マガジン9

憲法と社会問題を考えるオピニオンウェブマガジン。

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みんなのこえ

vol.301

110928up

9月21日から27日に届いたご意見から

■おしどりマコ・ケンの「脱ってみる?」 について

ひふみさん(55才・東京都)

ヘルシーメディア

日本の事、素晴らしいとは手放しでは言えないとマコさんが書かれていましたが、確かに現実は厳しい。ですがマコ・ケンさんのような方々がいらっしゃるって事が、日本もまだまだ捨てたものではないって事ですよ。  
これからも 大いにヘルシーメディアを摂取させていただきます。 

■おしどりマコ・ケンの「脱ってみる?」 について

豊田さをりさん(52才・女性・大阪府)

やっと秋になりました

マコさんケンさんお元気ですか、いつも色々てんこ盛り情報ありがとうございます。
3・11後自分の無知さを恥じるばかりです。マコさんのSPAの記事のデマ認定の時もプルト出てんのに何が争点とされてるのかわからなくて。もっと原子力のこと知りたくて、ネットを漂うだけでなく系統的に解りたい、子ども向きのわかり易い資料ないでしょうかね…。

■おしどりマコ・ケンの「脱ってみる?」 について

日の入りのジイサンさん(67才・男性・東京都)

記者会見も見てますが

東電政府記者会見の高度な質問、簡単に引下がらぬ熱意に驚き調べた結果、本頁発見。各記事に日付けが欲しい。中身は上々。本日0921記者会見、貴方の以前の質問への回答があったのに応答無きまま放送CS350が切られた。会見に出られる人の制限があった由、それで出られなかったかと心配? 昨日の明治公園集会・デモのNHK他のTV報道の扱いに疑問。

■おしどりマコ・ケンの「脱ってみる?」 について

ママさん(34才・女性・東京都)

子育て世代が情報をきちんと選るのが難しいという広河さんのご意見について思う事。(長‥)

はじめまして、マコさんの記事いつも拝読しております子育て真っ最中2児の母親です。
タイトルの件について。私たち世代は確かに忙しいですが子供の未来について他人事ではいられない為、ネットなどを活用して幅広い情報に触れ共有する努力をしています。実感として、情報に偏りがあるのが私たちの親世代(戦後生まれの60代〜)では‥と思います。情報は新聞とTVだけ。危機感も薄く、ネット情報には懐疑的というか疎い。
子供達に選挙権はありません。選挙権を持つこの大多数の“壮年”層が、重い腰をあげてくれなければ、下の世代、そのまた下の世代の未来をつぶしてしまうように思えてなりません。彼ら(自分の親を含め)をどのようにすれば巻き込めるのかが今の私たちの課題のひとつかと思うのですが、マコさんはどう思われますでしょうか?

■おしどりマコ・ケンの「脱ってみる?」 について

usacoさん(女性・新潟県)

「脱ってみる?」の本の出版希望します

おしどりマコ・ケンの「脱ってみる?」をいつも楽しみにしています。すごくすごく勉強なさっていて、とても分かりやすく記事を書いてくださって、尊敬しています。
これまでの記事をぜひ、本にして欲しいと思います。すでに出てたり、計画があったりしますか? 本当に、本にまとめて欲しいです。
私の周りでも、記事を読みたいから印刷してくれという方が多いです。本にならないの? と聞かれました。もちろん、本が出たら宣伝します。
ぜひ、お考えください! よろしくお願いします。

■おしどりマコ・ケンの「脱ってみる?」 について

coxさん(27才・女性・海外)

未来の子供たち

おしどりのマコさん・ケンさん、いつもわかりやすく前向きな気持ちになれる情報をありがとうございます。
今回のハンガーストライキの若者の記事、とても興味深く読ませていただきました。
団体に属さず、生き方も考え方も違う個々の一人ひとりが集まり場を作っていく・・・そういう若者が日本に存在し始めていることにとても大きな希望を貰った気持ちです。
今日、拙ブログに記事のリンクと写真を一枚張らせて頂きました。
http://coxorange.exblog.jp/15598821/
これからもご活躍を応援しています。

■川口創弁護士の「憲法はこう使え!」 について

小山宥一さん(65才・男性・長野県)

高校の退学と学習権

川口弁護士の連載第8回は「高校の退学と学習権」の問題でした。中には、充分指導を尽くさないまま、説明もなく退学を勧告してくる高校もあるでしょう。
しかし、度重なる重大な問題を起こす生徒に対し、生徒の心に寄り添って親身な指導をしてきても全く反省できない生徒がいることも事実です。このような場合、新たな場での再出発が本人のためにも良いと判断し退学を勧めることも出てきます。
ところが、法律に詳しい方の助言を受けると、法を盾にとって退学を拒否する親がおり、本人の態度や反省は改善せず、むしろ後退する傾向が多いのです。助言される方も形式的な法律論でなく、本人をどう生かすことがよいかを、親と教師と共に考えていただきたいと思います。

■雨宮処凛がゆく! について

kiyoさん(男性・東京都)

脱原発デモ!

