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みんなのこえ

vol.329

120418up

4月11日から17日に届いたご意見から

■雨宮処凛がゆく! について

ひろゆきさん(41才・男性・熊本県)

感想です。

今の日本の政府経済界には怒りを過ぎて何を言っていいのか分かりません。人々の健康よりも金儲けの方が大事なのだと思います。人を殺してでも国際競争に勝ち抜き自らの規模を大きくしてゆく、経済界にはそれしか能がないのだと思います。
僕は原発全て廃止した方がいいと思います。しかし雇用の問題もあり今すぐ全廃は難しいと思うので、危険な立地条件のもの、古くなった原発から廃止にし、建設中も含め新規のものはもう一機も作らないで再生可能エネルギーに雇用投資も切り替えてゆくというのが理想かと思います。今すぐ全原発廃止可能ならそれが一番いいと思います。
再稼働に慌てる政府。民主も自民も莫大な企業献金をもらって、経済界の言いなり。怒りを過ぎ悲しくなります。僕は20年以上ひきこもり状態で心と体の健康を失い、動けないことに怒り悲しみがあります。書くことしが出来ないので書かせていただきました。失礼します。

■雨宮処凛がゆく! について

TokiNoKawaさん(48才・男性・愛知県)

「電力はどうする」「経済はどうする」

「電力はどうする」「経済はどうする」という声が、原子力ムラが流布してきた流言飛語であることを、日本国民は知るべきではないのだろうか。
広瀬 隆氏は『原発の闇を暴く』などで、原発なしでも電力が余っているだけでなく、原発こそが経済的効率性がない、日本でも最悪の発電施設であることを明らかにしている。
そもそも、なぜ消費税増税をしながら、10兆円以上もの税金をつぎ込んで東電を存続させなければならないのか。
佐高 信氏の『日本の社長はなぜ責任をとらないか』や、奥村 宏氏の『東電解体―巨大株式会社の終焉』を読めば、法人を裁けない法制度や大企業を優遇する制度が、日本経済を停滞させていることが、明らかではないだろうか。
今のまま原発や東電を存続させることこそ、日本経済に悪影響を及ぼすものだと思う。

■雨宮処凛がゆく! について

TokiNoKawaさん(48才・男性・愛知県)

いまこそ、「東京裁判」ならぬ「福島裁判」を!

浪江町が国と県を刑事告発する方向で検討していることが11日、分かった。http://www.minyu-net.com/news/news/0412/news8.html(4/12付、福島民友)

また、『福島原発事故の「犯罪」を裁く』『刑事告発 東京電力』などの本も刑事告発を提案している。
だが、『私たちは、原発を止めるには日本を変えなければならないと思っています。』の本の通り、現在の検察・司法制度では、原子力ムラの人間たちを裁くことも起訴することもできない。
よって、今こそ、福島原発事故の戦犯たちを被害者たる日本国民が陪審員制度によって裁く、「福島裁判」の開催を提案したい!
太平洋戦争を起こした人間を戦犯として裁いた「東京裁判」は、「戦勝国が敗戦国を裁く」と批判されている一方で、画期的な裁判でもあった。
政治や司法制度が裁けない今の体制には多くの膿が溜まり、それが3.11という世界最悪の事故を引き起こした。その膿を取り出すためには「福島裁判」しかないであろう。

■松本哉ののびのび大作戦 について

ドグラ☆マグラさん(29才・女性・東京都)

感想

世の中暗いですねえ。
私も最近、TPPの事から姉の引越しの事、平清盛の視聴率が悪い事までいろいろ心配してるうちに胃が痛くなりました。どうでもいいことまで勝手に抱え込んで悩んでしまいます。
人間、楽天的なことが何よりですね。

■マガ9対談 について

Y. T.さん(69才・男性・福岡県)

対談蓮池透さん×森達也さん「拉致」解決への道を探る

まったく同感です。完全解決として、責任者の処罰等国際感覚を疑うような条件があると聞いています。解決して欲しくないからです。問題が解決すると、厚労省のセクションがなくなる、家族会がなくなるからだと思います。家族ではなく、当の被害者の身になるべきです。ある日突然、能登半島の浜辺で見つかるような解決もあり得たわけです。領土問題、調査捕鯨、常任理事国入りと同じレベルの問題でしょう。

■小田原発!「エネ経会議」 について

橋元さん(72才・男性・埼玉県)

エネ経済 脱原発

良い内容でした。 地域経済界の声。

■みんなのこえ について

TY生さん(72才・男性・三重県)

