発が事故を起こすことが怖くはないのでしょうか。
今日、長崎の被爆者が二度と私たちと同じ人がでないようにと歌っていましたけど、中国の原発が大事故を起こせば、その人達や広島の被爆者は中国から飛んできた放射能で二重被爆者になってしまうかもしれないのです。
中国という国が杜撰であり続けるならば、日本と同じように原発を持つ資格はありません。私は、摩擦を抱えた国々を善き隣人にするために知恵を絞るよりも先に、それらの国が脱原発をする為の知恵を絞るべきだと思います。

■その他、感想、ご意見、ご要望 について

エイハブ船長さん(63才・男性・千葉県)

知識人とは?

久しぶりに故高木仁三郎氏の『市民科学者として生きる』を読み返してみた。高木氏の本は殆ど読んだと思うが、中でもこの本は何度読んでも感動させられる。
女子ワールドカップで優勝した「なでしこジャパン」に国民栄誉賞が贈られるとの報を聞いた。退陣を決めた菅総理が贈るのは政治利用だとの批判があると聞いて失笑してしまった。この賞は元々が政治利用目的の賞じゃないか。高木氏もライト・ライブリフッド賞などいくつかの賞を受賞しているが、こんな意味不明な賞とはわけが違う。
それにしてもこの人が63歳で早世したのは惜しまれる。いかなる権威や権力とも無縁で、日本の原子力政策の危険性に警鐘を鳴らし続けた生涯だった。
66年にサルトルが来日したおり「ベトナム戦争に反対する人が知識人なのです」と知識人を定義しているが、これからは戦争は勿論、原発や核兵器に反対する人こそ知識人であると定義すべきだろう。

■その他、感想、ご意見、ご要望 について

TY生さん(71才・男性・三重県)

現行のPKO協力法の範囲で国際協力を

民主党政権下で政府の「PKOの在り方に関する懇談会」が行なわれ、国連平和維持軍(PKF)への参加や武器使用権限の拡大検討が必要だとする中間報告を公表した。今秋にも結論を出す考えを枝野官房長官は示した。中間報告の中に他国の部隊が攻撃を受けた場合その場に駆けつけて部隊を援護する任務を盛り込む。
駆けつけ防護は安倍政権下の「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」にも盛り込まれていた。武力志向は相変わらずだ。
PKFの武力行使は常に最低限、統制的に実施しなければならない。これは受入国の信頼、派遣地域の緊張状態、平和維持軍参加国の態度を悪化させる危険性が高いからだ。武力の行使が許されるのは自衛戦闘においてのみだ。自衛戦闘とは兵士個人または部隊の一部が危険に陥った場合、対立勢力の一方が平和維持軍を撤退させようとして平和維持部隊の安全が危険となる場合などで認められる。
以上を見れば駆けつけ警護はPKFの必然的な任務とはいえない。

■その他、感想、ご意見、ご要望 について

マングースさん(東京都)

何を争っているのか

民主党は震災復興のための公債特例法案を通すため子供手当てをめぐって野党と妥協したのなんの。それに対し鳩山氏が「マニフェストの理念がくずれる」と批判したという報道がなされている。
しかし、もともと財源もないのに所得制限なしで手当てをバラ撒こうとすることのほうがおかしいのであって、鳩山さんの硬直した「マニフェスト原理主義」はもう通用しない。自民党から言われるまでもなく所得制限は当然である。
だいたい去年の政権交代はそれまでの自民党の悪政に国民が「もうやめてくれ」とノーをつきつけた結果であって、民主党のマニフェストをすべて支持した結果ではない。おかしなものは修正して当たり前である。こんなことで争ってないで妥協できるものは妥協して早く復興のための法案を通してもらいたい。本来民主党らしき政策は(格差是正などのように)別のところにあるはず。

■その他、感想、ご意見、ご要望 について

ana_gonさん(59才・男性・神奈川県)

核の利用は、反平和

原子力=核の平和利用。いいかげん、この常套句を口にするのはやめよう。核技術は、政治利用やビジネス利用によって、人間の物欲を満たすことが可能だとしても、世界の平和を創造したり進展させたりすることは、決してできないのだから。

■その他、感想、ご意見、ご要望 について

向かい火さん(42才・男性・東京都)

報道の在り方や質について(その2)

私が報道の在り方や質に拘る一つの大きな理由は日本の戦前の歴史にあります。
柳条湖事件が発生した時、日本政府は当初事変の不拡大路線をとっていましたが、マスコミが満鉄線を爆破したのは中国側であると虚偽報道を行い、かつ関東軍を応援する偏向報道をした事によって、世論が事変を拡大しようとする関東軍を支持するようになりました。
当時の日本は男性のみとはいえ普通選挙制度を導入していたので、日本政府も民意には逆らえず事変を拡大し、日本は泥沼の15年戦争へと突入して行きました。
世論形成に極めて大きな影響力を持つ巨大メディアの虚偽報道や熟慮を欠いた偏向報道は非常に恐ろしい結果を招く事があります。
私は公権力が言論・表現を検閲、規制するのには反対ですが、報道人の方々には世論をミスリードしないよう報道倫理を持って頂きたいとも思っています。

■その他、感想、ご意見、ご要望 について

にむさん

移動中心の復興

・沿海部での居住を制限する。土地の所有権を緩和する。生活基盤を内陸部に移転し、内陸部に重層的に堤防を設ける。
・被災者への支援は現金支給を中心にし、頭金を中心にする。勤労所得が発生したら追加支給を行う。追加支給額は稼得額の増加に応じて増やす。生活再建が困難な人には別途対応する。
・仮設住宅よりも、賃貸住宅の活用に重点を置く。現金支給によって人口の移動を促す。
・ネット上に日本中の住居・仕事情報のプラットフォームを作る。メールやフォームで履歴情報を送信し、スカイプなどを使って面接を受けられるようにする。仲介係を設置する。職業紹介業における民間企業の参入制限を緩和する。
・人材派遣企業などが被災者を雇用して日本全国に派遣する仕組みを作る。
・雇用のために最低賃金を下げる。
・被災地への投資を促進する。投資家が被災地企業の株式などを購入して得た利益に関しては非課税とする。
・復興予算を可能な限り圧縮する。

今週の「マガジン9」は夏休み合併号でお届けです。
次の更新は8月24日(水)。
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