私もできる範囲で行動しているのですが、ちょっと怖くなってしまう事柄が、右翼、左翼というイデオロギーがはいってくることなんですね。私は単純に被ばくは嫌だ、子供たちを守ろうよ! ってスタンスなんですが、正直、警察より怖いんです。もちろん思想、概念は大事ですし自由なんですが、仮にちょっとでも異論を唱えたら何をされるかわからないという…私は小心者なので勘違いでしたら関係者の方々ごめんなさい。

■雨宮処凛がゆく! について

川崎 三郎さん(71才・男性・神奈川県)

学生たちはどこ?

60年安保世代として反原発デモに学生の集団的な参加があまりない事が気になります。
「このままでは社会の行く末が危ない」と感じた時に、まず学生が反応するのは古今東西を問わず共通の現象です。昔話で恐縮ですが、60年安保では学生自治会の呼びかけに応え、学部やクラスごとの手作りの旗などを掲げた万人単位のデモが何度も行われ全体の運動を先導しました。
政治家は自分の地位が危うくならなければ、原発廃止に向けて積極的に動くことは期待できません。選挙は彼らを動かす好機ですが今は次の国政選挙を悠長に待っている余裕はありません。大江健三郎さんや柄谷行人さんが「政治家を動かすために今こそデモを!」と呼びかけています。
今の学生が「街頭デモなど秩序を乱す反社会的な行動」と考える風潮の中で育ったことや原発事故の衝撃を消化するのに時間がかかることは理解できます。でもそろそろ大江さんや柄谷さんの呼びかけに乗ってみてはどうかな。

■雨宮処凛がゆく! について

たんぽぽさん

「14歳からの原発問題」買ってこれから大人になる子どもにも読ませます

『図説 危険な話』に昭和62年度の泊村立中学生のことばが載っている。
「大人の人達はあと何十年かたったらこの世からいなくなってしまうから原発のために受ける影響のことなどそんなに真剣に考えていないと思うのです。」
野田首相は国連演説で原発を輸出することを表明したそうだ。私は、世界中に原発を増やすことは戦争を仕掛けるぐらい絶対してはいけないことだと思う。地球上から住める場所食べ物を育てる場所がどんどんなくなってしまう。ウランも後、何十年も経てば枯渇するだろうと言われているのに原発で出る核のゴミは何万年も放射能が消えない。子孫は原発の恩恵を受けず負の遺産だけ残される。人間としてやってはいけないことを先進国と言われている国がやろうとしている。止めてほしい。

■松本哉ののびのび大作戦 について

ドグラ☆マグラさん(28才・女性・東京都)

さよなら原発集会

19日にも「さよなら原発集会」があったんですね。私は知らなかったので行けなかったけど、新聞に「民主主義が動き出す」と好意的な感じで書かれていて、11日のデモとは大分扱いが違うなあと思いました。
それにしても、11日の警察の警戒ぶりは異様でしたね。枝野さんもどちらかというと脱原発寄りらしく、経済界から警戒されているそうですが、放射能が生態系にとって危険であることは明らかなのに、「原発は危険」と当たり前のことを言っている人が、なぜこんなにも危険視されなきゃいけないんだろう…。経済成長のためには原発が必要なのかもしれないけど、放射能に脅えながらの生活じゃ、誰も幸せになれないと思います。
いろいろ風当たりも強いかもしれないけど、今後も反原発デモを続けてほしいです。

■時々お散歩日記 について

tochiroさん(45才・男性・神奈川県)

自滅する国家 自壊するマスメディア

本当にそのとおり。私の言いたかった事をすべて代弁してくれた思いがしました。
どうもありがとう。今後もいい日記を発信し続けてください。

■みんなのこえ について

栄田千春さん(26才・男性・岐阜県)

都合のいい方(運営含む)の多いこと

麻生さんがマスコミからどうでもいいことで叩かれていた時は、一緒になって叩いてた癖に、旧社会党出身の大臣が叩かれると一転してマスコミ批判ですか。鉢呂さんが本当に問題発言していない確証はあるのですか? ま、マスコミが屑なのは同意です。彼らも立派な「権力」なのだから、監視は怠ってはいけませんね。

■みんなのこえ について

TY生さん(71才・男性・三重県)

憲法9条は平和を願う世界の市民にとっての共有財産

「みんなのこえ」vol.300に「9条はアジア諸国、特に中国に対し侵略を繰返さないという誓約でしたが、中国の軍拡で意味を失いつつあります」という意見があった。
憲法9条は今なお自衛隊を海外派遣するときの行動を規定している。米国の戦争に協力したテロ特措法やイラク特措法。それに現在のPKO協力法には必ず次のような行動制約が盛り込まれている。「武力による威嚇又は武力の行使に当たるものであってはならない」。この規定によって戦後、自衛隊は海外で人を殺さず、殺されもしなかった。
2008年5月4日から3日間開かれた「9条世界会議」は世界から1万5千人が参加し、参加した世界の人々は、憲法9条が国際紛争の武力による解決を否定していることを評価し、憲法9条が日本にとって平和の礎であるのみならず、平和を願う世界の市民にとっての共有財産であることを再確認している。