多摩散人さんの私への反論を読んで

多摩散人さんは《TY生さんは憲法9条の理念が「国際紛争の解決に武力の使用を禁ずる。国連憲章2条の3・4項と理念は共通する」というが、9条がそんなにありがたいものなら、9条の理念を現地の反政府ゲリラたちに説いて聞かせてから、外国軍の武力による警護など頼まずに仕事をすればよいのではないか》と述べた。この主張は実際の紛争解決を行う手順を認識していない意見だ。
憲法9条や国連憲章2条の3・4項の理念は、国家間の規範を示し、国際秩序の正しく平和的なあり方を規定したもの。
国家間や国内紛争については、国連は調停や紛争当事者に停戦を勧告し、停戦に同意した場合は国連平和維持活動を行なう場合がある。武力では問題は解決しないとの考えで、平和的な方法での問題解決するのを基本においている。憲法9条の精神と無縁ではない。
イラク侵略戦争で悪の味方をした日本政府の武力行使を歯止めした憲法9条は多摩散人さんが言う稀代の悪法ではない。

■その他、感想、ご意見、ご要望 について

佐野 鷹男さん(46才・男性・愛媛県)

国家意志として北朝鮮は核を手放さない

北朝鮮からの「人工衛星」発射が失敗に終わった頃、南朝鮮のメディアである中央日報のサイトに金正日の遺書として以下の文章が出ていた。

「6カ国協議を、われわれの核をなくす会議ではなく、われわれの核を認めて核保有を全世界に公式化する会議にするべきであり、制裁を解く会議にしなければならない」

すなわち、北朝鮮が核を放棄することは金正日の遺言に背くことであり、この国家にとって絶対にあり得ないことを再認識した次第である。日本人の多くの願いである「非核化された世界」という願いとも相容れないことも再認識した。その上で、「核持ちクラブ」を目指さないほうが北朝鮮の国益に叶うことを、日本国は示すことが出来るだろうか? 出来なければ、憲法9条などの平和主義は欺瞞と、内外からみなされ続けることであろう。

■その他、感想、ご意見、ご要望 について

エイハブ船長さん(64才・男性・千葉県)

橋下大阪市長は信用できるのか

橋下市長が反原発を主張している。私も原発には反対だが、それでは反原発の点のみでも彼を支持できるのか。彼と鋭く対決してきた人の中にも「橋下さんが市長として関西電力と戦う姿勢に共感しています」と反原発に関しては彼を支持する人もいるようだが、私の答えは否である。
月刊誌『世界』5月号に名古屋大学教授中嶋哲彦氏が「収奪と排除の教育改革」と題して論文を寄せ、この中で教授は「橋下氏はいつも決然たる態度で政策を主張するが、それらはしばしばほんの少し前の政策とさえ正反対のものだったり、同じ時期の同じ領域の政策の中にも相矛盾するように見えるものが並走していたりしている」と書いているが全くその通りである。
現に彼のブレイン堺屋太一氏は原発推進派である。彼は、人気取りのためなら、何でもリップサービスとして主張するだろうし、世の中の流れが変わればいとも簡単に前言を撤回するだろう。私はこの人物を全く信用していない。

■その他、感想、ご意見、ご要望 について

向かい火さん(42才・男性・東京都)

TPPについて(その21)

野田首相は「TPPはビートルズだ」と仰ったようですが(http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2012032400275を参照)、TPPは日本の社会制度システム(国や社会の形)を大幅に変えるような条約であり、かつTPPに参加した場合、農業を中心に大勢の人々が路頭に迷う可能性もある条約なので、TPPをビートルズに譬えるのはあまりにも軽すぎると思います。
譬えるのであればTPPは経済版の太平洋戦争だと思います。TPPでは関税が原則全面的に撤廃され、かつ非関税障壁(経済的規制など)も過激に撤廃、緩和されるのだから、どう考えても、TPPはやるかやられるかの経済戦争だと思います。
TPPに参加(参戦)した当初は日本の製造業に対する期待感から株価が上昇し景気がよくなるかもしれませんが、次第にTPP反対派が懸念していた様々な問題が表面化してきて徐々に戦局が悪化し、国民の暮しが焼け野原になるのではないかと私は危惧しています。

北朝鮮の「ミサイル」報道にまぎれるようにして、
野田政権が、大飯原発の再稼働を容認。
なぜこの状況で、との怒りが収まりません。

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