■その他、感想、ご意見、ご要望 について

マングースさん(男性・東京都)

左翼が支持を伸ばし議席をとるには

左翼の使命は、野放しの資本主義では広がる一方の格差や貧困をいかに最小化するかであろう。この目的(それは憲法擁護も含まれる)だけに特化し、他の、靖国神社参拝反対とか沖縄米軍基地反対の類の主張はやめたらよい。これらは反日的な中朝ロ韓の覇権主義に与すると見られてしまう。また、軍事費削って福祉充実とか、増税なき福祉充実というのも非現実的である。増税は逆進性の強い消費税アップよりも先に所得増税の累進率を増すことを主張したい。
また、小泉元首相、石原都知事、橋下大阪府知事などが、対抗勢力を悪者に仕立て上げるようなパフォーマンスで国民(住民)の支持を集めている(きた)が、左翼も逆向きのパフォーマンスをしたらどうか。ポピュリズムにはポピュリズムで対抗するのだ。民主党が公明党と小選挙区制是正・廃止で共闘するのも選択肢のひとつである。

■その他、感想、ご意見、ご要望 について

森正樹さん(48才・男性・東京都)

正常な国防意識まで歪めてはならない

品川正治氏は尊敬するべき護憲派ですが、北朝鮮に核を撃ち込まれても反撃しないのが9条の立場だという話は論外で、正常な国防意識まで歪めてはなりません。国防の重要性を理解した今では、護憲派がよくする大砲よりバターをという主張こそ、「女子供」の俗耳に入り易い感傷的俗論と思えます。無闇に軍備を増やす必要はないが、文化・教育・福祉等は国防という土台の上に成り立つもので、戦争になれば失われてしまうものなのです。
戦後日本の武器を捨てるのが格好いいという風潮は、人前を裸で歩くのが格好いいというのと同程度の幼稚なものです。
また国際的には日本はアメリカの核の傘の下にいると思われていて、そのことで膨大な安全保障上の利益を得ていて、日本人は核について考えずに済ましてこれたのです。こうしたことに無自覚な左翼の反米論は百害あって一利なしで、自主独立のための核武装を説く兵頭二十八・伊藤貫氏等のほうがむしろ正直に思えます。

■その他、感想、ご意見、ご要望 について

向かい火さん(42才・男性・東京都)

公共(public)、公正(fairness)について

アメリカのジャーナリストの方が「日本の報道は偏向しすぎている」といったような批判をされる事がありますが、アメリカでは原則的にジャーナリズムは公正、かつ客観的な報道をしなければならないという報道倫理があるようです。
日本の報道が偏向しすぎているのは、日本のジャーナリズムがどうこうというより、日本の文化では「公共」「公正」という発想が基本的に希薄だからだと思われます。
公共とは簡単に言えば、人々が平等な権利を有する、排除の無い(偏向してない)開かれた領域です。例えば公園は誰もが平等に利用する事ができるでしょう。
公正を400字以内で説明する事は出来ませんが、公正の一つの大きな要素は偏向してない事です。例えば、ある政策が社会の中の特定の層のみを利するものならば、その政策は不公正であると言えるかもしれません。但し、それだけで公正、不公正が決まるわけではなく、公正であるがゆえに偏向している場合もあり得ます。

■その他、感想、ご意見、ご要望 について

宮坂亨さん(43才・男性・長野県)

脱原発世界会議に向けて

信州、上諏訪に住む者です。
9・11は松本での脱原発サウンドデモに参加しました。9・19は下諏訪での脱原発諏訪連絡会主催の「福島のお母さんのお話を聞く会」に参加しました。諏訪からバスを連ねて東京の集会・デモに行った方もいるそうですが、今回は「シンク・グローバリー・アクト・ローカリー」で地元の集会に参画しました。
これから、小さくとも各地でデモや学習会が継続され、脱原発への志と行動が高まり、2012年1月14〜15日、横浜での脱原発世界会議の成功へと結集するようにしたい。「われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する」憲法前文の平和的生存権と原発は相容れない。核と人類は共存できないと確認する時にしたい。

■その他、感想、ご意見、ご要望 について

にむさん

移住を前提にした地方自治

被災地沿海部の鉄道はなるべく復旧しない方がよいと思います。代わりにバスを通してはどうでしょうか。バス事業も赤字になると思いますが、鉄道事業の赤字よりは小さいのではないでしょうか。路線変更も柔軟にできます。鉄道が無いと生活が困難な人には行政が移住を支援する必要があります。被災地の復興では土地所有権の縮小と住民の移住を基本にした方がよいと思います。
被災地以外の自治体も同様だと思います。地方自治体の歳入は経済の停滞、人口減少、高齢化、地価下落などによって減少しています。行政サービスやインフラを従来と同じ形で維持することは困難になります。特に人口が疎らな地域は行政コストが掛ります。
これからは行政コストの大きい地域の住民に移住してもらい、人口の集約化を行わないと地方自治体の機能を維持できなくなるかもしれません。また、過剰な公共事業を行うと人口移動が妨げられ、潜在的な成長力が低下する危険性があります。

ライト更新だった先週の分も…というわけではありませんが、
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